<49カ国目;タンザニア>その国の印象は、出会った人に大きく左右される。
- 2016/06/26
- 04:26
現在、ザンビア・リビングストン。
ここはもう、ヨーロッパ。
久しぶりのスーパーマーケットにテンション上がったけど、これでアフリカらしいアフリカの旅は終わってしまったみたい。
すごく大変だったけど、そう思うとちょっぴり寂しいね。

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大好きなルワンダからやってきたのはタンザニア。国境付近の街、カハマを経由し、やってきたのはモシの町。
キリマンジャロ登頂やンゴロンゴロ保護区、セレンゲティ国立公園などのサファリの拠点となる街です。
欧米人観光客がいっぱい。
観光客が集まるところ、、、そこにやってくるのはウザい客引きたち。
一人振り払うとすぐまた次がやってくる。
「ラフィキ!(友達)キリマンジャロ行く?」
「さっきから、キリマンジャロには登らんって言ってるやんか!あなたイケメンだから行こうかしら?とかならんから!今断ってたのみとったやろう
」
んもぉ\(*`∧´)/私、このやりとりが大っ嫌い。だからインドもエチオピアも嫌い。
そして、親切心なのかわからないけど、タンザニア人、1つ質問するとそこからの展開がびっくりするくらい長い。
〇〇にはどうやって行ったらいいの?って質問したもんなら、
『そうだねぇ。タクシーだ。タクシーはちょっぴり高いけど、君は僕の友達だから、安いタクシーを紹介してあげるよ。タクシードライバーは僕の親友なんだ。車も日本車のノアで綺麗で乗りごごちもいいよ。彼はガイドもしてくれるし、写真が撮れるよ。今電話してみるね。あっ!別に使わなくても大丈夫、とりあえず値段聞くだけだから、、、。あっ、いま近くにいるらしくて、ここまで来てくれるって。話すだけ、ね!!』
となって本当にドライバーがやって来ちゃう。まあ、断るのですが。
レストランでも、値段を聞くと。
「おれはここのマネージャーだ。何が食べたい?ビーフとライスで3000シリング。えっ?チキンがいいの?チキンも3000シリングね。サラダ?野菜欲しいの?とりあえず座ってよ。野菜ね、野菜は彼女がシェフだから彼女と相談してね。ビーフとライスで3000シリングだよ。魚?魚は7000シリングね。とりあえず座ってよ。おれはここのマネージャーだから何でも聞いて。ビーフとライスで3000シリングだよ。」
ってずっと話しかけてくるからまともにメニューを見れない。しかも食べてる現地人に値段を聞いたらやっぱりぼったくり価格。
イライラしてくるから店を出ると、また、
「ラフィキ!キリマンジャロ行く?グッドプライスだよ!」が始まる。
、、、、外を歩く気が無くなる(´Д`;)
サファリツアー探さなきゃなのですが、足が外に向かない。宿で申し込むと予算オーバー、、、。
そんな時に現れた救世主日本人、おおやさん!!
おおやさんはお仕事の関係でモシに長期滞在中。旅行会社のお知り合いも多く、サファリツアーを扱っている会社を2社ほど紹介してくれた。
2社とも、なんと私たちが泊まっている宿までわざわざ出向いてくれて値段交渉。
私たちの2週間前にモシからサファリツアーを申し込んだ旅友から聞いた値段を基準に値段交渉するも、
どうやらオンシーズンに入ってしまったようで彼らと同じ値段まで下がらない、、、。
そして、誰かとジープをシェアすることでのトラブル(相手方のホテルまで迎えに行くのだが、そのホテルが離れていた上に、そこでかなり待たされ、サファリでの滞在時間が減った、というもの。)の話も聞いていたので、ジープは自分たちだけでチャーターしたい。
でもどちらもこちらの要望をできる限り汲んでくれようとしてくれたしとても親切だった。
2つの中から私たちが選んだのは、Kili cottageからのツアー。
なぜなら、これ、本当は書いてはいけないのかもしれないけど、、、、
オンシーズンになってしまって、どう頑張っても予算オーバー。
そんな私たちを見かねてか、ガイドさんのお宅の庭に自前のテントを張ることを提案してくれたのである。
そしてなんと、ツアーから帰ってきた日に、旅人の間で大絶賛の癒し宿、Kili cottageの無料宿泊をつけてくれたのである。
そんなわけで無事サファリツアーも申し込み、この日はおおやさんにモシの街を案内していただいた。
タンザニア人のゴットウィンさんも一緒に。
ゴットウィンさんは医療系の学生さん。なんと、キリマンジャロ登頂のポーターの仕事で学費を稼ぎながら学校に通っています。
そんなゴッドウィンさんは日本語ペラペラ。どうやって勉強したか聞くと、
「日本放送協会」とのお答え。
にほんほうそうきょうかい、、、あっ!NHKね!
世界に一つだけの花、優しさに包まれたたら、と日本の歌を披露してくれる。とてもお上手。
どこで知ったの?って聞くと、
「日本放送協会」とのお答え。
「ちゃくせき!」そう言って私たちに椅子を勧めてくれます。
ここまでに関わってきたタンザニア人とは全く違った印象のゴッドウィンさん。
この人日本人じゃないの?っていうくらい私たちに気配りしてくれる。
彼のおかげでタンザニア人の印象180度好転。旅をしていたら色んな人に出会う。
いい人も悪い人も。なんど嫌な目にあっても、たった一人素敵な人に出会えただけで、その国の印象や感想はガラッと変わる。
私の旅の1番の目的はそんな人に出会うことなのかもしれない。絶景や遺跡を巡ること、もはや私の中ではそんなに大事なことじゃないかもしれない。私はたくさんの人とおしゃべりしたい。ローカルも旅人も。
キリマンジャロのポーターとして働き、学費を稼ぐゴットウィンさん。もう何度登頂したか、数え切れないらしい。
ちょうど宿でこれから登頂する旅人がガイドさんと準備やミーティングをしていたところを横目で見ていた。
ガイドさんとポーターさんのお仕事は、登頂前から始まっている。
ポーターさんの荷物の量、尋常じゃない。登頂する人たちに温かいご飯を振る舞うために、大きなガスボンベを担いで行く。それだけで重さ8キロ。その他に登山客のお水や防寒着なんかも持っていくらしい。
登山客は彼らのおかげでサブバックほどの大きさのリュックサック一つだけ持って登山が出来る。
そんな重たい荷物と責任を背負うポーターさんのお給料は、、、びっくりするほど安かった。
「日本だったらいくらもらえる?」
そんな質問に私は100USドルは絶対もらえる、もしかしたらもっとかも。そう答えた。
これがタンザニアの物価に見合った額なのかなぁ。。。とっても複雑な気持ちになった。
夕食もおおやさん、ゴットウィンさんといただく。停電は日常茶飯事。真っ暗の中お魚とキャッサバをいただいた。お魚、サバみたいで美味!

別れ際におおやさん、ゴッドウィンさんと。
本当にありがとうございました!!
さてさて翌日、私たちは念願のンゴロンゴロ保護区のサファリツアーに出発。
車が宿まで迎えに来てくれて、出発。
この日はンゴロンゴロの近くの村に移動で終わり。保護区の中に入るには入るたびにお金がかかるのです。
私たちは翌日に1日だけ、保護区に入ることに。
道中、絶景ポイントで写真撮影。

観光ガイドをしている人は、写真上手に撮れる人であってほしい。
私のカメラ、ただのコンデジ。操作は簡単。
でも、操作以前の問題なのよね。私、シンくんにかぶって写ってないからね(`×´)失礼しちゃうわ。
本日のお宿、ガイドさんのお宅のお庭。ついにテントを使う時がきました!!

近所のちびっこも何事かと集まってくる。
本日の寝床。

荷物の量が多すぎてマットレスを買うことを諦めた私たち。
何とみんなに、ふかふかのマットレスを貸してくれたよ。テントの下にも汚れないようにと敷物を敷いてくれた。
夜ご飯はガイドさんの奥様が作ってくれた。
「何を食べたい?」と聞かれたから、「チキン」と答えた私たち。
そうしたら、庭に放し飼いされていた鶏を1匹捕まえて、その場でしめてくれた。

目の前で見たのは初めて。
でもこれって、普段私たちの目につかないところで行われているだけで、私たちがいただくお肉はいつもこうやって犠牲になってくれる動物がいるからなんだよね。
作ってくれた人への感謝だけじゃない。そんな動物たちにも感謝を忘れてはいけないね。
もちろんお金はお支払いするのだけど、一般家庭におじゃまして、ボリュームたっぷりの家庭料理をいただく。


とってもいい経験しました。ガイドさんの子供たちは最後までなついてくれなかったけど。
さてさて、明日はいよいよサファリです!動物いくつ見れるかな?

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欧米人観光客がいっぱい。
観光客が集まるところ、、、そこにやってくるのはウザい客引きたち。
一人振り払うとすぐまた次がやってくる。
「ラフィキ!(友達)キリマンジャロ行く?」
「さっきから、キリマンジャロには登らんって言ってるやんか!あなたイケメンだから行こうかしら?とかならんから!今断ってたのみとったやろう

んもぉ\(*`∧´)/私、このやりとりが大っ嫌い。だからインドもエチオピアも嫌い。
そして、親切心なのかわからないけど、タンザニア人、1つ質問するとそこからの展開がびっくりするくらい長い。
〇〇にはどうやって行ったらいいの?って質問したもんなら、
『そうだねぇ。タクシーだ。タクシーはちょっぴり高いけど、君は僕の友達だから、安いタクシーを紹介してあげるよ。タクシードライバーは僕の親友なんだ。車も日本車のノアで綺麗で乗りごごちもいいよ。彼はガイドもしてくれるし、写真が撮れるよ。今電話してみるね。あっ!別に使わなくても大丈夫、とりあえず値段聞くだけだから、、、。あっ、いま近くにいるらしくて、ここまで来てくれるって。話すだけ、ね!!』
となって本当にドライバーがやって来ちゃう。まあ、断るのですが。
レストランでも、値段を聞くと。
「おれはここのマネージャーだ。何が食べたい?ビーフとライスで3000シリング。えっ?チキンがいいの?チキンも3000シリングね。サラダ?野菜欲しいの?とりあえず座ってよ。野菜ね、野菜は彼女がシェフだから彼女と相談してね。ビーフとライスで3000シリングだよ。魚?魚は7000シリングね。とりあえず座ってよ。おれはここのマネージャーだから何でも聞いて。ビーフとライスで3000シリングだよ。」
ってずっと話しかけてくるからまともにメニューを見れない。しかも食べてる現地人に値段を聞いたらやっぱりぼったくり価格。
イライラしてくるから店を出ると、また、
「ラフィキ!キリマンジャロ行く?グッドプライスだよ!」が始まる。
、、、、外を歩く気が無くなる(´Д`;)
サファリツアー探さなきゃなのですが、足が外に向かない。宿で申し込むと予算オーバー、、、。
そんな時に現れた救世主日本人、おおやさん!!
おおやさんはお仕事の関係でモシに長期滞在中。旅行会社のお知り合いも多く、サファリツアーを扱っている会社を2社ほど紹介してくれた。
2社とも、なんと私たちが泊まっている宿までわざわざ出向いてくれて値段交渉。
私たちの2週間前にモシからサファリツアーを申し込んだ旅友から聞いた値段を基準に値段交渉するも、
どうやらオンシーズンに入ってしまったようで彼らと同じ値段まで下がらない、、、。
そして、誰かとジープをシェアすることでのトラブル(相手方のホテルまで迎えに行くのだが、そのホテルが離れていた上に、そこでかなり待たされ、サファリでの滞在時間が減った、というもの。)の話も聞いていたので、ジープは自分たちだけでチャーターしたい。
でもどちらもこちらの要望をできる限り汲んでくれようとしてくれたしとても親切だった。
2つの中から私たちが選んだのは、Kili cottageからのツアー。
なぜなら、これ、本当は書いてはいけないのかもしれないけど、、、、
オンシーズンになってしまって、どう頑張っても予算オーバー。
そんな私たちを見かねてか、ガイドさんのお宅の庭に自前のテントを張ることを提案してくれたのである。
そしてなんと、ツアーから帰ってきた日に、旅人の間で大絶賛の癒し宿、Kili cottageの無料宿泊をつけてくれたのである。
そんなわけで無事サファリツアーも申し込み、この日はおおやさんにモシの街を案内していただいた。
タンザニア人のゴットウィンさんも一緒に。
ゴットウィンさんは医療系の学生さん。なんと、キリマンジャロ登頂のポーターの仕事で学費を稼ぎながら学校に通っています。
そんなゴッドウィンさんは日本語ペラペラ。どうやって勉強したか聞くと、
「日本放送協会」とのお答え。
にほんほうそうきょうかい、、、あっ!NHKね!
世界に一つだけの花、優しさに包まれたたら、と日本の歌を披露してくれる。とてもお上手。
どこで知ったの?って聞くと、
「日本放送協会」とのお答え。
「ちゃくせき!」そう言って私たちに椅子を勧めてくれます。
ここまでに関わってきたタンザニア人とは全く違った印象のゴッドウィンさん。
この人日本人じゃないの?っていうくらい私たちに気配りしてくれる。
彼のおかげでタンザニア人の印象180度好転。旅をしていたら色んな人に出会う。
いい人も悪い人も。なんど嫌な目にあっても、たった一人素敵な人に出会えただけで、その国の印象や感想はガラッと変わる。
私の旅の1番の目的はそんな人に出会うことなのかもしれない。絶景や遺跡を巡ること、もはや私の中ではそんなに大事なことじゃないかもしれない。私はたくさんの人とおしゃべりしたい。ローカルも旅人も。
キリマンジャロのポーターとして働き、学費を稼ぐゴットウィンさん。もう何度登頂したか、数え切れないらしい。
ちょうど宿でこれから登頂する旅人がガイドさんと準備やミーティングをしていたところを横目で見ていた。
ガイドさんとポーターさんのお仕事は、登頂前から始まっている。
ポーターさんの荷物の量、尋常じゃない。登頂する人たちに温かいご飯を振る舞うために、大きなガスボンベを担いで行く。それだけで重さ8キロ。その他に登山客のお水や防寒着なんかも持っていくらしい。
登山客は彼らのおかげでサブバックほどの大きさのリュックサック一つだけ持って登山が出来る。
そんな重たい荷物と責任を背負うポーターさんのお給料は、、、びっくりするほど安かった。
「日本だったらいくらもらえる?」
そんな質問に私は100USドルは絶対もらえる、もしかしたらもっとかも。そう答えた。
これがタンザニアの物価に見合った額なのかなぁ。。。とっても複雑な気持ちになった。
夕食もおおやさん、ゴットウィンさんといただく。停電は日常茶飯事。真っ暗の中お魚とキャッサバをいただいた。お魚、サバみたいで美味!

別れ際におおやさん、ゴッドウィンさんと。
本当にありがとうございました!!
さてさて翌日、私たちは念願のンゴロンゴロ保護区のサファリツアーに出発。
車が宿まで迎えに来てくれて、出発。
この日はンゴロンゴロの近くの村に移動で終わり。保護区の中に入るには入るたびにお金がかかるのです。
私たちは翌日に1日だけ、保護区に入ることに。
道中、絶景ポイントで写真撮影。

観光ガイドをしている人は、写真上手に撮れる人であってほしい。
私のカメラ、ただのコンデジ。操作は簡単。
でも、操作以前の問題なのよね。私、シンくんにかぶって写ってないからね(`×´)失礼しちゃうわ。
本日のお宿、ガイドさんのお宅のお庭。ついにテントを使う時がきました!!

近所のちびっこも何事かと集まってくる。
本日の寝床。

荷物の量が多すぎてマットレスを買うことを諦めた私たち。
何とみんなに、ふかふかのマットレスを貸してくれたよ。テントの下にも汚れないようにと敷物を敷いてくれた。
夜ご飯はガイドさんの奥様が作ってくれた。
「何を食べたい?」と聞かれたから、「チキン」と答えた私たち。
そうしたら、庭に放し飼いされていた鶏を1匹捕まえて、その場でしめてくれた。

目の前で見たのは初めて。
でもこれって、普段私たちの目につかないところで行われているだけで、私たちがいただくお肉はいつもこうやって犠牲になってくれる動物がいるからなんだよね。
作ってくれた人への感謝だけじゃない。そんな動物たちにも感謝を忘れてはいけないね。
もちろんお金はお支払いするのだけど、一般家庭におじゃまして、ボリュームたっぷりの家庭料理をいただく。


とってもいい経験しました。ガイドさんの子供たちは最後までなついてくれなかったけど。
さてさて、明日はいよいよサファリです!動物いくつ見れるかな?

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