<24カ国目;オーストリア>キャタストロフィーはお前じゃ(`×´)
- 2015/12/18
- 19:34
現在、ドイツ・ベルリンにてトランジット中。
ちょっぴりスピードダウンすることにしました。
12月20日にはアイスランドにいなくてはいけない。北欧、ドイツを見て回るにはちょっと時間が足りない。

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当初は別に行かなくてもいいかなと考えていたオーストリア。
北欧を諦めるとちょっぴり時間に余裕が有る。ってことで寄ってみたのだが、、、悲しい事件が起こります。
それは置いといて、、、。
ウィーンに来た理由。
それはハプスブルグ家!!
高校生の時に自分の中でベルサイユのばらブームが起こった。その時色々読んでから、私には好きな歴史上の女性が2人います。
それがマリーアントワネットとエリザベート。どちらもハブスブルグ家のお方です。(エリザベートは嫁いで来た人)
どちらも見方によってはわがままお姫様。でも、型にはまれないところ、旅行好きだったり自分大好きなところ、私もそうだから妙に親近感を感じるんですよね。

エリザベートのポストカード。

誰のところに届くでしょうか?お楽しみに。
そんなわけでシェーンブルン宮殿へ。朝早く行くつもりだったんだけどね、寝坊しちゃった。
混んでくると、チケットに入場時間の指定がされるらしくて、下手したら入場までかなり待たされると聞いていた。
だから早起きするつもりやったのに、、、行ったらチケット売り場が大変なことに!!!

なぜ私が寝坊したかというと、、、この旅史上最強のいびきおじさんがいたからである。
どこの人か知らんけど、とりあえず初老のでぶったおじさん。英語はあまり喋れない。
そして英語レベル初級のおじさんにやたら好かれるあたし。
ラウンジでブログ書いていたら案の定話しかけられる。
”You are lucky"
いきなりなにかと思いきや、昨日までいびきがうるさい人がいて、みんなほとんど眠れていなかったのだという。
"きゃたすとろふぃー!!” どうやら大惨事だったらしい。
その晩、、、勘弁してくれよ親父、キャタストロフィーはお前だよ!!
本当に、これまでで一番うるさい。こんなにでかい音立てるのに相当な肺活量いるやろう。
てか、おっさん、いい歳なんだし、個室とってはいかがでしょうか?結構まわりに迷惑かかってますよ。
ヨーロッパに入ってからホステルの住民の構成が変わって年齢上がった、、、というか単純におじさんが増えた。そのせいか、アジアでは全くもって気にならなかった同室の人のいびきに悩まされる。
厄介なのはこのおっちゃん、時折呼吸が止まる!!そして呼吸再開する時に寝返りを打つ。その度にベッドが揺れて軽く乗り物酔いのような状態。(私2段ベット上段でおっさんが下段)
うるさくて眠れないから止まってる時間を数える。あまりにも長いと逆に心配になって私がベッドを揺らす。そしたら、でかい声で寝言言って寝返り打ってまたいびきかき始める。( ̄∩ ̄#
ほとんど寝てない。耳栓なんか効果なし。みんな大音量で音楽聴いてる。明日絶対部屋変えてもらお。。。
そんなわけで私は、寝坊したのである。
さて、お話をシェーンブルン宮殿に戻すと、30分近く並んでやっと買えたチケット。私の指定された入場時間は約10分後。トイレ行ってゲートに行ったらちょうどいいくらいだった。
無料のオーディオガイド付き。日本語も選べます。説明付き嬉しいな!!
それで、そのオーディオ聞いててわかったのが、シェーンブルン宮殿は離宮であって、本当のお家はホーフブルグ宮殿てとこらしい。
、、、そんな宮殿知らなんだ。絶対シェーンブルン宮殿の方が有名だもん!!
ホーフブルグ宮殿、、、行きたいけど行くならペアチケット買った方が良かったな。。。

まずは外観から。テレジアイエローと言われる鮮やかな黄色。本当は金箔を貼りたかったのだが、財政状況を見て、ただの黄色にしたという。

庭園もとても大きかったけど、寒いから見てない。
内部は写真撮影禁止。人がたくさんいてね、あまり立ち止まるっことができない。ずーっと列にそって歩いていく。
内装はそれぞれの時代によって違う。その部屋の持ち主のリクエストで改装が加えられたそう。
美容オタク、エリザベートの部屋には運動用の吊り環や梯子のようなものが取り付けてあったし、もうトイレの形だって私たちが使っているものと同じ。おまるとかじゃないよ。
もうちょっとゆっくり見たかったなー、と思いつつ市街地へ移動。
もう一つ見たい博物館があった、その名もシシィミュージアム。シシィとはエリザベートの愛称。
なんとエリザベートだけを取り上げた博物館があるのです。
一部は宮廷で使われていた食器のコレクションを展示している。

これは、皇帝が一般市民の足を洗うという儀式で用いられた桶。
足を洗ってもらったのはごく一般の貧しい市民。選ばれた市民はお食事の金貨のお土産がもらえたらしい。
シシィミュージアムはわがまま奔放なシシィについて余すところなく紹介している。
私たちが抱いている彼女に対するイメージは後世で映画やミュージカルの中で描かれた彼女のイメージ。
美しくて、良妻賢母みたいなやつ。でも実際は一人旅ばっかしてたみたい。
でも私はそんな本当の彼女が好き。

ホーフブルグ宮殿前のスタバは大人しめ。
これで私のウィーンでのやりたいことはすべて終わったはずだった。
ウィーンといえば音楽の都。でもね、なんの教養もないしね、音楽を聴きに行くつもりはなかった。
だが、オーディオガイドのバックにいい具合でクラシック音楽がかかっているのである。
うーん、せっかくだから生演奏聴きたいな、、、。
近くを歩いていたので、楽友協会のチケット売り場に行ってみると、、、なんと立ち見席まだ売ってる。
しかも本日演目モーツァルト、オーケストラ!!!
行きたーーい!!ってことで5ユーロの立ち見席チケット購入。開演まで2時間近くある。
暇つぶしにウィーンの中心街を歩く。

シュテファン大聖堂はちょうどミサの時間だった。パイプオルガンの讃美歌に耳を傾ける。
パイプオルガンの音色大好き。留学中もたまに教会に潜り込んで礼拝を聞いていた。
そして、ザッハトルテ発祥のホテルザッハで、本家大元のザッハトルテをいただく。
40分くらい並びました。そして一人で並んでいるの私だけだった。
なんか寂しい、マッチ売りの少女の気分。

普通のザッハトルテ。私チョコケーキならフォンダンショコラ派。
そして開演前にゲートに並んで臨戦態勢。だって立ち見席。良席は早めに行かないと取れません。
私5番目くらいだったから、一番前の真ん中をゲット。
ゲートが開いたときに、後ろからスペイン人カップルがすごい勢いで走ってきて私も含め数人将棋倒しになる。危ないからやめましょう。

ホールは多分500人くらいの規模。前の方の席の紳士淑女は着飾っていてとても綺麗。
お年寄りも杖をつきながらハイヒールはいて、腕を組んで歩いている。
こういう年の取り方、ちょっぴり憧れるね。

私も一番まともそうな服着て行ったよ。
曲目はね、聞いたことあるけど名前知らんなってやつばっか。でもやはり生演奏は素敵。胸骨に響く感じ。
知っていたのはアンコールのトルコ行進曲だけ。でもこの曲、私、すごく好きだからすごい嬉しかった。
なんだかんだ、ホステルに帰ると12時だった。部屋の電気は消えてる。
、、、部屋替えてもらうのは無理だな、、、。
ラウンジで日記書きながら、いびき親父と今日来た新しいベルギー人としばしおしゃべり。
、、、おっさん、チェックアウトしてないんだね。ってことは今日も私寝不足だね。
このおっさんより早く寝なきゃ!!って日記もそこそこに部屋にもとっだ。
本気で部屋を変えておけば良かったと後悔するのは翌朝である。


♬くーりすますが今年もやってくる!!♪
ちょっぴりスピードダウンすることにしました。
12月20日にはアイスランドにいなくてはいけない。北欧、ドイツを見て回るにはちょっと時間が足りない。

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当初は別に行かなくてもいいかなと考えていたオーストリア。
北欧を諦めるとちょっぴり時間に余裕が有る。ってことで寄ってみたのだが、、、悲しい事件が起こります。
それは置いといて、、、。
ウィーンに来た理由。
それはハプスブルグ家!!
高校生の時に自分の中でベルサイユのばらブームが起こった。その時色々読んでから、私には好きな歴史上の女性が2人います。
それがマリーアントワネットとエリザベート。どちらもハブスブルグ家のお方です。(エリザベートは嫁いで来た人)
どちらも見方によってはわがままお姫様。でも、型にはまれないところ、旅行好きだったり自分大好きなところ、私もそうだから妙に親近感を感じるんですよね。

エリザベートのポストカード。

誰のところに届くでしょうか?お楽しみに。
そんなわけでシェーンブルン宮殿へ。朝早く行くつもりだったんだけどね、寝坊しちゃった。
混んでくると、チケットに入場時間の指定がされるらしくて、下手したら入場までかなり待たされると聞いていた。
だから早起きするつもりやったのに、、、行ったらチケット売り場が大変なことに!!!

なぜ私が寝坊したかというと、、、この旅史上最強のいびきおじさんがいたからである。
どこの人か知らんけど、とりあえず初老のでぶったおじさん。英語はあまり喋れない。
そして英語レベル初級のおじさんにやたら好かれるあたし。
ラウンジでブログ書いていたら案の定話しかけられる。
”You are lucky"
いきなりなにかと思いきや、昨日までいびきがうるさい人がいて、みんなほとんど眠れていなかったのだという。
"きゃたすとろふぃー!!” どうやら大惨事だったらしい。
その晩、、、勘弁してくれよ親父、キャタストロフィーはお前だよ!!
本当に、これまでで一番うるさい。こんなにでかい音立てるのに相当な肺活量いるやろう。
てか、おっさん、いい歳なんだし、個室とってはいかがでしょうか?結構まわりに迷惑かかってますよ。
ヨーロッパに入ってからホステルの住民の構成が変わって年齢上がった、、、というか単純におじさんが増えた。そのせいか、アジアでは全くもって気にならなかった同室の人のいびきに悩まされる。
厄介なのはこのおっちゃん、時折呼吸が止まる!!そして呼吸再開する時に寝返りを打つ。その度にベッドが揺れて軽く乗り物酔いのような状態。(私2段ベット上段でおっさんが下段)
うるさくて眠れないから止まってる時間を数える。あまりにも長いと逆に心配になって私がベッドを揺らす。そしたら、でかい声で寝言言って寝返り打ってまたいびきかき始める。( ̄∩ ̄#
ほとんど寝てない。耳栓なんか効果なし。みんな大音量で音楽聴いてる。明日絶対部屋変えてもらお。。。
そんなわけで私は、寝坊したのである。
さて、お話をシェーンブルン宮殿に戻すと、30分近く並んでやっと買えたチケット。私の指定された入場時間は約10分後。トイレ行ってゲートに行ったらちょうどいいくらいだった。
無料のオーディオガイド付き。日本語も選べます。説明付き嬉しいな!!
それで、そのオーディオ聞いててわかったのが、シェーンブルン宮殿は離宮であって、本当のお家はホーフブルグ宮殿てとこらしい。
、、、そんな宮殿知らなんだ。絶対シェーンブルン宮殿の方が有名だもん!!
ホーフブルグ宮殿、、、行きたいけど行くならペアチケット買った方が良かったな。。。

まずは外観から。テレジアイエローと言われる鮮やかな黄色。本当は金箔を貼りたかったのだが、財政状況を見て、ただの黄色にしたという。

庭園もとても大きかったけど、寒いから見てない。
内部は写真撮影禁止。人がたくさんいてね、あまり立ち止まるっことができない。ずーっと列にそって歩いていく。
内装はそれぞれの時代によって違う。その部屋の持ち主のリクエストで改装が加えられたそう。
美容オタク、エリザベートの部屋には運動用の吊り環や梯子のようなものが取り付けてあったし、もうトイレの形だって私たちが使っているものと同じ。おまるとかじゃないよ。
もうちょっとゆっくり見たかったなー、と思いつつ市街地へ移動。
もう一つ見たい博物館があった、その名もシシィミュージアム。シシィとはエリザベートの愛称。
なんとエリザベートだけを取り上げた博物館があるのです。
一部は宮廷で使われていた食器のコレクションを展示している。

これは、皇帝が一般市民の足を洗うという儀式で用いられた桶。
足を洗ってもらったのはごく一般の貧しい市民。選ばれた市民はお食事の金貨のお土産がもらえたらしい。
シシィミュージアムはわがまま奔放なシシィについて余すところなく紹介している。
私たちが抱いている彼女に対するイメージは後世で映画やミュージカルの中で描かれた彼女のイメージ。
美しくて、良妻賢母みたいなやつ。でも実際は一人旅ばっかしてたみたい。
でも私はそんな本当の彼女が好き。

ホーフブルグ宮殿前のスタバは大人しめ。
これで私のウィーンでのやりたいことはすべて終わったはずだった。
ウィーンといえば音楽の都。でもね、なんの教養もないしね、音楽を聴きに行くつもりはなかった。
だが、オーディオガイドのバックにいい具合でクラシック音楽がかかっているのである。
うーん、せっかくだから生演奏聴きたいな、、、。
近くを歩いていたので、楽友協会のチケット売り場に行ってみると、、、なんと立ち見席まだ売ってる。
しかも本日演目モーツァルト、オーケストラ!!!
行きたーーい!!ってことで5ユーロの立ち見席チケット購入。開演まで2時間近くある。
暇つぶしにウィーンの中心街を歩く。

シュテファン大聖堂はちょうどミサの時間だった。パイプオルガンの讃美歌に耳を傾ける。
パイプオルガンの音色大好き。留学中もたまに教会に潜り込んで礼拝を聞いていた。
そして、ザッハトルテ発祥のホテルザッハで、本家大元のザッハトルテをいただく。
40分くらい並びました。そして一人で並んでいるの私だけだった。
なんか寂しい、マッチ売りの少女の気分。

普通のザッハトルテ。私チョコケーキならフォンダンショコラ派。
そして開演前にゲートに並んで臨戦態勢。だって立ち見席。良席は早めに行かないと取れません。
私5番目くらいだったから、一番前の真ん中をゲット。
ゲートが開いたときに、後ろからスペイン人カップルがすごい勢いで走ってきて私も含め数人将棋倒しになる。危ないからやめましょう。

ホールは多分500人くらいの規模。前の方の席の紳士淑女は着飾っていてとても綺麗。
お年寄りも杖をつきながらハイヒールはいて、腕を組んで歩いている。
こういう年の取り方、ちょっぴり憧れるね。

私も一番まともそうな服着て行ったよ。
曲目はね、聞いたことあるけど名前知らんなってやつばっか。でもやはり生演奏は素敵。胸骨に響く感じ。
知っていたのはアンコールのトルコ行進曲だけ。でもこの曲、私、すごく好きだからすごい嬉しかった。
なんだかんだ、ホステルに帰ると12時だった。部屋の電気は消えてる。
、、、部屋替えてもらうのは無理だな、、、。
ラウンジで日記書きながら、いびき親父と今日来た新しいベルギー人としばしおしゃべり。
、、、おっさん、チェックアウトしてないんだね。ってことは今日も私寝不足だね。
このおっさんより早く寝なきゃ!!って日記もそこそこに部屋にもとっだ。
本気で部屋を変えておけば良かったと後悔するのは翌朝である。


♬くーりすますが今年もやってくる!!♪