<10か国目:インド>インドが最後にくれたもの、”野宿力”
- 2015/10/14
- 22:15
現在、地元札幌。再出発までカウントダウン開始。
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北インド・レーを出てから10日、そのうち6日は車中泊。途中寄ってみたい街はたくさんあったけど、いろいろ事情があり、超特急で駆け抜けた、
インド最終目的地、カーニャクマリ。
インドアジア大陸の最南端。
ベンガル湾、インド洋、アラビア湾が1点で合流します。

多分ここら辺。合流点には旗が立っているらいしいが私が行った時にはなかった。
とりあえず波が高い。泳げるビーチは限られている。
海パンで泳いでいるのは男性だげ。女性はサリーのまま波打ち際で遊んでいる。膝ぐらいまでべちゃべちゃ。

合流点を眺めながら、まだ固いマンゴーに唐辛子と塩をかけたストリートフード。
日本の漬物感覚で美味しい。
東南アジアは、パイナップルやグァバなどのフルーツにこの唐辛子塩がかかっている。
最初苦手だったけど、甘辛い感じが癖になった。
カーニャクマリはローカルインド人の観光スポット。
あまり外国人がいない。ここでも写真攻撃にあう。

ガンジーの遺灰の一部がまかれた場所で、インド人の聖なる巡礼地。
制服を着た修学旅行生も多数。
カーニャクマリには安宿がないと聞いていた。
でも、ベンガルールの100ルピーおばちゃんが、巡礼者用の簡易宿泊所の存在を教えてくれた。
駅から街まではローカルバスに乗る。

行き先がヒンディー語でしか書いていないから人に聞かないとどこに行くかわからない。
一緒にバス停で待っていたおじさんにカーニャクマリ行きのバスを教えてもらって乗った。
乗って座っていると切符売りのおじさんがやってきて運賃を払う。
でカーニャクマリまで、って言ったら、このバスは違うとすぐ次のバス停で降ろされる。
、、、おっちゃん、知らないなら、知らないって言ってよ(`Δ´)
おばちゃんに宿の場所を書いてもらった紙を頼りに街を歩く。
せっかく歩いて行ったのに、満室だった( p_q)。
仕方ないね。500ルピーの宿に泊まる。残金400ルピー。
カーニャクマリ、あんまりすることない、買い物できる場所もない。
涼しくなって来たところで夕日見に行く。

街を歩くと魚市場。女性が働いている。南インドの方が識字率と女子就職率が高いらしい。
これはここら辺を支配していたマハラジャが教育熱心な人だったから。

丸1日過ごして、日本に帰るためティルチラパリに向かう。
あのunder the table moneyを払って買ったチケットで。
駅が小さすぎで売店がしょぼい。お金ないから1本10ルピーのバナナを3本買おうと思ってたのに、売ってない。
電光掲示板が壊れていて、放送だけで時刻やプラットフォームを確認しなくてはならない。
だけど、女子校の修学旅行生御一行と一緒になってしまった。
私はかなり前からベンチに座ってスタンバイしていたが、いつの間にか周りを包囲されてしまった。
、、、うるさい。o(;△;)o放送聞こえないよ。
インドの電車は時刻やプラットポームがちょくちょく変わる。乗り遅れたら大変!
20分遅れて電車が到着。乗り込むと、、、修学旅行車両だった(。>0<。)
たぶん一般の客私だけ。しかも端とかじゃなくてど真ん中にぽつんと一人。
under the table moneyで買ったから?
電車が駅に止まって動き出すたびにワーワー、キャーキャー!
そしてずーーーっとみんなで歌を歌っている。
話をするとみなさん15歳。チェンナイという町からの修学旅行。
先生と話す時は英語を使っていて、結構なエリートさんたちの様子。
どこの15歳のみんな一緒だね。禁止されてるという携帯電話をこそこそと先生の目を警戒しながら使っている。
タブレットも禁止らしい。のに、それでみんなで動画を見ている。
先生にばれたら、私のだって言ってがばって欲しいとか言われる。
そこまでして今見なきゃだめかね?この時期ってそういうちょっと悪いことしている感がたまらないんだよね。
楽しい楽しい中学旅行だもんね、好きにやってくれ。むしろ一人部外者がおって申し訳ないわ。
私の隣の女の子はぽっちゃりしたお母さんキャラ。自分のクラスにもこんな子いたなぁ。みたいな子。
なぜかみんなの足をマッサージしている。一人終わったらまた一人やってくる。
こんな子おったなぁ。
そして、この子ら、なかなか寝ない(T_T)。
インドの電車、寝台が3段ベッドになっていて普段はみんなで下段のベッドに座っている。
寝る時になったら、中段のベッドを組み立てなきゃいけない。でもそうすると天井が低すぎて下段にも座れなくなる。
要はせーので、みんなで寝ないといけないのである。
私は夜中2時くらいに電車を降りなきゃいけない。ちょっとでいいから寝ておきたかった。
そして悲劇はそれだけではなかった。駅でバナナをゲットできなかった私。
修学旅行生は事前にお弁当のようなものが配られている様子。
そのせいか、普段はうるさいくらいやってくる物売りが一切入ってこない!
毎回電車に乗ったら飲んでいたあんまり美味しくないチャイ。最後に噛み締めて飲もうと思っていたのに、チャイすら売りに来ない。
夜ご飯、スニッカーズ。
夜中にティルチラパリの駅に到着。駅から空港までは6キロ。リキシャの相場は150-200ルピーと踏んだ。
私の残金200ルピー。
親父と交渉するも250から下がらない。深夜料金とか言ってくる。財布見せて200ルピーしかないことアピールしたら200で乗せてくれた。
空港は24時間オープンであることは確認していた。
しかし、、、空港の建物自体に、出発時間の3時間前しか入れないとセキュリティ親父に止められる。
please作戦も効かない。
”じゃあどこにいればいいのさ?” 聞いたらセキュリティの控え室の横にあるベンチを指さされる。
一応そこにはよく行列を整理するロープがついたポールが置いてあって、いちいちセキュリティのおじさんに開けてもらわないと入れないように囲んではある。そしてそこに同じように飛行機を待っているような大きな荷物インド人が何人かいる。
でも、ベンチの下に明らかに貧しそうなおじさんが2人ほどダンボール敷いて寝ている。

インド人、基本的にどこでも寝るからね。道路のど真ん中にも堂々と。(写真はバラナシ駅にて)
空港泊の予定が空港の外で野宿だよ。・°・(ノД`)・°・
もう吹っ切れた。荷物を全部ワイヤーロックでベンチに縛り付けてその上に足置いて寝る。
眠れないけど、たぶんちょっと寝た!w川・o・川w 自分の適応能力に驚くね。
3時間前になっても入れてくれない。まあ想定の範囲内。
やっと建物の中に入れてもらえたけど、そこにはベンチとちょっとした売店しかない。
その先の航空会社のカウンターがある場所に行くにはもう1つセキュリティチェックがあった。
、、、このベンチゾーンまで入れてくれてもいいのに。
またその関所前で30分くらい待たされる。
やっと入れてもらえて預け荷物のセキュリティチェック。私、一番乗り。
乗せろっていうからよいしょってして荷物乗せたのに、電源入ってない。
機械立ち上がるの待って、テストするのを待ってまた乗せろだと。
そういう準備も全て終えてから入り口を開けたらどうか?
こんだけ待たされてるんだ、あと5分長く待たされたところでおいらのイライラは変わらんぞ。
そんなわけでインド最後の夜は、野宿でした。

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ちびっこ、カメラで写真撮ると、画面を見せてーといってくる。見せてあげたら、ボタン押しまくるいたずら小僧。

いつもそこにいて行く手を阻んでたね。

ゴミはクズがこへ。
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北インド・レーを出てから10日、そのうち6日は車中泊。途中寄ってみたい街はたくさんあったけど、いろいろ事情があり、超特急で駆け抜けた、
インド最終目的地、カーニャクマリ。
インドアジア大陸の最南端。
ベンガル湾、インド洋、アラビア湾が1点で合流します。

多分ここら辺。合流点には旗が立っているらいしいが私が行った時にはなかった。
とりあえず波が高い。泳げるビーチは限られている。
海パンで泳いでいるのは男性だげ。女性はサリーのまま波打ち際で遊んでいる。膝ぐらいまでべちゃべちゃ。

合流点を眺めながら、まだ固いマンゴーに唐辛子と塩をかけたストリートフード。
日本の漬物感覚で美味しい。
東南アジアは、パイナップルやグァバなどのフルーツにこの唐辛子塩がかかっている。
最初苦手だったけど、甘辛い感じが癖になった。
カーニャクマリはローカルインド人の観光スポット。
あまり外国人がいない。ここでも写真攻撃にあう。

ガンジーの遺灰の一部がまかれた場所で、インド人の聖なる巡礼地。
制服を着た修学旅行生も多数。
カーニャクマリには安宿がないと聞いていた。
でも、ベンガルールの100ルピーおばちゃんが、巡礼者用の簡易宿泊所の存在を教えてくれた。
駅から街まではローカルバスに乗る。

行き先がヒンディー語でしか書いていないから人に聞かないとどこに行くかわからない。
一緒にバス停で待っていたおじさんにカーニャクマリ行きのバスを教えてもらって乗った。
乗って座っていると切符売りのおじさんがやってきて運賃を払う。
でカーニャクマリまで、って言ったら、このバスは違うとすぐ次のバス停で降ろされる。
、、、おっちゃん、知らないなら、知らないって言ってよ(`Δ´)
おばちゃんに宿の場所を書いてもらった紙を頼りに街を歩く。
せっかく歩いて行ったのに、満室だった( p_q)。
仕方ないね。500ルピーの宿に泊まる。残金400ルピー。
カーニャクマリ、あんまりすることない、買い物できる場所もない。
涼しくなって来たところで夕日見に行く。

街を歩くと魚市場。女性が働いている。南インドの方が識字率と女子就職率が高いらしい。
これはここら辺を支配していたマハラジャが教育熱心な人だったから。

丸1日過ごして、日本に帰るためティルチラパリに向かう。
あのunder the table moneyを払って買ったチケットで。
駅が小さすぎで売店がしょぼい。お金ないから1本10ルピーのバナナを3本買おうと思ってたのに、売ってない。
電光掲示板が壊れていて、放送だけで時刻やプラットフォームを確認しなくてはならない。
だけど、女子校の修学旅行生御一行と一緒になってしまった。
私はかなり前からベンチに座ってスタンバイしていたが、いつの間にか周りを包囲されてしまった。
、、、うるさい。o(;△;)o放送聞こえないよ。
インドの電車は時刻やプラットポームがちょくちょく変わる。乗り遅れたら大変!
20分遅れて電車が到着。乗り込むと、、、修学旅行車両だった(。>0<。)
たぶん一般の客私だけ。しかも端とかじゃなくてど真ん中にぽつんと一人。
under the table moneyで買ったから?
電車が駅に止まって動き出すたびにワーワー、キャーキャー!
そしてずーーーっとみんなで歌を歌っている。
話をするとみなさん15歳。チェンナイという町からの修学旅行。
先生と話す時は英語を使っていて、結構なエリートさんたちの様子。
どこの15歳のみんな一緒だね。禁止されてるという携帯電話をこそこそと先生の目を警戒しながら使っている。
タブレットも禁止らしい。のに、それでみんなで動画を見ている。
先生にばれたら、私のだって言ってがばって欲しいとか言われる。
そこまでして今見なきゃだめかね?この時期ってそういうちょっと悪いことしている感がたまらないんだよね。
楽しい楽しい中学旅行だもんね、好きにやってくれ。むしろ一人部外者がおって申し訳ないわ。
私の隣の女の子はぽっちゃりしたお母さんキャラ。自分のクラスにもこんな子いたなぁ。みたいな子。
なぜかみんなの足をマッサージしている。一人終わったらまた一人やってくる。
こんな子おったなぁ。
そして、この子ら、なかなか寝ない(T_T)。
インドの電車、寝台が3段ベッドになっていて普段はみんなで下段のベッドに座っている。
寝る時になったら、中段のベッドを組み立てなきゃいけない。でもそうすると天井が低すぎて下段にも座れなくなる。
要はせーので、みんなで寝ないといけないのである。
私は夜中2時くらいに電車を降りなきゃいけない。ちょっとでいいから寝ておきたかった。
そして悲劇はそれだけではなかった。駅でバナナをゲットできなかった私。
修学旅行生は事前にお弁当のようなものが配られている様子。
そのせいか、普段はうるさいくらいやってくる物売りが一切入ってこない!
毎回電車に乗ったら飲んでいたあんまり美味しくないチャイ。最後に噛み締めて飲もうと思っていたのに、チャイすら売りに来ない。
夜ご飯、スニッカーズ。
夜中にティルチラパリの駅に到着。駅から空港までは6キロ。リキシャの相場は150-200ルピーと踏んだ。
私の残金200ルピー。
親父と交渉するも250から下がらない。深夜料金とか言ってくる。財布見せて200ルピーしかないことアピールしたら200で乗せてくれた。
空港は24時間オープンであることは確認していた。
しかし、、、空港の建物自体に、出発時間の3時間前しか入れないとセキュリティ親父に止められる。
please作戦も効かない。
”じゃあどこにいればいいのさ?” 聞いたらセキュリティの控え室の横にあるベンチを指さされる。
一応そこにはよく行列を整理するロープがついたポールが置いてあって、いちいちセキュリティのおじさんに開けてもらわないと入れないように囲んではある。そしてそこに同じように飛行機を待っているような大きな荷物インド人が何人かいる。
でも、ベンチの下に明らかに貧しそうなおじさんが2人ほどダンボール敷いて寝ている。

インド人、基本的にどこでも寝るからね。道路のど真ん中にも堂々と。(写真はバラナシ駅にて)
空港泊の予定が空港の外で野宿だよ。・°・(ノД`)・°・
もう吹っ切れた。荷物を全部ワイヤーロックでベンチに縛り付けてその上に足置いて寝る。
眠れないけど、たぶんちょっと寝た!w川・o・川w 自分の適応能力に驚くね。
3時間前になっても入れてくれない。まあ想定の範囲内。
やっと建物の中に入れてもらえたけど、そこにはベンチとちょっとした売店しかない。
その先の航空会社のカウンターがある場所に行くにはもう1つセキュリティチェックがあった。
、、、このベンチゾーンまで入れてくれてもいいのに。
またその関所前で30分くらい待たされる。
やっと入れてもらえて預け荷物のセキュリティチェック。私、一番乗り。
乗せろっていうからよいしょってして荷物乗せたのに、電源入ってない。
機械立ち上がるの待って、テストするのを待ってまた乗せろだと。
そういう準備も全て終えてから入り口を開けたらどうか?
こんだけ待たされてるんだ、あと5分長く待たされたところでおいらのイライラは変わらんぞ。
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