<10カ国目:インド>受けた恩は先へ送る、pay it forward.
- 2015/10/11
- 00:40
現在一時帰国中。ちょっぴり骨休めしてすぐにまた旅立ちます。

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宜しくお願いします。
もう少しゆっくり滞在したかったハンピ。小さな町だけど、面白そうなところはたくさんあった。
泊まった宿の人たちも面白かった。
もっとみんなと花札したかったな。せっかくルール覚えたところだったのに。
ハンピからはできるだけ早くカーニャクマリに向かいたい。
また車中泊連続2泊作戦に出る。
まず、ベンガルールを目指す。ベンガルールにも私が見たいと思うような観光スポットはなさそう。
どこか時間を潰す場所を探さなくては、と思っていたが、
ハンピの宿で一緒っだった日本人から耳寄り情報をゲット!
インドの主要駅には有料待合室のほか、簡易宿泊施設が付いているのだという。そして、簡易宿泊施設もドミトリーは半日125ルピー(250円)、1日で250ルピー(500円)ととても良心的価格。
そして、シャワーまで付いているというのだ!!もう少し払えば個室もあるといる。
、、、もっと早く知りたかった(´_`。)
そこで早速ベンガルールでドミトリーを探した。
おばちゃんがいろいろ教えてくれる。いまは清掃中で入れないからもう少ししてからまた来て。と。
朝ごはんを済ませて再びドミトリーへ。
さっきのおばちゃんが申し込み用紙の書き方教えてくれて、ベッドまで案内してくれて、シャワーの使い方まで教えてくれる。ただ、シャワーは水が供給される時間が限られていて、いまは使えないと教えてくれた。

とりあえず眠すぎて、爆睡していた。
目が覚めてぼけーっとしてると、さっきのおばちゃんが私のベッドに座り込んで話を始めた。
”よく寝てたね。しゃべりたいから3回覗いたのにずっと寝てた。”
係りのおばちゃんだと思っていたこの方、なんと客だった。
彼女は3年前まで大学の英語の教授をしていたらしい。ロンドンに留学していたこともあったらしい。道理で聞き取りやすい英語。
定年退職して自由に暮らしているがたまに教え子のプロジェクトを手伝うためにベンガルールを訪れるらしい。
彼女、一銭もお金がないらしい。というのも、この日はインドはガンジーの誕生日で祝日。ATMが使えないのである。
ご飯はいつも誰かが食べに連れて行ってくれてなんとかなっているらしい。でも、このドミトリーも今晩分しか払えないらしい。
チケット代は400ルピー(800円)。払ってあげたいけど、私も手持ち1000ルピーしかない。そしてATMが3日後まで使えない状況は変わらない。私もあと3日を1000ルピーで過ごさなければならない。あわよくばこのお金で帰国まで過ごしたかった。
払ってあげたいけど、払えないことを伝えると”べつにあなたからお金を貰うつもりはない。”
と言われた。
おばちゃんはしばらくしゃべって自分のベッドに帰って行った。
その後も1時間に1回くらい遊びに来て、しゃべって行った。
何度目にやってきた時、彼女はニコニコしながら”300ルピーもらった、あと100ルピーで帰れる!!”と言ってきた。
100ルピーなら私払えるよ、と彼女に100ルピー渡した。
彼女はご機嫌で"thank you"を連呼した。そして、”今ならまだ今日の便に間に合うかも、と走って切符売り場に向かった。
そしてチケット取れたから、”もう行くね、本当にありがとう”とニコニコ旅立って行った。
最後に言ったセリフは、”インド人は外国人を騙そうとするから、信じちゃだめだよ。”
そんなん言ったらあなただってインド人じゃん。最初はいきなりベッドに座ってきて怪しかったし。
でも彼女は悪い人には思えなかった。だから100ルピーあげた。
もし全部嘘だったとしても、いいやって思った。だから100ルピー渡した。
私はアウランガバードでべーやんにタダでタクシーに乗せてもらって、おごってもらって、いろいろもらった。
親切にしてもらってとても助かったし、とてもいい思い出ができた。
もう帰国したベーやんに恩返しは出来ないから、べーやんの分の恩返しをおばちゃんにする。
Pay it forward.
自分にできる恩返しをしていたら、いつかまたピンチの時にきっと誰かが手助けしてくれると思うから。
もう慣れっこの鉄道旅行。駅でも待ちぼうけも気にならない。

大抵朝日とともに目がさめる。そして車窓を眺める。
とてものどかな田園風景。窓からの風が気持ちいいね。


時々、いやたびたび、こちらを向いてしゃがんでいるおっさんと目が合う。
多い時には10メートルおきに5人とか並んでる。皆さん手にはペットボトルを切って作った水差し持ってる。
、、、朝から快腸ですね、みなさん。
プリーでも見てしまった。ビーチの波打ち際にロンジー(男の人のスカート見たいやつ)を捲り上げながらしゃがみこんだおじさん。インド洋にうんちしちゃうなんて、、、世界で一番大きい水洗トイレだね。
街の中にも牛のか犬のか人のかわからんうんちいっぱい。
コロコロパッカーのおいらにはしんどい。
そろそろバックパッカーデビューしようかな。。。

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<インドの在来線>
女性専用車両。金網越しの男子が怖い。

速度がゆっくりなところでは駅じゃないところでもお客さんが乗り降りする。

ドアは開きっぱなし。橋の上でも開きっぱなし。


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もう少しゆっくり滞在したかったハンピ。小さな町だけど、面白そうなところはたくさんあった。
泊まった宿の人たちも面白かった。
もっとみんなと花札したかったな。せっかくルール覚えたところだったのに。
ハンピからはできるだけ早くカーニャクマリに向かいたい。
また車中泊連続2泊作戦に出る。
まず、ベンガルールを目指す。ベンガルールにも私が見たいと思うような観光スポットはなさそう。
どこか時間を潰す場所を探さなくては、と思っていたが、
ハンピの宿で一緒っだった日本人から耳寄り情報をゲット!
インドの主要駅には有料待合室のほか、簡易宿泊施設が付いているのだという。そして、簡易宿泊施設もドミトリーは半日125ルピー(250円)、1日で250ルピー(500円)ととても良心的価格。
そして、シャワーまで付いているというのだ!!もう少し払えば個室もあるといる。
、、、もっと早く知りたかった(´_`。)
そこで早速ベンガルールでドミトリーを探した。
おばちゃんがいろいろ教えてくれる。いまは清掃中で入れないからもう少ししてからまた来て。と。
朝ごはんを済ませて再びドミトリーへ。
さっきのおばちゃんが申し込み用紙の書き方教えてくれて、ベッドまで案内してくれて、シャワーの使い方まで教えてくれる。ただ、シャワーは水が供給される時間が限られていて、いまは使えないと教えてくれた。

とりあえず眠すぎて、爆睡していた。
目が覚めてぼけーっとしてると、さっきのおばちゃんが私のベッドに座り込んで話を始めた。
”よく寝てたね。しゃべりたいから3回覗いたのにずっと寝てた。”
係りのおばちゃんだと思っていたこの方、なんと客だった。
彼女は3年前まで大学の英語の教授をしていたらしい。ロンドンに留学していたこともあったらしい。道理で聞き取りやすい英語。
定年退職して自由に暮らしているがたまに教え子のプロジェクトを手伝うためにベンガルールを訪れるらしい。
彼女、一銭もお金がないらしい。というのも、この日はインドはガンジーの誕生日で祝日。ATMが使えないのである。
ご飯はいつも誰かが食べに連れて行ってくれてなんとかなっているらしい。でも、このドミトリーも今晩分しか払えないらしい。
チケット代は400ルピー(800円)。払ってあげたいけど、私も手持ち1000ルピーしかない。そしてATMが3日後まで使えない状況は変わらない。私もあと3日を1000ルピーで過ごさなければならない。あわよくばこのお金で帰国まで過ごしたかった。
払ってあげたいけど、払えないことを伝えると”べつにあなたからお金を貰うつもりはない。”
と言われた。
おばちゃんはしばらくしゃべって自分のベッドに帰って行った。
その後も1時間に1回くらい遊びに来て、しゃべって行った。
何度目にやってきた時、彼女はニコニコしながら”300ルピーもらった、あと100ルピーで帰れる!!”と言ってきた。
100ルピーなら私払えるよ、と彼女に100ルピー渡した。
彼女はご機嫌で"thank you"を連呼した。そして、”今ならまだ今日の便に間に合うかも、と走って切符売り場に向かった。
そしてチケット取れたから、”もう行くね、本当にありがとう”とニコニコ旅立って行った。
最後に言ったセリフは、”インド人は外国人を騙そうとするから、信じちゃだめだよ。”
そんなん言ったらあなただってインド人じゃん。最初はいきなりベッドに座ってきて怪しかったし。
でも彼女は悪い人には思えなかった。だから100ルピーあげた。
もし全部嘘だったとしても、いいやって思った。だから100ルピー渡した。
私はアウランガバードでべーやんにタダでタクシーに乗せてもらって、おごってもらって、いろいろもらった。
親切にしてもらってとても助かったし、とてもいい思い出ができた。
もう帰国したベーやんに恩返しは出来ないから、べーやんの分の恩返しをおばちゃんにする。
Pay it forward.
自分にできる恩返しをしていたら、いつかまたピンチの時にきっと誰かが手助けしてくれると思うから。
もう慣れっこの鉄道旅行。駅でも待ちぼうけも気にならない。

大抵朝日とともに目がさめる。そして車窓を眺める。
とてものどかな田園風景。窓からの風が気持ちいいね。


時々、いやたびたび、こちらを向いてしゃがんでいるおっさんと目が合う。
多い時には10メートルおきに5人とか並んでる。皆さん手にはペットボトルを切って作った水差し持ってる。
、、、朝から快腸ですね、みなさん。
プリーでも見てしまった。ビーチの波打ち際にロンジー(男の人のスカート見たいやつ)を捲り上げながらしゃがみこんだおじさん。インド洋にうんちしちゃうなんて、、、世界で一番大きい水洗トイレだね。
街の中にも牛のか犬のか人のかわからんうんちいっぱい。
コロコロパッカーのおいらにはしんどい。
そろそろバックパッカーデビューしようかな。。。

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女性専用車両。金網越しの男子が怖い。

速度がゆっくりなところでは駅じゃないところでもお客さんが乗り降りする。

ドアは開きっぱなし。橋の上でも開きっぱなし。
