<9カ国目:マレーシア>機内にお医者さんはいませんか?
- 2015/09/08
- 02:05
現在インド・プリー。
サイコーにamazingなメンバーとがっつり沈没中。なんと、3日先まで列車のチケットが取れない、、、。
そしてこの街、何もすることがない!!

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ランキング参加中。応援宜しくお願いします。
マレーシア。
旅人に見所を聞くと、「何もないよ。」「強いて言えばツインタワー。」っていう反応がイマイチな国。
マレーシアは飛ばすっていう人も多い。
私も行くつもりはなかったのだけど、、、ミャンマーからインドへの直行便は高い。
バンコクかクアラルンプールで乗り換えした方が安い。それならクアラルンプールに行って、ついでに観光してしまおうと思ってやってきました。
クアラルンプール行きの機内。
あの放送が掛かった、、、
『どなたかドクターはいませんか?』
一人びくびくする。
私の前方でCAさんが大量にティッシュを渡しているのが見えたから鼻出血か嘔吐か、、、。
出てくべきか、見て見ぬ振りをするか。どうしようどうしよう、、、、勝手にパニック。
へっぽこ研修医上がりの私が出て行ったところで何ができる?結局ベトナム・サパでも何もできなかった。
でも、私に何かできることがあってそれだけで解決する様なことだったら。
というか、こんだけ乗客が居て、もう一人くらい医者は居ないのか?LCCだから居ないのかな?
本当にしょうもないことが頭の中をぐるぐるしてる。
私にできることを考える。
鼻出血だったら、、、、つっぺしかできないな。嘔吐なら、、、吐き気止め?あっ、預け手荷物だ。
でも、胸が痛いとか言ってたらどうしよう、息してなかったらどうしよう、、、、
そんなん考えているうちにたぶん数分経ってしまった。
名乗り出るのにすごくドキドキしたけど、見て見ぬ振りをしたら、それで患者さんの予後がよくなかったら、私はすごく後悔をすると思った。
だから、何もできないけど、一応名乗り出ることにした。本当だったらもっと素早く名乗り出るべきなのだと思うけど、初めての経験で私には時間が必要だった。
”いっ、いっ、、、一応医者です。どうかしましたか?”
CAさんが”はぁ?”みたいな顔で見つめてくる。
次に言われた言葉は、、、、
”何かあなたの身分を証明できるものを見せてください。”
、、、うん、そんなもんないな。たとえ私が日本語で書かれた医師免許証を持ち歩いていたとして、海外で通用するの?
すごい覚悟を決めて名乗り出て、こんなこと言われちゃって、ちょっぴり拍子抜け。
でも、その通りだ。医師だということを証明できなきゃ何もさせてもらえないの当たり前だよね。
どうやら、鼻出血でも嘔吐でもなく、過呼吸だったよう。だいぶ落ち着いたから大丈夫ですと言われた。
あ~よかったよかった。私も見て見ぬ振りするより心が楽だった。
そんな機内でのできこと。
深夜到着便。KL(クアラルンプール)は治安はさほど悪くないからタクシーを使えば宿には移動できた。
けど、、、せっかく安いプロモのチケット買ったんだもん。ここでタクシー乗ったら、高い日中到着便に乗ったのと同じになっちゃう。
意地で始発のバスと電車が動くまで待つ!約5時間、空港のカフェでひたすら日記やお金の記録をつける。
朝6時になり、バスが動き始めたので移動。
7時には宿に着いた。
そしたら、14時までチェックインできないと言われる。ん?深夜でも入れてくれたって書き込みあったからここにしたんだけどな。でもチェックインタイムは一応14時になってたしな。
仕方ないからロビーで待たせてもらうことにした。
ここのところ、車中泊、車中泊、空港待機とまともに横になってない。シャワー浴びてベットに飛び込もうと思ってたのに、、、。
ちーーん(ノ_-。)って思ってたら、5分くらいで、部屋に案内するって言われる。\(゜□゜)/
”君を試したんだ。ごちゃごちゃ言ってきたら14時まで待たせるつもりだった。”
むっ。感じ悪るっ\(*`∧´)/疲れてくるからさらにいらっ( ̄∩ ̄#
ちょっと寝て、街に繰り出した。


マレーシアの人、あんまり優しくない。。。別に意地悪なわけじゃないけど、今までの国のように親切に教えてくれるとかそういう感じじゃない。
マレーシアは歴史に翻弄された多民族国家。
それぞれの民族がそれぞれの文化と宗教を尊重して生活している。
中国系の人、インド系の人、イスラム系の人、顔も服装も様々。
でも、電車の中や街中で見るグループはそれぞれの民族ごと。若者の友達同士と思われるグループも同じ民族の人たち同士。
他の民族はあまり干渉しない、そんな暗黙のルールがあるようだった。私が泊まった宿はチャイナタウンにあって、そこで聞こえたのは中国語。同じ国の中に言葉の壁もあるのかな。
だから、観光客にもそんなに深入りしないのかな。なんて思った。
でもね、やっぱり優しい人はいる。電車の中で会った高校生くらいの男の子が、同じ駅だからと、改札まで荷物を持つのを手伝ってくれたよ(‐^▽^‐)。
KLでは、KLタワーという高い塔に登った。KLで有名なのはツインタワー。でも私はツインタワーがある夜景を見たかったんだよね。
夜景、、、私は東京の方が好き。
KLタワーを見れるところは、塔の中のディスプレイがガラスに反射しちゃっていけてない。。。

翌日マラッカに移動。世界遺産。歴史上大きな役割を果たした貿易港。


ヨーロッパチックな街並みも中身は中国だったり。
おしゃれで、アートな街。


トゥクトゥクもエレクトリカルパレードみたい。

こちらマラッカでの宿は落ち着いていて、宿のオーナーもルームメイトのドイツ人・ベアベルさんもとってもいい人やった。
コスプレもしたよ。オーナーさんが探してくれた。マレーシアのウエディング衣装はやっぱり民族ごとに違う。
私が行ったお店には中国系、韓国系、インド系、なんでもあり。そして色鮮やか。
私はその中から、マレー系の衣装をチョイス。

(wi-fi環境上写真アップロードに恐ろしく時間かかるので1枚のみ掲載)
地味!そして長袖、ロングスカート。東南アジアの人たちは結婚の時に派手にビデオやアルバムを作る。だからきっと欧米のウエディングドレスも着ているのだろうと思うけど、、、結婚の時も肌見せちゃいけないんだね。厳しい。
でもやっぱり、、、これといって見どころはなくて、マレーシア滞在3日で、インドへ向かうことにしました。航空券をポチるの、とってもためらった。でも行かなきゃ!!

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さてさて、始まったばかりのインド旅。どうなることやら。。。
サイコーにamazingなメンバーとがっつり沈没中。なんと、3日先まで列車のチケットが取れない、、、。
そしてこの街、何もすることがない!!

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マレーシア。
旅人に見所を聞くと、「何もないよ。」「強いて言えばツインタワー。」っていう反応がイマイチな国。
マレーシアは飛ばすっていう人も多い。
私も行くつもりはなかったのだけど、、、ミャンマーからインドへの直行便は高い。
バンコクかクアラルンプールで乗り換えした方が安い。それならクアラルンプールに行って、ついでに観光してしまおうと思ってやってきました。
クアラルンプール行きの機内。
あの放送が掛かった、、、
『どなたかドクターはいませんか?』
一人びくびくする。
私の前方でCAさんが大量にティッシュを渡しているのが見えたから鼻出血か嘔吐か、、、。
出てくべきか、見て見ぬ振りをするか。どうしようどうしよう、、、、勝手にパニック。
へっぽこ研修医上がりの私が出て行ったところで何ができる?結局ベトナム・サパでも何もできなかった。
でも、私に何かできることがあってそれだけで解決する様なことだったら。
というか、こんだけ乗客が居て、もう一人くらい医者は居ないのか?LCCだから居ないのかな?
本当にしょうもないことが頭の中をぐるぐるしてる。
私にできることを考える。
鼻出血だったら、、、、つっぺしかできないな。嘔吐なら、、、吐き気止め?あっ、預け手荷物だ。
でも、胸が痛いとか言ってたらどうしよう、息してなかったらどうしよう、、、、
そんなん考えているうちにたぶん数分経ってしまった。
名乗り出るのにすごくドキドキしたけど、見て見ぬ振りをしたら、それで患者さんの予後がよくなかったら、私はすごく後悔をすると思った。
だから、何もできないけど、一応名乗り出ることにした。本当だったらもっと素早く名乗り出るべきなのだと思うけど、初めての経験で私には時間が必要だった。
”いっ、いっ、、、一応医者です。どうかしましたか?”
CAさんが”はぁ?”みたいな顔で見つめてくる。
次に言われた言葉は、、、、
”何かあなたの身分を証明できるものを見せてください。”
、、、うん、そんなもんないな。たとえ私が日本語で書かれた医師免許証を持ち歩いていたとして、海外で通用するの?
すごい覚悟を決めて名乗り出て、こんなこと言われちゃって、ちょっぴり拍子抜け。
でも、その通りだ。医師だということを証明できなきゃ何もさせてもらえないの当たり前だよね。
どうやら、鼻出血でも嘔吐でもなく、過呼吸だったよう。だいぶ落ち着いたから大丈夫ですと言われた。
あ~よかったよかった。私も見て見ぬ振りするより心が楽だった。
そんな機内でのできこと。
深夜到着便。KL(クアラルンプール)は治安はさほど悪くないからタクシーを使えば宿には移動できた。
けど、、、せっかく安いプロモのチケット買ったんだもん。ここでタクシー乗ったら、高い日中到着便に乗ったのと同じになっちゃう。
意地で始発のバスと電車が動くまで待つ!約5時間、空港のカフェでひたすら日記やお金の記録をつける。
朝6時になり、バスが動き始めたので移動。
7時には宿に着いた。
そしたら、14時までチェックインできないと言われる。ん?深夜でも入れてくれたって書き込みあったからここにしたんだけどな。でもチェックインタイムは一応14時になってたしな。
仕方ないからロビーで待たせてもらうことにした。
ここのところ、車中泊、車中泊、空港待機とまともに横になってない。シャワー浴びてベットに飛び込もうと思ってたのに、、、。
ちーーん(ノ_-。)って思ってたら、5分くらいで、部屋に案内するって言われる。\(゜□゜)/
”君を試したんだ。ごちゃごちゃ言ってきたら14時まで待たせるつもりだった。”
むっ。感じ悪るっ\(*`∧´)/疲れてくるからさらにいらっ( ̄∩ ̄#
ちょっと寝て、街に繰り出した。


マレーシアの人、あんまり優しくない。。。別に意地悪なわけじゃないけど、今までの国のように親切に教えてくれるとかそういう感じじゃない。
マレーシアは歴史に翻弄された多民族国家。
それぞれの民族がそれぞれの文化と宗教を尊重して生活している。
中国系の人、インド系の人、イスラム系の人、顔も服装も様々。
でも、電車の中や街中で見るグループはそれぞれの民族ごと。若者の友達同士と思われるグループも同じ民族の人たち同士。
他の民族はあまり干渉しない、そんな暗黙のルールがあるようだった。私が泊まった宿はチャイナタウンにあって、そこで聞こえたのは中国語。同じ国の中に言葉の壁もあるのかな。
だから、観光客にもそんなに深入りしないのかな。なんて思った。
でもね、やっぱり優しい人はいる。電車の中で会った高校生くらいの男の子が、同じ駅だからと、改札まで荷物を持つのを手伝ってくれたよ(‐^▽^‐)。
KLでは、KLタワーという高い塔に登った。KLで有名なのはツインタワー。でも私はツインタワーがある夜景を見たかったんだよね。
夜景、、、私は東京の方が好き。
KLタワーを見れるところは、塔の中のディスプレイがガラスに反射しちゃっていけてない。。。

翌日マラッカに移動。世界遺産。歴史上大きな役割を果たした貿易港。


ヨーロッパチックな街並みも中身は中国だったり。
おしゃれで、アートな街。


トゥクトゥクもエレクトリカルパレードみたい。

こちらマラッカでの宿は落ち着いていて、宿のオーナーもルームメイトのドイツ人・ベアベルさんもとってもいい人やった。
コスプレもしたよ。オーナーさんが探してくれた。マレーシアのウエディング衣装はやっぱり民族ごとに違う。
私が行ったお店には中国系、韓国系、インド系、なんでもあり。そして色鮮やか。
私はその中から、マレー系の衣装をチョイス。

(wi-fi環境上写真アップロードに恐ろしく時間かかるので1枚のみ掲載)
地味!そして長袖、ロングスカート。東南アジアの人たちは結婚の時に派手にビデオやアルバムを作る。だからきっと欧米のウエディングドレスも着ているのだろうと思うけど、、、結婚の時も肌見せちゃいけないんだね。厳しい。
でもやっぱり、、、これといって見どころはなくて、マレーシア滞在3日で、インドへ向かうことにしました。航空券をポチるの、とってもためらった。でも行かなきゃ!!

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