<86カ国目;ホンジュラス>世界で最も危険な国での素敵な出会い
- 2018/05/17
- 13:37
こんにちは。
帰国して2日目。
やはり東回りで帰ってくると時差ボケがひどいです。
でも来週から少しずつ社会復帰します。ゆっくりしている暇なんてありません!!!

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世界一周ブログランキングに参加中。
1日1クリックで応援宜しくお願いします。
さて、中米の国・首都でバスを乗り継ぐ旅。
続きましてはホンジュラス。
こちら、数年前まで殺人率が世界で最も高い国でした。
それゆえ、世界で最も危険な国とも呼ばれていました。
殺人率とは、、、人口10万人あたりの殺人発生件数です。
最新のデータで日本の殺人率は、、、0.31で201国家中、197位!!
日本が世界でもいかに安全な国かがわかりますね。
それに対して、ホンジュラスは、63.75で世界第2位。実に日本の205倍も殺人事件が起こっています。
ちなみに、1位は、エルサルバドルで108.63!!
エルサルバドルもめっちゃいい国だったのにな。なんか残念。
ニカラグアから入った、エルサルバドルの国境。

イミグレーションの建物がオープンすぎるんです。
両替屋さんはもちろん、携帯SIMカード売り、ピーナッツ売り、サングラス売り、、、
入国審査に並んでいるといろんな物売りが寄って来ます。
きわめつけは、両替おじさんの後ろについてくる物乞い。
彼らは、端数で両替できない小銭なんかを目当てにコバンザメのように両替おじさんの後ろについています。
頭いいね!!!
国境での両替レート、ネットで調べたものよりほんのちょっといいくらいです。
よっぽど外貨が欲しいんだね。。。
イミグレーションの建物を出ると、小さな屋台が広がっている。
国境付近ってぼったくりとか怖いんだけどね、ここは本当に明瞭会計だった。
ペットボトルのコーラを買ったんだけど、しばらくしたらおばちゃんが追いかけて来てくれて、こっちの方が冷たいよって冷えてるコーラにわざわざ交換しに来てくれた。
めっちゃいい人やん!!
ローカルの人と、ちょっとしたやりとりをしているぶんには、どこが危険なのかよく分からない。
みんなめっちゃいい人だもん。
いろいろと世話を焼いてくれる。
観光地化した町によくある、外国人=オカネ、みたいな感じが一切しない。
中央アジアの国の人々に似ている。
心のそこからの親切心で接してくれている。
あー、こういうところ、ゆっくり旅したら絶対おもしろいだろうな。。。
でもなんで、こんなに治安が悪いのかしら。
まず、この国、銃を持つのが合法なよう。
だからみんな銃を持っている。
スリとか泥棒ももちろん銃を持っている。だからすぐに殺される。
そしてもうひとつ、街を牛耳っているのがマラスという青年ギャング。
マラスとはもともと、アメリカのカリフォルニアで生まれた、ラテンアメリカ人の若者たちの集団。
彼らは、アメリカ社会で常に不当な扱いや差別の対象とされてきた。
マラスはその自己防衛のために、同じラテンアメリカ出身の者たちで団結するための組織(マラス)を結成した。
現在、そのマラスは国際的犯罪組織としてFBIにも監視をされているが、
もともとアメリカで生まれた組織は現在、中南米の各地でも活動をしており、麻薬カルテル、テロ活動、人身売買などを行なっている。
そんな犯罪組織に、貧困や教育を受けられなかった若者たちが大勢身を落としていく。
このマラスに加入する条件には、殺人経験があることが必要だったり、入ったらやめることができなかったりと、とにかくぶっ飛んでいる。
私たちには理解ができないことだけど、それがここでは当たり前のことのようだ。
ホンジュラスの首都・テグシガルパではバスターミナルに併設の宿に泊まった。
お値段20ドルなのに、プレハブでできたようなひどいホテル。
シャワーは水のみ。
なんか足元見てんなー。。。
明るいうちに、バス停の周りをちょっとだけ歩く。
ホテルの警備員さんに頼んで入り口の鍵をあけてもらう。
バス停の周り、、、


特に危険な雰囲気はない。

こんな路上の八百屋さんでも、自国通貨の他にドルを受け付けてくれる。
ただ、、、
どんなお店も、鉄格子に囲われている。

お店の人は、みんなスマイルで優しいけどね。
この鉄格子が本当に物々しい雰囲気を醸し出す。
高い塀の中にあるホテルで素敵な出会い。
ホンジュラス人のジェニ。

彼女、ほとんど英語を話せない。
私の中学生レベルのスペイン語で頑張って会話。
彼女は、勉強をしたいらしい。
だけど、ホンジュラスには、公立の大学が2つしかないらしく、その教育クオリティもそれほど高くないようだ。
だから、彼女はメキシコに行って勉強をしたいと。
だけど、彼女にはそのためのビザがない。
どうするのか。。。とりあえず、グアテマラに行くのだという。
そこで、どうにかメキシコにく手立てを考えるのだという。
一か八かの掛けみたい。
教育を受けたいってだけなのに。
なんかさ、本当に生まれた場所によって、こんなにも生活が違うってことにちょっぴり悲しくなる。
”いつか日本に遊びに来てよ。”っていうと、
”日本はブッタの国でしょ?私はクリスチャンだよ?”っていう答えが返って来た。
私のスペイン語が拙すぎてここら辺から、だんだん会話がちぐはぐになってくるんだけど、
どうやら彼女は敬虔なクリスチャンのよう。
”来世があるなら、いつメシアに会えるの?”
”来世があるなら、ヘブンには行けないじゃん?”
”来世でも人間になれるの?虫だったらどうするの?”
”チカは仏教徒なの?私のことどう思う?”
”私が、日本に行ったら、みんな私のことどうおもう?”
それに対して、私はどう答えたらいいのか分からない。
彼女は、日本っていう国にどんなイメージをもっているんだろう。
言葉が通じないからうまく意思疎通ができないんだけど、彼女が頭の中に描いている日本のイメージをちょっとのぞいて見たいって思った。
彼女が、無事にメキシコで学生生活を送れたらいいな。

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やはり東回りで帰ってくると時差ボケがひどいです。
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続きましてはホンジュラス。
こちら、数年前まで殺人率が世界で最も高い国でした。
それゆえ、世界で最も危険な国とも呼ばれていました。
殺人率とは、、、人口10万人あたりの殺人発生件数です。
最新のデータで日本の殺人率は、、、0.31で201国家中、197位!!
日本が世界でもいかに安全な国かがわかりますね。
それに対して、ホンジュラスは、63.75で世界第2位。実に日本の205倍も殺人事件が起こっています。
ちなみに、1位は、エルサルバドルで108.63!!
エルサルバドルもめっちゃいい国だったのにな。なんか残念。
ニカラグアから入った、エルサルバドルの国境。

イミグレーションの建物がオープンすぎるんです。
両替屋さんはもちろん、携帯SIMカード売り、ピーナッツ売り、サングラス売り、、、
入国審査に並んでいるといろんな物売りが寄って来ます。
きわめつけは、両替おじさんの後ろについてくる物乞い。
彼らは、端数で両替できない小銭なんかを目当てにコバンザメのように両替おじさんの後ろについています。
頭いいね!!!
国境での両替レート、ネットで調べたものよりほんのちょっといいくらいです。
よっぽど外貨が欲しいんだね。。。
イミグレーションの建物を出ると、小さな屋台が広がっている。
国境付近ってぼったくりとか怖いんだけどね、ここは本当に明瞭会計だった。
ペットボトルのコーラを買ったんだけど、しばらくしたらおばちゃんが追いかけて来てくれて、こっちの方が冷たいよって冷えてるコーラにわざわざ交換しに来てくれた。
めっちゃいい人やん!!
ローカルの人と、ちょっとしたやりとりをしているぶんには、どこが危険なのかよく分からない。
みんなめっちゃいい人だもん。
いろいろと世話を焼いてくれる。
観光地化した町によくある、外国人=オカネ、みたいな感じが一切しない。
中央アジアの国の人々に似ている。
心のそこからの親切心で接してくれている。
あー、こういうところ、ゆっくり旅したら絶対おもしろいだろうな。。。
でもなんで、こんなに治安が悪いのかしら。
まず、この国、銃を持つのが合法なよう。
だからみんな銃を持っている。
スリとか泥棒ももちろん銃を持っている。だからすぐに殺される。
そしてもうひとつ、街を牛耳っているのがマラスという青年ギャング。
マラスとはもともと、アメリカのカリフォルニアで生まれた、ラテンアメリカ人の若者たちの集団。
彼らは、アメリカ社会で常に不当な扱いや差別の対象とされてきた。
マラスはその自己防衛のために、同じラテンアメリカ出身の者たちで団結するための組織(マラス)を結成した。
現在、そのマラスは国際的犯罪組織としてFBIにも監視をされているが、
もともとアメリカで生まれた組織は現在、中南米の各地でも活動をしており、麻薬カルテル、テロ活動、人身売買などを行なっている。
そんな犯罪組織に、貧困や教育を受けられなかった若者たちが大勢身を落としていく。
このマラスに加入する条件には、殺人経験があることが必要だったり、入ったらやめることができなかったりと、とにかくぶっ飛んでいる。
私たちには理解ができないことだけど、それがここでは当たり前のことのようだ。
ホンジュラスの首都・テグシガルパではバスターミナルに併設の宿に泊まった。
お値段20ドルなのに、プレハブでできたようなひどいホテル。
シャワーは水のみ。
なんか足元見てんなー。。。
明るいうちに、バス停の周りをちょっとだけ歩く。
ホテルの警備員さんに頼んで入り口の鍵をあけてもらう。
バス停の周り、、、


特に危険な雰囲気はない。

こんな路上の八百屋さんでも、自国通貨の他にドルを受け付けてくれる。
ただ、、、
どんなお店も、鉄格子に囲われている。

お店の人は、みんなスマイルで優しいけどね。
この鉄格子が本当に物々しい雰囲気を醸し出す。
高い塀の中にあるホテルで素敵な出会い。
ホンジュラス人のジェニ。

彼女、ほとんど英語を話せない。
私の中学生レベルのスペイン語で頑張って会話。
彼女は、勉強をしたいらしい。
だけど、ホンジュラスには、公立の大学が2つしかないらしく、その教育クオリティもそれほど高くないようだ。
だから、彼女はメキシコに行って勉強をしたいと。
だけど、彼女にはそのためのビザがない。
どうするのか。。。とりあえず、グアテマラに行くのだという。
そこで、どうにかメキシコにく手立てを考えるのだという。
一か八かの掛けみたい。
教育を受けたいってだけなのに。
なんかさ、本当に生まれた場所によって、こんなにも生活が違うってことにちょっぴり悲しくなる。
”いつか日本に遊びに来てよ。”っていうと、
”日本はブッタの国でしょ?私はクリスチャンだよ?”っていう答えが返って来た。
私のスペイン語が拙すぎてここら辺から、だんだん会話がちぐはぐになってくるんだけど、
どうやら彼女は敬虔なクリスチャンのよう。
”来世があるなら、いつメシアに会えるの?”
”来世があるなら、ヘブンには行けないじゃん?”
”来世でも人間になれるの?虫だったらどうするの?”
”チカは仏教徒なの?私のことどう思う?”
”私が、日本に行ったら、みんな私のことどうおもう?”
それに対して、私はどう答えたらいいのか分からない。
彼女は、日本っていう国にどんなイメージをもっているんだろう。
言葉が通じないからうまく意思疎通ができないんだけど、彼女が頭の中に描いている日本のイメージをちょっとのぞいて見たいって思った。
彼女が、無事にメキシコで学生生活を送れたらいいな。

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