<82カ国目;コロンビア>蟹工船かよ
- 2018/05/08
- 17:15
こんにちは。
予約投稿です。
帰りの飛行機が、メキシコ・カンクン発なのですが、グアテマラから陸路で移動するのに、大好きなサンクリに立ち寄ることになりました。
1泊か2泊しかできないけど、どういうわけか、お気に入りの街には図らずとも戻ることができるんです。
世界一周最後の街がサンクリとか、嬉しすぎる!!

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1日1クリックで応援よろしくお願いします。
パナマへどうやって行こうか、、、。
コロンビアからは陸続きなのに道路がない。
手段としては、飛行機か船しかないのだけど、船は、パナマに直行するわけではなく、途中にあるリゾートアイランドによって行くので5泊6日かかる。
旅の最後に5日間っていう期間は長すぎるのだけど、、、
一応情報収集にツアー会社に行ったところ、めっちゃ面白そう!
他の会社と値段の比較もすることなく翌日出発の船に乗ることを決めてしまった。
5泊6日のツアーの料金は550ドル。
代金には、アルコール飲料以外の全ての費用が含まれている。
ただ、ここで大問題。お支払い、USドルの現金のみ。
こういう自国の経済が不安定な途上国では良くあることなんだけど、コロンビアの場合かなり厄介。
コロンビアはもちろんペソっていう自国の通貨がある。
途上国だとATMからUSドルを引き出すことができたりもするんだけど、コロンビアのATMは自国の通貨しか引き出せない。
さらに、コロンビアの銀行ってどこも、1日で引き出せる現金の上限が決まっている。
多いところで、日本円にして30000円分くらい。少ないと24000円分くらい。
となるとですよ、550ドルの現金を作るのには2回に分けてお金を下ろす必要があるわけですよ。
要は2日を要する。
私は、USドルの現金を400ドルほど持っていたので、1回の引き出しで550ドル分の現金を作ることができた。
ただ、引き出した段階ではまだコロンビアペソですから。これを両替所に持って行ってドルに変えてもらわないといけないんですよ。
コロンビア、ペソとUSドルの両替レートはとてもよい。ネットで調べたものより良い。
よっぽど外貨が欲しいんだね。
その中でもいくつか両替所を回ってよりいいレートのところを探す。
一番最初に聞いたところが一番良かったから戻ったら、レート変わってる。。。
”さっきは、1ドル〇〇(いくらだったか忘れた)ペソだったじゃん!!!(*`へ´*)”
お願いしたらあっさり元のレートに戻った。
そんな感じで、銀行と両替所を行ったり来たりして、550ドルを作った。
私、翌日出発の便だったけど、400ドルの手持ちがなかったらこの便乗れなかったね。。。
だいたい毎日出てるみたいだけど。。。
出発の前日は、クルーと参加者でミーティング。
クルーは、キャプテン・アンドレに、ニコ、カミーラ、フロウの4人。
それに対して、ゲストは、
デンマーク人のカップル、キャスとニコラ、イギリス人のカップル、クララとジョシュ、そして私。
本来は11人ゲストが乗る船に私たち5人。本当は7人以上乗らないと儲けにならないらしい。
だけど、次のパナマからカルタヘナに戻る便のスケジュールも決まっているから船を出さざるをえないらしい。
キャプテンも、こんな人数で出したことないって嘆いておった。
でもそのおかげて、カップルには個室、私は、ドミトリー部分を1人で使うことができた。
出発当日。夜の8時にピアに集合。
真っ暗だしね、お尻を突き出す感じで止まっているから全貌わからないんだけど、これが私たちの乗る船。

船というより、ヨットとかプレジャーボートってやつですね。
一度荷物を置いて、近くのスーパーにお買い物に行く、これから行く島の多くは無人島。
お買い物が一切できません。
必要なお酒やお菓子はここで買っておかなくてはなりません。
最終的な準備も整い、いざ出発です。

カルタヘナの夜景。

ピアを出るなり、いきなり全力で揺れ出すボート。
意味がわかんない揺れ方する。こんなに揺れて船壊れないの?!ってレベル。
大型船のように、波を切るってことができない。思いっきり並みの動きに合わせてボートも揺れる。
船の窓からの景色は、星空かと思いきや、思いっきり水の中と目まぐるしく変わる。
これ、転覆しませんかね?!?!
私、大学時代ボート部だったし、船好きだし、そこそこ船酔いに対しては耐性があるつもりだったんですけどね、、、
そっこー、酔った_(:□ 」∠)_。
酔い止めもガッツリ飲んで来たのに。。。
吐くまではいかないけど、頭を上げているとめまいがして気持ち悪い。
そんな中を早速お酒飲み始める皆様。。。まじで?!?!
私は、1人先にベッドに入る。
頭を上げていなければ、少しは楽。一度ベッドに頭をつけたらね二度と持ち上げたくない。
翌日は丸1日航海だったけど、私、ほぼ全ての時間をベッド上で過ごす。
みんなは、もはやビキニ着てデッキで日向ぼっこしてる。
トイレに行くのに、1時間くらい悩む。
カミーラたちがいつも掃除をしてくれるのでとっても綺麗だけど、ポンプ式になっているので用を済ませたら50回くらいポンプを引いたり押したりしなければならない。
その間に思いっきり酔う。そうしたらしばらくまためまいに襲われる。
だからかなり意気込んで気合を入れてからじゃないと立ち上がることができない。
ベッドに横になっているとね、なんか身体中が痒くなってくるんだよね。
痒い場所を触るとぷくっと腫れている。
このベッド、絶対に虫がいる。
ただ、その虫を確認するのすら億劫になるくらい船酔いで気持ちが悪い。
経験上、刺され方や腫れ具合から、南京虫じゃないことは確か。
そんならいいや。笑
とりあえずそのまま寝込む!!
てかね、蟹工船かよって。
ベッドから転がり落ちそうになるくらい揺れる船に、ダニのわいたベッドって。。。
しかもシャワーが、、、というかお風呂が海です笑。
デッキでボートに備え付けの海に流していい石鹸で体や髪を洗い、そのまま海に飛び込めば一瞬で綺麗になります。
もちろんビキニ着てますよ。
そして、これまたポンプ式のシャワーで真水をかけて海水を流して終了!
海では真水は貴重だからね。
普通に気持ちいいですよ。
でも私は、蟹工船の遺体を洗う水をケチってる監督の姿を思い出したよ。。。
そんな蟹工船の旅、はじまりはじまり

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帰りの飛行機が、メキシコ・カンクン発なのですが、グアテマラから陸路で移動するのに、大好きなサンクリに立ち寄ることになりました。
1泊か2泊しかできないけど、どういうわけか、お気に入りの街には図らずとも戻ることができるんです。
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コロンビアからは陸続きなのに道路がない。
手段としては、飛行機か船しかないのだけど、船は、パナマに直行するわけではなく、途中にあるリゾートアイランドによって行くので5泊6日かかる。
旅の最後に5日間っていう期間は長すぎるのだけど、、、
一応情報収集にツアー会社に行ったところ、めっちゃ面白そう!
他の会社と値段の比較もすることなく翌日出発の船に乗ることを決めてしまった。
5泊6日のツアーの料金は550ドル。
代金には、アルコール飲料以外の全ての費用が含まれている。
ただ、ここで大問題。お支払い、USドルの現金のみ。
こういう自国の経済が不安定な途上国では良くあることなんだけど、コロンビアの場合かなり厄介。
コロンビアはもちろんペソっていう自国の通貨がある。
途上国だとATMからUSドルを引き出すことができたりもするんだけど、コロンビアのATMは自国の通貨しか引き出せない。
さらに、コロンビアの銀行ってどこも、1日で引き出せる現金の上限が決まっている。
多いところで、日本円にして30000円分くらい。少ないと24000円分くらい。
となるとですよ、550ドルの現金を作るのには2回に分けてお金を下ろす必要があるわけですよ。
要は2日を要する。
私は、USドルの現金を400ドルほど持っていたので、1回の引き出しで550ドル分の現金を作ることができた。
ただ、引き出した段階ではまだコロンビアペソですから。これを両替所に持って行ってドルに変えてもらわないといけないんですよ。
コロンビア、ペソとUSドルの両替レートはとてもよい。ネットで調べたものより良い。
よっぽど外貨が欲しいんだね。
その中でもいくつか両替所を回ってよりいいレートのところを探す。
一番最初に聞いたところが一番良かったから戻ったら、レート変わってる。。。
”さっきは、1ドル〇〇(いくらだったか忘れた)ペソだったじゃん!!!(*`へ´*)”
お願いしたらあっさり元のレートに戻った。
そんな感じで、銀行と両替所を行ったり来たりして、550ドルを作った。
私、翌日出発の便だったけど、400ドルの手持ちがなかったらこの便乗れなかったね。。。
だいたい毎日出てるみたいだけど。。。
出発の前日は、クルーと参加者でミーティング。
クルーは、キャプテン・アンドレに、ニコ、カミーラ、フロウの4人。
それに対して、ゲストは、
デンマーク人のカップル、キャスとニコラ、イギリス人のカップル、クララとジョシュ、そして私。
本来は11人ゲストが乗る船に私たち5人。本当は7人以上乗らないと儲けにならないらしい。
だけど、次のパナマからカルタヘナに戻る便のスケジュールも決まっているから船を出さざるをえないらしい。
キャプテンも、こんな人数で出したことないって嘆いておった。
でもそのおかげて、カップルには個室、私は、ドミトリー部分を1人で使うことができた。
出発当日。夜の8時にピアに集合。
真っ暗だしね、お尻を突き出す感じで止まっているから全貌わからないんだけど、これが私たちの乗る船。

船というより、ヨットとかプレジャーボートってやつですね。
一度荷物を置いて、近くのスーパーにお買い物に行く、これから行く島の多くは無人島。
お買い物が一切できません。
必要なお酒やお菓子はここで買っておかなくてはなりません。
最終的な準備も整い、いざ出発です。

カルタヘナの夜景。

ピアを出るなり、いきなり全力で揺れ出すボート。
意味がわかんない揺れ方する。こんなに揺れて船壊れないの?!ってレベル。
大型船のように、波を切るってことができない。思いっきり並みの動きに合わせてボートも揺れる。
船の窓からの景色は、星空かと思いきや、思いっきり水の中と目まぐるしく変わる。
これ、転覆しませんかね?!?!
私、大学時代ボート部だったし、船好きだし、そこそこ船酔いに対しては耐性があるつもりだったんですけどね、、、
そっこー、酔った_(:□ 」∠)_。
酔い止めもガッツリ飲んで来たのに。。。
吐くまではいかないけど、頭を上げているとめまいがして気持ち悪い。
そんな中を早速お酒飲み始める皆様。。。まじで?!?!
私は、1人先にベッドに入る。
頭を上げていなければ、少しは楽。一度ベッドに頭をつけたらね二度と持ち上げたくない。
翌日は丸1日航海だったけど、私、ほぼ全ての時間をベッド上で過ごす。
みんなは、もはやビキニ着てデッキで日向ぼっこしてる。
トイレに行くのに、1時間くらい悩む。
カミーラたちがいつも掃除をしてくれるのでとっても綺麗だけど、ポンプ式になっているので用を済ませたら50回くらいポンプを引いたり押したりしなければならない。
その間に思いっきり酔う。そうしたらしばらくまためまいに襲われる。
だからかなり意気込んで気合を入れてからじゃないと立ち上がることができない。
ベッドに横になっているとね、なんか身体中が痒くなってくるんだよね。
痒い場所を触るとぷくっと腫れている。
このベッド、絶対に虫がいる。
ただ、その虫を確認するのすら億劫になるくらい船酔いで気持ちが悪い。
経験上、刺され方や腫れ具合から、南京虫じゃないことは確か。
そんならいいや。笑
とりあえずそのまま寝込む!!
てかね、蟹工船かよって。
ベッドから転がり落ちそうになるくらい揺れる船に、ダニのわいたベッドって。。。
しかもシャワーが、、、というかお風呂が海です笑。
デッキでボートに備え付けの海に流していい石鹸で体や髪を洗い、そのまま海に飛び込めば一瞬で綺麗になります。
もちろんビキニ着てますよ。
そして、これまたポンプ式のシャワーで真水をかけて海水を流して終了!
海では真水は貴重だからね。
普通に気持ちいいですよ。
でも私は、蟹工船の遺体を洗う水をケチってる監督の姿を思い出したよ。。。
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