<81カ国目;ブラジル>みんなの笑顔はお寿司以上の価値がある
- 2018/04/17
- 18:01
こんにちは。
予約投稿です。
カルタヘナの宿を探しているんですが、レビューにめっちゃ南京虫情報があるんですが、、、。

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世界一周ブログランキングに参加中。
1日1クリックで応援よろしくお願いします。
咳が止まらないので、ドミトリーから安い個室のある宿に移った。
3部屋しかない小さな宿だけど、私がいる間常に満室だった。
私が移った翌日にやってきたブラジル人のおばちゃん。
常にキッチンにあるテーブルに座っていて、どこにもいかない。
私も食事作ったり、ブログ書いたりしたいからテーブルに座りたいのに、座ったら最後、ずーーーっとポルトガル語で話しかけられるから、面倒臭い。
とにかく話し相手を見つけてはずっと話しかける。
それ一度座ったら絶対に動かない。
水汲んでとか、コーヒー入れてとか、そこらへんにいる人を誰彼構わずこき使って来る。
宿のみんなのうんざりしているのがわかる。
別の宿泊者から聞いた話だど、彼女は、サンパウロから別れた夫を探しにやってきたらしい。
その割には常に宿にいて、探している気配もない。
見つかるまで彼女はここに滞在する予定らしい。
お父さんとか正直こぼしてたもん。
だだ唯一、アリスが彼女に懐いていること。
アリスは絶対にお客さんに話しかけたりしないらしい。
彼女がお客さんとニコニコ楽しそうに話しているのを初めてみたと、みんな驚いている。
悪いことばかりじゃないようだ。
残りの1室は毎日人が変わったけど、南米を長く旅してる旅なれた人が多かった。
薬を分けてもらったり、携帯のSIMを譲ってもらったり、みんな優しかった。
インド人男性とオーストリア人女性の夫婦がやってきたんだけど、旦那さんの腕にはタトゥーが。
『煮魚"』
なんで、どうして煮魚?しかも、魚の横に濁点ついてる。
”読める?”って聞かれたから、”ニザカナ”って答えたら、
”違うよ、ニヴェッシュだよ。僕の名前”って言われた。
”へえ、多分中国語読みかな?”
”違うよ、日本語だよ。だって日本人の友達のシュンスケに書いてもらったんだもん。
魚の横に平仮名で使う濁点があるでしょ?これは日本語だけだよ。
漢字には使わないけど、ユーモアだって言ってたよ”って力説される。
口頭で話していたから、”ニヴェッシュ”っていう発音も私の耳が聞き取ったものだから曖昧だけど、
どう頑張っても彼の言う名前の発音にはならないんだよな。
たまにあるんですよね、これ日本語だよって言うけど、理解できないタトゥー。
ちなみに私も、中学生の時イギリスの語学学校に通っていた時のホストファミリーのお母さんに、
”happinessって日本語で書いて”と言われたので、紙に”幸福”って書いたら、
学校から帰ってきたら、私の筆跡のままの”幸福”がお母さんの腕にタトゥーになっていて焦ったことがあった。
タトゥーにするって言ってくれたら、もうちょっとちゃんと書いたわ。。。
さて、みんなが色々気を遣ってくれたおかげて声もだいぶ回復してきた。
って言っても今現在でも朝の声はイマイチ出にくいけど。。。
そろそろ出発の準備をしないと。
ダニエルが港まで付き合ってくれて、ハンモックボートのチケットを買うのを手伝ってくれた。
4泊5日で、5日目のお昼頃にコロンビアとの国境の町・タバチンガに到着すると言う。
何度もしつこく、日付と曜日まで確認したのに、、、これまた着かないからな!7泊したからな!
さて、チケットを購入したので、ジャングルクルーズの準備を開始。
まずは肝心のハンモックを購入。ボートの中で使うハンモックはみんな自前です。

ハンモックは600円くらいからピンキリで売っている。私は1000円ほどの布製のものを。
同時に蚊帳とハンモックの高さを調節するためのロープを購入。
それに、虫除けを2種類。ちょっとしたお菓子と果物と、水を6リットル。
ウォーターサーバーはあるらしいけど、水が濁っていたと言う情報もあったので。
船全体で食中毒を起こすこともしばしばなのだとか。だけど、さすがに食料までは持ち込めないな。
さて、みんなと過ごす最後の日。
良くしてもらったお礼に何かしてあげたいと思ってね。
普段は野菜炒めを作るのですが、、、ブラジルって、ヤキソバっていう日本食がわりとメジャーです。
野菜炒めと、ヤキソバって似たようなものじゃないですか。
そしたらね、お寿司や生の魚を食べたことがないって言うから。
そしてちょうど近くにお寿司屋さんがあったから。。。

寿司パーティ!!

もちろん日本の寿司とは違いますが。。。
クリームチーズは標準装備。オレンジ色の物体は渋柿のような甘くない果物。

左は、鮭の皮のフライ寿司。右の赤いのはグァバを煮詰めて作っている甘いゼリーのようなもの。
ご飯の上になんでものせちゃうのね。
初めての寿司、そしてお箸にみなさん大興奮。


”お寿司は手で食べていいんだよ”、って言ったけど、みんな箸を使って食べたいのです。

喜んでいただけて何より。
割り箸を洗って取っておくとか言ってくれるのもなんか嬉しい。
ジョシュエルたちもお酒を作ってくれたり、他の宿泊者、おばちゃんも一緒になって楽しいひと時だった。
日本で食べるよりは格段に安いけど、旅の終盤の私には、そこそこ大きな出費だった。
だけど、過ごした時間やみんなの笑顔は本当にプライスレス。
っていうか、出したお金以上の価値があった。
そして、日本の文化の一部分を紹介できたことも嬉しかった。
ケチケチしちゃいかんね。出す時出さんと。
この旅を通して私は本当に色々な人に、色々な貴重な経験をさせてもらった。
こんなんじゃ全然足りないけどね、その恩をここで返す。
pay it forward
ここでの私のpayはいつかまたきっと何倍もの価値の人の優しさになって私のところに還ってくる。
小さな素朴な宿だけど、ジョシュエルやお父さんたちが一生懸命気を配っているおかげて、本当に暖かい空気が流れている。
”there is always a good vibe in my house."
またいつか戻ってきた居場所。

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3部屋しかない小さな宿だけど、私がいる間常に満室だった。
私が移った翌日にやってきたブラジル人のおばちゃん。
常にキッチンにあるテーブルに座っていて、どこにもいかない。
私も食事作ったり、ブログ書いたりしたいからテーブルに座りたいのに、座ったら最後、ずーーーっとポルトガル語で話しかけられるから、面倒臭い。
とにかく話し相手を見つけてはずっと話しかける。
それ一度座ったら絶対に動かない。
水汲んでとか、コーヒー入れてとか、そこらへんにいる人を誰彼構わずこき使って来る。
宿のみんなのうんざりしているのがわかる。
別の宿泊者から聞いた話だど、彼女は、サンパウロから別れた夫を探しにやってきたらしい。
その割には常に宿にいて、探している気配もない。
見つかるまで彼女はここに滞在する予定らしい。
お父さんとか正直こぼしてたもん。
だだ唯一、アリスが彼女に懐いていること。
アリスは絶対にお客さんに話しかけたりしないらしい。
彼女がお客さんとニコニコ楽しそうに話しているのを初めてみたと、みんな驚いている。
悪いことばかりじゃないようだ。
残りの1室は毎日人が変わったけど、南米を長く旅してる旅なれた人が多かった。
薬を分けてもらったり、携帯のSIMを譲ってもらったり、みんな優しかった。
インド人男性とオーストリア人女性の夫婦がやってきたんだけど、旦那さんの腕にはタトゥーが。
『煮魚"』
なんで、どうして煮魚?しかも、魚の横に濁点ついてる。
”読める?”って聞かれたから、”ニザカナ”って答えたら、
”違うよ、ニヴェッシュだよ。僕の名前”って言われた。
”へえ、多分中国語読みかな?”
”違うよ、日本語だよ。だって日本人の友達のシュンスケに書いてもらったんだもん。
魚の横に平仮名で使う濁点があるでしょ?これは日本語だけだよ。
漢字には使わないけど、ユーモアだって言ってたよ”って力説される。
口頭で話していたから、”ニヴェッシュ”っていう発音も私の耳が聞き取ったものだから曖昧だけど、
どう頑張っても彼の言う名前の発音にはならないんだよな。
たまにあるんですよね、これ日本語だよって言うけど、理解できないタトゥー。
ちなみに私も、中学生の時イギリスの語学学校に通っていた時のホストファミリーのお母さんに、
”happinessって日本語で書いて”と言われたので、紙に”幸福”って書いたら、
学校から帰ってきたら、私の筆跡のままの”幸福”がお母さんの腕にタトゥーになっていて焦ったことがあった。
タトゥーにするって言ってくれたら、もうちょっとちゃんと書いたわ。。。
さて、みんなが色々気を遣ってくれたおかげて声もだいぶ回復してきた。
って言っても今現在でも朝の声はイマイチ出にくいけど。。。
そろそろ出発の準備をしないと。
ダニエルが港まで付き合ってくれて、ハンモックボートのチケットを買うのを手伝ってくれた。
4泊5日で、5日目のお昼頃にコロンビアとの国境の町・タバチンガに到着すると言う。
何度もしつこく、日付と曜日まで確認したのに、、、これまた着かないからな!7泊したからな!
さて、チケットを購入したので、ジャングルクルーズの準備を開始。
まずは肝心のハンモックを購入。ボートの中で使うハンモックはみんな自前です。

ハンモックは600円くらいからピンキリで売っている。私は1000円ほどの布製のものを。
同時に蚊帳とハンモックの高さを調節するためのロープを購入。
それに、虫除けを2種類。ちょっとしたお菓子と果物と、水を6リットル。
ウォーターサーバーはあるらしいけど、水が濁っていたと言う情報もあったので。
船全体で食中毒を起こすこともしばしばなのだとか。だけど、さすがに食料までは持ち込めないな。
さて、みんなと過ごす最後の日。
良くしてもらったお礼に何かしてあげたいと思ってね。
普段は野菜炒めを作るのですが、、、ブラジルって、ヤキソバっていう日本食がわりとメジャーです。
野菜炒めと、ヤキソバって似たようなものじゃないですか。
そしたらね、お寿司や生の魚を食べたことがないって言うから。
そしてちょうど近くにお寿司屋さんがあったから。。。

寿司パーティ!!

もちろん日本の寿司とは違いますが。。。
クリームチーズは標準装備。オレンジ色の物体は渋柿のような甘くない果物。

左は、鮭の皮のフライ寿司。右の赤いのはグァバを煮詰めて作っている甘いゼリーのようなもの。
ご飯の上になんでものせちゃうのね。
初めての寿司、そしてお箸にみなさん大興奮。


”お寿司は手で食べていいんだよ”、って言ったけど、みんな箸を使って食べたいのです。

喜んでいただけて何より。
割り箸を洗って取っておくとか言ってくれるのもなんか嬉しい。
ジョシュエルたちもお酒を作ってくれたり、他の宿泊者、おばちゃんも一緒になって楽しいひと時だった。
日本で食べるよりは格段に安いけど、旅の終盤の私には、そこそこ大きな出費だった。
だけど、過ごした時間やみんなの笑顔は本当にプライスレス。
っていうか、出したお金以上の価値があった。
そして、日本の文化の一部分を紹介できたことも嬉しかった。
ケチケチしちゃいかんね。出す時出さんと。
この旅を通して私は本当に色々な人に、色々な貴重な経験をさせてもらった。
こんなんじゃ全然足りないけどね、その恩をここで返す。
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ここでの私のpayはいつかまたきっと何倍もの価値の人の優しさになって私のところに還ってくる。
小さな素朴な宿だけど、ジョシュエルやお父さんたちが一生懸命気を配っているおかげて、本当に暖かい空気が流れている。
”there is always a good vibe in my house."
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