<81カ国目;ブラジル>8時間遅れで始まったこの旅史上最も過酷なバス移動!
- 2018/04/12
- 17:31
こんにちは。
現在、コロンビア・メデジン。
スキミングされましたが、この国、いい国です。
楽しくやっとります。

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皆様のおかげで7位なんて頂いて、優秀の美ですね。ありがとうございます。
ダマリスちゃんに見送ってもらってバスターミナルへ。
次なる目的地は、ブラジル最後の街、マナウス。
だが、、、バスがなかなか来ない。
屋根しかないバスターミナルのベンチに座って待ち続ける。
Wi-Fiもないし、することがない。
2時間が過ぎたけど、来ない。私が座っているベンチからバス会社のオフィスが見えていて、様子を伺いに行こうと椅子を立とうとすると、ジェスチャーで”まだ!”って送ってくる。
熱帯気候の湿度と汗で身体中べたべた。。。あー、今日シャワー浴びれないのに。
4時間たってもまだバスは来ず。
まだ来ないって言うからさ、オフィスに荷物を預けてバスターミナルの周りをお散歩。
だけどさ、いつバスが来るかわからないしなんか落ち着かないから結局ベンチに座ってる。
6時間たって、オフィスのお兄さんが私の荷物を持って私を呼びに来た。
やっと来たバス、、、、激烈にボロい。
バス内部も、、、あまり綺麗ではない。

まぁ、アフリカや中国の汚さに比べたらね、全然我慢できますよ。
今まで乗って来たブラジルのバスってそこそこ綺麗だったのにな。。。
まあ24時間だし。なんとかなるかな。
さて、6時間遅れてやって来たくせに、給油がまだのようです。
バスターミナルを出てすぐにガソリンスタンドにピットイン。

外国あるある。給油は客が乗ってから。
そこでなんかスタッフ同士で揉めてんだけど。。。大丈夫かね。。。

ガソリンも入ったし、いよいよ出発か、、、と思いきや、物流ターミナルのようなところへ。
トランクにたくさんの荷物を積み込み始める。
こういうこと全部、済ませておいてよ!!!(*`へ´*)
ただでさえ6時間遅れなのにそこから、ちんたら準備を始めて本格的に走り出したのはさらに2時間後。
13時出発のはずのバスが走り出したのは21時を過ぎた頃。
お客さんはわずかに9人。
お爺さん2人とお母さんと5歳、7歳くらいの兄弟、ちょっと精神発達遅滞がありそうな20歳くらいの女の子とそのお父さん。そしてチャラ男、それに私。
運転手さんは2人体制。Gパンにシャツっていうなんともラフな装いなんですけど。
バスターミナルのスタッフはちゃんとユニフォーム着てたのに。
運ちゃん、前歯なかったり、めっちゃ柄悪そうなんだけど。
このバス会社本当に大丈夫なん?
もう1つの懸念は誰も英語が話せない。私のスペイン語も通じてるのか通じてないのかわからない。
またもや、私はボリビア人かと聞かれる。ブラジルに入ってから2回目。
日本人だって言ったら、お爺さんの1人が、”アリガトー!アリガトー!!”と知っている日本語を話してくれた。
それ以後、私は、みんなから”アリガトー”と呼ばれることになる。
バスは順調に走り始めたけど、おいら、お腹空いてるよ。
食事休憩ないのかな?って思ってたら、夜中の12時に小屋みたいな食堂でスープをかっこむ。
そのあと、私は思いっきり寝落ちる。全くの記憶なし。
だって前日南京虫のせいで不眠だから。そしてその前日もバス泊だったから。
めっちゃ熟睡してたら、運転手さんにツンツンされて起こされる。
”降りろ!”のジェスチャー。
バスの外に出てみると、、、

前方の道のど真ん中にショベルカーを積んだトラックが立往生している。
別のバス会社(EUCATOUR)のバスが、どうすることもできずに止まっていた。
だが、我がバス(trans brasil)は行くようだ。
私たちが降ろされた理由は、バスを軽くるためのようだ。
運転手さんがエンジンふかして思いっきりスピード出して走り始めた。
結果、、、トラックの横でスタック。

さらに反対側から走って来た乗用車もスタックしてしまい、もうほんとにカオス。

掘ったり、バックしたり、どうにか抜け出そうとするけど、どうにも動けない。
ドライバーさんたち、泥まみれの汗まみれ。男性陣も手伝ってどうにか脱出を試みるけど、どうしようもない。
ちーん。
こうなるとどうすることもできないようだ。
傾いたバスの中に戻ってひたすら何もせず待っている。
エンジンつけっぱなしにしてくれるから冷房が効いていてありがたい。
その間に私は、またもや寝入ってしまっていた。
どれくらい寝ていたのかわからないけど、すごい音と揺れで目覚めたら、でかいショベルカーみたいのがやって来て、トラックと我がバスを引っ張りあげてくれた。
あーよかった。バスは何もなかったかのように走り始めた。
ひと安心したものの、これはほんのプロローグに過ぎなかった。
このあと、疲れとか怒りとかを通り越して、もう笑うしかない大冒険が始まります。
ちょっと気になってGPSを確認すると、900キロの道のりのうちの200キロしか進んでないんですけど。。。
本来ならば、13時にポルトベリョを出発して、翌日の13時にマナウスに着くはずのバス。
そもそも8時間遅れて出発してるしさ、もう定刻には着かない覚悟はしているけどさ、それでもこの日の日付が変わる前にはマナウスに到着できると思っていた。
結果、着きません。笑
結論から申し上げますと、翌日(24時間後)に到着予定のバスは、3日後に到着します。
ぼろぼろの状態で。。。
この旅の最後にふさわしい大冒険の始まり始まり。。。

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屋根しかないバスターミナルのベンチに座って待ち続ける。
Wi-Fiもないし、することがない。
2時間が過ぎたけど、来ない。私が座っているベンチからバス会社のオフィスが見えていて、様子を伺いに行こうと椅子を立とうとすると、ジェスチャーで”まだ!”って送ってくる。
熱帯気候の湿度と汗で身体中べたべた。。。あー、今日シャワー浴びれないのに。
4時間たってもまだバスは来ず。
まだ来ないって言うからさ、オフィスに荷物を預けてバスターミナルの周りをお散歩。
だけどさ、いつバスが来るかわからないしなんか落ち着かないから結局ベンチに座ってる。
6時間たって、オフィスのお兄さんが私の荷物を持って私を呼びに来た。
やっと来たバス、、、、激烈にボロい。
バス内部も、、、あまり綺麗ではない。

まぁ、アフリカや中国の汚さに比べたらね、全然我慢できますよ。
今まで乗って来たブラジルのバスってそこそこ綺麗だったのにな。。。
まあ24時間だし。なんとかなるかな。
さて、6時間遅れてやって来たくせに、給油がまだのようです。
バスターミナルを出てすぐにガソリンスタンドにピットイン。

外国あるある。給油は客が乗ってから。
そこでなんかスタッフ同士で揉めてんだけど。。。大丈夫かね。。。

ガソリンも入ったし、いよいよ出発か、、、と思いきや、物流ターミナルのようなところへ。
トランクにたくさんの荷物を積み込み始める。
こういうこと全部、済ませておいてよ!!!(*`へ´*)
ただでさえ6時間遅れなのにそこから、ちんたら準備を始めて本格的に走り出したのはさらに2時間後。
13時出発のはずのバスが走り出したのは21時を過ぎた頃。
お客さんはわずかに9人。
お爺さん2人とお母さんと5歳、7歳くらいの兄弟、ちょっと精神発達遅滞がありそうな20歳くらいの女の子とそのお父さん。そしてチャラ男、それに私。
運転手さんは2人体制。Gパンにシャツっていうなんともラフな装いなんですけど。
バスターミナルのスタッフはちゃんとユニフォーム着てたのに。
運ちゃん、前歯なかったり、めっちゃ柄悪そうなんだけど。
このバス会社本当に大丈夫なん?
もう1つの懸念は誰も英語が話せない。私のスペイン語も通じてるのか通じてないのかわからない。
またもや、私はボリビア人かと聞かれる。ブラジルに入ってから2回目。
日本人だって言ったら、お爺さんの1人が、”アリガトー!アリガトー!!”と知っている日本語を話してくれた。
それ以後、私は、みんなから”アリガトー”と呼ばれることになる。
バスは順調に走り始めたけど、おいら、お腹空いてるよ。
食事休憩ないのかな?って思ってたら、夜中の12時に小屋みたいな食堂でスープをかっこむ。
そのあと、私は思いっきり寝落ちる。全くの記憶なし。
だって前日南京虫のせいで不眠だから。そしてその前日もバス泊だったから。
めっちゃ熟睡してたら、運転手さんにツンツンされて起こされる。
”降りろ!”のジェスチャー。
バスの外に出てみると、、、

前方の道のど真ん中にショベルカーを積んだトラックが立往生している。
別のバス会社(EUCATOUR)のバスが、どうすることもできずに止まっていた。
だが、我がバス(trans brasil)は行くようだ。
私たちが降ろされた理由は、バスを軽くるためのようだ。
運転手さんがエンジンふかして思いっきりスピード出して走り始めた。
結果、、、トラックの横でスタック。

さらに反対側から走って来た乗用車もスタックしてしまい、もうほんとにカオス。

掘ったり、バックしたり、どうにか抜け出そうとするけど、どうにも動けない。
ドライバーさんたち、泥まみれの汗まみれ。男性陣も手伝ってどうにか脱出を試みるけど、どうしようもない。
ちーん。
こうなるとどうすることもできないようだ。
傾いたバスの中に戻ってひたすら何もせず待っている。
エンジンつけっぱなしにしてくれるから冷房が効いていてありがたい。
その間に私は、またもや寝入ってしまっていた。
どれくらい寝ていたのかわからないけど、すごい音と揺れで目覚めたら、でかいショベルカーみたいのがやって来て、トラックと我がバスを引っ張りあげてくれた。
あーよかった。バスは何もなかったかのように走り始めた。
ひと安心したものの、これはほんのプロローグに過ぎなかった。
このあと、疲れとか怒りとかを通り越して、もう笑うしかない大冒険が始まります。
ちょっと気になってGPSを確認すると、900キロの道のりのうちの200キロしか進んでないんですけど。。。
本来ならば、13時にポルトベリョを出発して、翌日の13時にマナウスに着くはずのバス。
そもそも8時間遅れて出発してるしさ、もう定刻には着かない覚悟はしているけどさ、それでもこの日の日付が変わる前にはマナウスに到着できると思っていた。
結果、着きません。笑
結論から申し上げますと、翌日(24時間後)に到着予定のバスは、3日後に到着します。
ぼろぼろの状態で。。。
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