<81カ国目;ブラジル>30時間と思ってたら54時間だった時の絶望
- 2018/04/05
- 23:39
こんにちは。
現在、コロンビア・ボゴタ。
標高が一気に上がって2600メートル。
着いた直後はやっぱり頭が痛かった。。。
そして、寒い。冬だ、冬!!!

にほんブログ村
世界一周ブログランキングに参加中。
1日1クリックで応援宜しくお願いします。
南米最東端を踏んだので、次の目的地、ブラジリアを目指す。
バスターミナルまでバスのチケットを買いにいく。
ジョアンペソアの前にいたサルバドールが良いところで、ジョアンペソアを見終わったらもう一度戻ろうと思ってたんだけどね、、、
なんと、ブラジリアへの直行便のバスを見つけてしまった。
強盗や天気が悪かったりして、予定より長く5日間も滞在してしまったジョアンペソア。
直行便に乗って直接ブラジリアに向かってしまうことにした。
サルバドールの宿のお姉さん、帰ってくるからとか言ってたのにごめんね。
宿に戻り、お兄さんとお母さんに明日出発することを伝える。
翌日朝5時に出発すると言ったら、その前に朝ごはんを用意してくれるという。
とにかくいい宿だった。
毎日ベッドメイキングしてくれたし、3日に1回シーツも変えてくれた。
そんな宿、安宿じゃほとんどない。
一度、キッチンで料理をしている時に、そばに置いておいた私たちの食料が入った袋が突如消えたことがあった。
宿に泊まっている人たちもみんないい人で盗むとかそう言った類ではないと思ったんだよね。
そもそも、盗んで得するようなもの一切入ってないし。
でもどこを探しても、他の宿泊者に間違って持っていっていないか聞いてもみたけど、誰も知らない。。。
お母さんに聞いてみると、、、真っ青な顔して外のゴミのコンテナーに走っていく。
なんと、うちらの食料、ゴミと間違われて捨てられた。笑。
まあ、うちら、ゴミみたいの食べてるからね笑。
お母さん、恥ずかしそうに謝ってる。なんかかわいい。
ゴミ箱の近くの床に置いておいたうちらも悪いね。
出発の朝。4時頃に起きるとキッチンで料理をしている音がする。
お母さんが朝ごはんを作ってくれていた。朝早いし、軽いサンドイッチか何かを用意してくれているのかなと思いきや、、、

いつもと変わらない朝食がテーブルに並んでいた。
まじでありがとう。
ジョアンペソアに帰ってくるのは正直もう怖いけど、この宿にはまた帰って来たいって思った。
宿のすぐ横からバスターミナル行きのバスに乗ることができる。
5分くらい待ってすぐにバスはやって来た。余裕を持ってバスターミナルに到着できそう。
って思ったら、、、どういうわけか途中で全員バスから降ろされる。
特にエンジンが壊れているとかいうわけじゃないんだけどな、、、
とにかく全員降ろされて、バスを乗り替えろと言われる。
誰も英語話せないから状況がわからない。
でも運転手さんも一緒になって待っていてくれている。
だんだんバスの時間に間に合うか心配になって来たけど、、、無事同じ行き先のバスがやって来て乗り換えることができた。
未だに何が起こったのかわからず。
出発前にポストカードを投函。

ブラジルからのポストカードは南米最東端からですよー。
ちなみにアルゼンチンのポストカードは南米最南端からですからねー。
はい、出発時間になってもバスは一向にやってくる気配すらございません。
近くにいた女の人に、ブラジリア行きの乗り場はここで間違っていないか聞いたんだけど、彼女は。ジョアンペソアからは600キロ程のアラカジュという街で降りるけど、同じバスだからここで間違いないって。
”14時間バスの中とかしんどいわー。”彼女がぼそっと言った。
ん??ちょっとまって?
バスの出発時間は朝の6時。ブラジリアへの到着予定時刻は午前2時ってチケット書いてある。
もちろん、6時間で着くわけはないから、翌日の午後2時。乗車時間30時間。
ジョアンペソアからブラジリアまでの距離は2240キロ。
600キロが14時間かかるんだったら、2240キロは52時間ってことになりますよね?
ってことは翌々日の午後2時?ってことは54時間乗車?
え??流石にそれはないよね。時速40キロちょいしか出ないことになるよ。
いや、30時間だよ。。。
でも待てよ、、、これまでのブラジルの長距離バスの経験から言って2240キロを30時間で走るっていうのもかなり無理だと思うけどさ。
54時間とかないやろ。。。
なんとか30時間説を支持する情報を集める。でもまあ、バスが着いてから運ちゃんに聞くほか確かめる方法がない。
40分遅れてバスがやって来た。
バスの前についている電光掲示板が行き先を表示してる。
途中たくさん経由していくようで、ブラジリアの他に、お姉さんが向かうアラカジュやサルバドールの他、、、
サンパウロって書いてある。((((;゚Д゚)))))))
サンパウロ?!?!?サンパウロを経由するなら54時間大いにあり得る。
だけどさ、、、サンパウロの場所って、、、

青の丸のとこね。
うちら絶句。。。
30時間でも結構うんざりする長さなんですよ。かなり覚悟して挑んでた。
それが54時間って。。。
もちろんシャワーもないですからね。Wi-Fiだってない。
ちーーーーん。もう話すネタもないよ。
運転手さんに一応確認。。。
”ブラジリアにはいつ着くの???”
”明後日。”
○| ̄|_
ちーん、、、。
あぁ。宿の予約どうしよう。。。
しばらく放心状態。54時間。果たして今までこんなに長時間バスに乗ったことはあっただろうか?
ジンバブエから南アに行くときに2時間トランジットで乗り継いで、っていうのはあったけど同じのに乗り続けるなんてないね。
シベリア鉄道は5日間乗り続けたけど、電車とバスじゃ圧迫感が違う。
どんよりしながら車窓を眺める。感動もくそもないよ、、、
朝昼晩と食事休憩があるけど、どこのレストランもバイキング形式で内容はポッソポソのご飯と、味のないパスタに、サラダ、脂っこいお肉が数種類。。。
おんなじなんだよね、、、もう飽きた。
あー、お姉さんが降りていった、アラカジュだ。
あー、サルバドールだ。ばいばい、サルバドール。。。
でも、サルバドールを過ぎると、バスは西へと進み始めた。どうやらサンパウロにはブラジリアの後に行くようだ。
サンパウロまで乗り続ける人、いったい何日間乗るんだ?
どうでもいいけどさ、長距離バスに乗ってるとさ、おならできないからお腹が張ってくるんだよね。
そんでもって腸も動かないから大が出ない。
私、便秘なんてほとんどしたことない快便ガール。
硬くて出ないってわけじゃなんだけど、数日間出なくなるんだよね。
ブラジルでは2,3日後にまた長時間バスで移動ってことが多くて、そうなると溜まって来ちゃうんだよね、、、
つらい。
どうにかやり過ごして、ブラジリアに到着。
ブラジルのバスでは珍しくっていうか初めて、予定より早く午前10時くらいに到着。
バスで宿に移動。
ここら辺からドミトリーが極端に少なくなってくる。
ブラジリアで唯一のドミトリーにチェックインしたんだけど、
なんか不潔じゃないんだけど、小汚い。臭い。狭い。泊まっているの、旅人じゃなくて現地の若者。
しかもみんな超絶感じ悪い。
挨拶しても、ガン無視。
着いた瞬間、”明日宿変えよう”で2人の意見が一致。
それでもおいらはくたびれ過ぎてて爆睡。
寝てる間にね、ぶんこー、夜ご飯の用意しておいてくれた。
旅人じゃなくて長期滞在者が多い宿の場合、自炊率が高いから食事時になるとキッチンが大混雑する。
それを見越して準備しといてくれた。めっちゃデキる男でしょ?
案の定、狭いキッチンは大混雑で、みんな後片付けができないから超絶汚い。
そんなわけで、起きたら親子丼が出来上がってた。
おいらが甘いおかず嫌いだからね、甘さ控えめで作ってくれてた。めっちゃデキる男でしょ?
さて、翌日から歴史のない首都ブラジリアの探検開始ー!!

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なんと、ブラジリアへの直行便のバスを見つけてしまった。
強盗や天気が悪かったりして、予定より長く5日間も滞在してしまったジョアンペソア。
直行便に乗って直接ブラジリアに向かってしまうことにした。
サルバドールの宿のお姉さん、帰ってくるからとか言ってたのにごめんね。
宿に戻り、お兄さんとお母さんに明日出発することを伝える。
翌日朝5時に出発すると言ったら、その前に朝ごはんを用意してくれるという。
とにかくいい宿だった。
毎日ベッドメイキングしてくれたし、3日に1回シーツも変えてくれた。
そんな宿、安宿じゃほとんどない。
一度、キッチンで料理をしている時に、そばに置いておいた私たちの食料が入った袋が突如消えたことがあった。
宿に泊まっている人たちもみんないい人で盗むとかそう言った類ではないと思ったんだよね。
そもそも、盗んで得するようなもの一切入ってないし。
でもどこを探しても、他の宿泊者に間違って持っていっていないか聞いてもみたけど、誰も知らない。。。
お母さんに聞いてみると、、、真っ青な顔して外のゴミのコンテナーに走っていく。
なんと、うちらの食料、ゴミと間違われて捨てられた。笑。
まあ、うちら、ゴミみたいの食べてるからね笑。
お母さん、恥ずかしそうに謝ってる。なんかかわいい。
ゴミ箱の近くの床に置いておいたうちらも悪いね。
出発の朝。4時頃に起きるとキッチンで料理をしている音がする。
お母さんが朝ごはんを作ってくれていた。朝早いし、軽いサンドイッチか何かを用意してくれているのかなと思いきや、、、

いつもと変わらない朝食がテーブルに並んでいた。
まじでありがとう。
ジョアンペソアに帰ってくるのは正直もう怖いけど、この宿にはまた帰って来たいって思った。
宿のすぐ横からバスターミナル行きのバスに乗ることができる。
5分くらい待ってすぐにバスはやって来た。余裕を持ってバスターミナルに到着できそう。
って思ったら、、、どういうわけか途中で全員バスから降ろされる。
特にエンジンが壊れているとかいうわけじゃないんだけどな、、、
とにかく全員降ろされて、バスを乗り替えろと言われる。
誰も英語話せないから状況がわからない。
でも運転手さんも一緒になって待っていてくれている。
だんだんバスの時間に間に合うか心配になって来たけど、、、無事同じ行き先のバスがやって来て乗り換えることができた。
未だに何が起こったのかわからず。
出発前にポストカードを投函。

ブラジルからのポストカードは南米最東端からですよー。
ちなみにアルゼンチンのポストカードは南米最南端からですからねー。
はい、出発時間になってもバスは一向にやってくる気配すらございません。
近くにいた女の人に、ブラジリア行きの乗り場はここで間違っていないか聞いたんだけど、彼女は。ジョアンペソアからは600キロ程のアラカジュという街で降りるけど、同じバスだからここで間違いないって。
”14時間バスの中とかしんどいわー。”彼女がぼそっと言った。
ん??ちょっとまって?
バスの出発時間は朝の6時。ブラジリアへの到着予定時刻は午前2時ってチケット書いてある。
もちろん、6時間で着くわけはないから、翌日の午後2時。乗車時間30時間。
ジョアンペソアからブラジリアまでの距離は2240キロ。
600キロが14時間かかるんだったら、2240キロは52時間ってことになりますよね?
ってことは翌々日の午後2時?ってことは54時間乗車?
え??流石にそれはないよね。時速40キロちょいしか出ないことになるよ。
いや、30時間だよ。。。
でも待てよ、、、これまでのブラジルの長距離バスの経験から言って2240キロを30時間で走るっていうのもかなり無理だと思うけどさ。
54時間とかないやろ。。。
なんとか30時間説を支持する情報を集める。でもまあ、バスが着いてから運ちゃんに聞くほか確かめる方法がない。
40分遅れてバスがやって来た。
バスの前についている電光掲示板が行き先を表示してる。
途中たくさん経由していくようで、ブラジリアの他に、お姉さんが向かうアラカジュやサルバドールの他、、、
サンパウロって書いてある。((((;゚Д゚)))))))
サンパウロ?!?!?サンパウロを経由するなら54時間大いにあり得る。
だけどさ、、、サンパウロの場所って、、、

青の丸のとこね。
うちら絶句。。。
30時間でも結構うんざりする長さなんですよ。かなり覚悟して挑んでた。
それが54時間って。。。
もちろんシャワーもないですからね。Wi-Fiだってない。
ちーーーーん。もう話すネタもないよ。
運転手さんに一応確認。。。
”ブラジリアにはいつ着くの???”
”明後日。”
○| ̄|_
ちーん、、、。
あぁ。宿の予約どうしよう。。。
しばらく放心状態。54時間。果たして今までこんなに長時間バスに乗ったことはあっただろうか?
ジンバブエから南アに行くときに2時間トランジットで乗り継いで、っていうのはあったけど同じのに乗り続けるなんてないね。
シベリア鉄道は5日間乗り続けたけど、電車とバスじゃ圧迫感が違う。
どんよりしながら車窓を眺める。感動もくそもないよ、、、
朝昼晩と食事休憩があるけど、どこのレストランもバイキング形式で内容はポッソポソのご飯と、味のないパスタに、サラダ、脂っこいお肉が数種類。。。
おんなじなんだよね、、、もう飽きた。
あー、お姉さんが降りていった、アラカジュだ。
あー、サルバドールだ。ばいばい、サルバドール。。。
でも、サルバドールを過ぎると、バスは西へと進み始めた。どうやらサンパウロにはブラジリアの後に行くようだ。
サンパウロまで乗り続ける人、いったい何日間乗るんだ?
どうでもいいけどさ、長距離バスに乗ってるとさ、おならできないからお腹が張ってくるんだよね。
そんでもって腸も動かないから大が出ない。
私、便秘なんてほとんどしたことない快便ガール。
硬くて出ないってわけじゃなんだけど、数日間出なくなるんだよね。
ブラジルでは2,3日後にまた長時間バスで移動ってことが多くて、そうなると溜まって来ちゃうんだよね、、、
つらい。
どうにかやり過ごして、ブラジリアに到着。
ブラジルのバスでは珍しくっていうか初めて、予定より早く午前10時くらいに到着。
バスで宿に移動。
ここら辺からドミトリーが極端に少なくなってくる。
ブラジリアで唯一のドミトリーにチェックインしたんだけど、
なんか不潔じゃないんだけど、小汚い。臭い。狭い。泊まっているの、旅人じゃなくて現地の若者。
しかもみんな超絶感じ悪い。
挨拶しても、ガン無視。
着いた瞬間、”明日宿変えよう”で2人の意見が一致。
それでもおいらはくたびれ過ぎてて爆睡。
寝てる間にね、ぶんこー、夜ご飯の用意しておいてくれた。
旅人じゃなくて長期滞在者が多い宿の場合、自炊率が高いから食事時になるとキッチンが大混雑する。
それを見越して準備しといてくれた。めっちゃデキる男でしょ?
案の定、狭いキッチンは大混雑で、みんな後片付けができないから超絶汚い。
そんなわけで、起きたら親子丼が出来上がってた。
おいらが甘いおかず嫌いだからね、甘さ控えめで作ってくれてた。めっちゃデキる男でしょ?
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