<81カ国目;ブラジル>南米最東端の街でついに強盗に襲われる
- 2018/04/03
- 18:12
こんにちは。
予約投稿です。
ここ、コロンビア・レティシアは街を挙げてネットが遅い。困る!!!

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世界一周ブログランキングに参加中。
1日1クリックで応援宜しくお願いします。
ステキシティ・サルバドールを離れ、ブラジルもとより、南米大陸、さらにいうと南北アメリカで最東端の街、ジョアンペソアを目指す。
サルバドールからは、バスで15時間ほど。

バスの中の表示。
おデブさんも優先席座っていいらしいよ。
ブラジルのみならず、南米、おデブさん多いもんね。
てかね、日本のおデブさんなんて、こっち来たらおデブさんって言わないもんね。
サルバドールの失敗を生かし、バスのチケットは買わずに中心街へ。
ブラジル、長距離バスターミナルが町の郊外にあるのね。。。
ジョアンペソアのお宿もアタリ宿。
(5泊もしたら飽きるんだけどね、)朝食がフルーツ数種類に卵にソーセージ、ハムやチーズにパンも数種類。
お昼のぶんまで食べる。
お部屋も共有スペースもテラスもいっつも綺麗にしてある。
屋根の下に洗濯物も干せるし、プールまであった。
お母さんと息子さんが2人で切り盛りしてるんだけどね、2人とも英語喋れないけどめっちゃいい人。
そしてもうひとつ。わんこたち。

自分が可愛いこと知ってるおませなチワワのマリアと

マリアにかじられてれてでかい傷があるおっとり系のパグのジョゼ。
南米ってさあ、犬いても汚くて触る気になれないんだけどね、ここのワンちゃんはちゃんと清潔にされてて可愛かった。
5泊もして、いっつも遊んでたからね、最後の方は外出から戻ると門のところまでしっぽふってお迎えに来てくれた。
マリア、超絶やきもちやき。
ジョゼだけ構ってると、ジョゼを攻撃しに来る。笑。
さて、ジョアンペソアにやって来た理由は、先っちょを見に行くため。
お天気もいいし出発!
最東端ポイントまでは、海岸線を歩いて5キロほど。前日にちょっとばかりビーチ沿いを歩いたけど、常に人がいるし、観光客も多かったから(といってもブラジル人)歩いて行ってみることに。
とっても綺麗な海なのね。

ブラジル人には屈指のリゾート地のようで。


歩道を歩いていると、若い男女のカップルに舐めるように見つめられた。
”なんであんな見てくんの?”
サルバドール以後、マナウスまでほとんどアジア人に会わなかった。
世界中どこにでも湧くようにいる中国人すらいない。
アジア人が珍しいのかな、なんて思っていた。
しばらく歩いていると、雨が降って来てしまった。
でも空は明るいからすぐ止むと思って、木の下で雨宿り。
そうしたらね、さっきのカップルもやって来た。
彼らも雨宿りしに来たのかなって思ったんだけど、私たちに対する近寄り方が異常。
ぶんこーはリュックを開けてカメラを取り出そうとしてたけど、何かおかしいと思った。
おいら、ぶんこーのカバン抑えた。
その瞬間、私は女の子に掴み掛かられる。髪の毛引っ張られて首根っこ抑えられる。
彼女が狙っていたのは私のネックレス。チリ人の友達、ダニエラにもらったやつ。
私は、掴み掛かられながらも逃げようとしてその場から少し離れたんだけど、ぶんこーの方見たら、カップルの男の方がぶんこーに包丁突きつけてるのが見えた。
ネックレスのチェーンが引きちぎられてしまった。
そして次は腕時計を狙い始めて手首を掴んで来た。
私は思わず大声をあげた。
ひと通りは少なかったけどそれでも観光地のメインストリートの街路樹の下。
道路の反対側には人がいて、私たちが強盗に遭っている状況を見ているのに見て見ぬ振り。
いや、がっつり見てる。それなのに何もしてくれない。
私が声を上げたのもあってか、彼らは去っていた。
被害は、ネックレスのみ。ぶんこーは何も取られなかったみたい。
まさかネックレスや腕時計が狙われるとは思ってなかった。
正直カバンの中には、カメラもスマホも、現金だって入っていて、そっちは最悪盗まれてもいいように対策していた。
バックアップとって、スマホもSIMの入っていない古い方を持って行っていたし(2台持っている)、現金も往復の交通費とご飯食べられる分しか持っていなかった。
襲われているときは、そこそこ冷静だった。
だけどその場を離れて宿に戻ろうとしていたら急に涙が出て来た。
ネックレスのことが申し訳なくなっちゃって。
スマホやカメラが取られていたら、ダメージは金銭的なものだけで、正直お金さえ出せば全く同じものが買えるわけで。
さっきも言ったように、もう取られる覚悟で持ち歩いていたから、写真やデータのバックアップは全て取ってあった。
だけど、ネックレスはプレゼントとしてもらったもので、私もすごくお気に入りだったから常に身につけていたけど、
カメラやスマホほど高価なものかって言ったらそうじゃない。
腕時計も旅に出るときに妹2人からプレゼントしてもらったものだけど、(妹たちには申し訳ないけど、)家族からもらったものってこれ1つじゃないから、もちろん大切にしてるけど、埋め合わせができると思ったんだよね。
正直、あのネックレスが一番取られたらショックだったものかもしれない。
そのことを考えると涙が止まらなかった。
宿に帰って、ダニエラにメールした。
私が無事なら何も問題ないと。彼女からの慰めの言葉にまた涙が止まらなくなった。
時間が経ってしばらくして、冷静さを取り戻して改めて、当時のことをぶんこーと話したけど、
果たして私が声を出したのは、正しかったのか、ってこと。
抵抗したことによって殺されたって話はよく聞く。
”たった1ドルのために人を殺すことだってあるんだから。”
これ、チリでエドワードに言われてた。
だけど、今回の件に限っては、声を出したことで助けてはくれなかったけど、周りの人がこっちに注目してくれたのは確かだし、彼ら自身も驚いてその場を立ち去った。
被害がネックレスだけで済んだのは声をあげたからだとも思うんだよね。
だけど、本当に声を出したばっかりに命を奪われる事態にもなりかねない。
ジョアンペソアはブラジル内でも有数の治安が悪い街。
治安が悪いって言われている場所に行く方が悪いって言われたらそれまでだけど、本当に安全な場所なんて、日本にも、この地球上どこにもない。
そしてもうひとつ、ブラジル北部に入って来て、人々の冷たさをひしひしを感じるようになった。
基本的に我関せず。
あの時も、もし襲われているのがブラジル人だったら彼らは何らかの手を差し伸べたのかな、、、。
とにかく、リオや、サンパウロとは人の感じが全然ちがう。肌の色も違う。
欧米系の人が少なくなり、先住民というか、肌の色が濃い人の割合が圧倒的に多くなってきた。
同じように世界で一番危険な街と呼ばれる南アフリカのヨハネスブルク。
私は、ヨハネスにも行ったけど、バスターミナルから駅に移動するとき、危ないから一緒に行ってあげると向こうから声を掛けてきて助けてくれる人が居た。
なんならバスの運転手さんがバスを置いて追いかけて来てくれて、安全な場所まで連れて行ってくれたこともあった。
たった1つの出来事でその国の印象ってガラッと変わる。
ブラジル、、、だんだん嫌いになって行く。
とにかく、被害がネックレスだけで済んだことを幸運に思わなくてはいけない。
ダニエラのネックレスが私たちを守ってくれた。
同じようなことが2度と起きないように、さらに気を引き締めていかないと。

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サルバドールからは、バスで15時間ほど。

バスの中の表示。
おデブさんも優先席座っていいらしいよ。
ブラジルのみならず、南米、おデブさん多いもんね。
てかね、日本のおデブさんなんて、こっち来たらおデブさんって言わないもんね。
サルバドールの失敗を生かし、バスのチケットは買わずに中心街へ。
ブラジル、長距離バスターミナルが町の郊外にあるのね。。。
ジョアンペソアのお宿もアタリ宿。
(5泊もしたら飽きるんだけどね、)朝食がフルーツ数種類に卵にソーセージ、ハムやチーズにパンも数種類。
お昼のぶんまで食べる。
お部屋も共有スペースもテラスもいっつも綺麗にしてある。
屋根の下に洗濯物も干せるし、プールまであった。
お母さんと息子さんが2人で切り盛りしてるんだけどね、2人とも英語喋れないけどめっちゃいい人。
そしてもうひとつ。わんこたち。

自分が可愛いこと知ってるおませなチワワのマリアと

マリアにかじられてれてでかい傷があるおっとり系のパグのジョゼ。
南米ってさあ、犬いても汚くて触る気になれないんだけどね、ここのワンちゃんはちゃんと清潔にされてて可愛かった。
5泊もして、いっつも遊んでたからね、最後の方は外出から戻ると門のところまでしっぽふってお迎えに来てくれた。
マリア、超絶やきもちやき。
ジョゼだけ構ってると、ジョゼを攻撃しに来る。笑。
さて、ジョアンペソアにやって来た理由は、先っちょを見に行くため。
お天気もいいし出発!
最東端ポイントまでは、海岸線を歩いて5キロほど。前日にちょっとばかりビーチ沿いを歩いたけど、常に人がいるし、観光客も多かったから(といってもブラジル人)歩いて行ってみることに。
とっても綺麗な海なのね。

ブラジル人には屈指のリゾート地のようで。


歩道を歩いていると、若い男女のカップルに舐めるように見つめられた。
”なんであんな見てくんの?”
サルバドール以後、マナウスまでほとんどアジア人に会わなかった。
世界中どこにでも湧くようにいる中国人すらいない。
アジア人が珍しいのかな、なんて思っていた。
しばらく歩いていると、雨が降って来てしまった。
でも空は明るいからすぐ止むと思って、木の下で雨宿り。
そうしたらね、さっきのカップルもやって来た。
彼らも雨宿りしに来たのかなって思ったんだけど、私たちに対する近寄り方が異常。
ぶんこーはリュックを開けてカメラを取り出そうとしてたけど、何かおかしいと思った。
おいら、ぶんこーのカバン抑えた。
その瞬間、私は女の子に掴み掛かられる。髪の毛引っ張られて首根っこ抑えられる。
彼女が狙っていたのは私のネックレス。チリ人の友達、ダニエラにもらったやつ。
私は、掴み掛かられながらも逃げようとしてその場から少し離れたんだけど、ぶんこーの方見たら、カップルの男の方がぶんこーに包丁突きつけてるのが見えた。
ネックレスのチェーンが引きちぎられてしまった。
そして次は腕時計を狙い始めて手首を掴んで来た。
私は思わず大声をあげた。
ひと通りは少なかったけどそれでも観光地のメインストリートの街路樹の下。
道路の反対側には人がいて、私たちが強盗に遭っている状況を見ているのに見て見ぬ振り。
いや、がっつり見てる。それなのに何もしてくれない。
私が声を上げたのもあってか、彼らは去っていた。
被害は、ネックレスのみ。ぶんこーは何も取られなかったみたい。
まさかネックレスや腕時計が狙われるとは思ってなかった。
正直カバンの中には、カメラもスマホも、現金だって入っていて、そっちは最悪盗まれてもいいように対策していた。
バックアップとって、スマホもSIMの入っていない古い方を持って行っていたし(2台持っている)、現金も往復の交通費とご飯食べられる分しか持っていなかった。
襲われているときは、そこそこ冷静だった。
だけどその場を離れて宿に戻ろうとしていたら急に涙が出て来た。
ネックレスのことが申し訳なくなっちゃって。
スマホやカメラが取られていたら、ダメージは金銭的なものだけで、正直お金さえ出せば全く同じものが買えるわけで。
さっきも言ったように、もう取られる覚悟で持ち歩いていたから、写真やデータのバックアップは全て取ってあった。
だけど、ネックレスはプレゼントとしてもらったもので、私もすごくお気に入りだったから常に身につけていたけど、
カメラやスマホほど高価なものかって言ったらそうじゃない。
腕時計も旅に出るときに妹2人からプレゼントしてもらったものだけど、(妹たちには申し訳ないけど、)家族からもらったものってこれ1つじゃないから、もちろん大切にしてるけど、埋め合わせができると思ったんだよね。
正直、あのネックレスが一番取られたらショックだったものかもしれない。
そのことを考えると涙が止まらなかった。
宿に帰って、ダニエラにメールした。
私が無事なら何も問題ないと。彼女からの慰めの言葉にまた涙が止まらなくなった。
時間が経ってしばらくして、冷静さを取り戻して改めて、当時のことをぶんこーと話したけど、
果たして私が声を出したのは、正しかったのか、ってこと。
抵抗したことによって殺されたって話はよく聞く。
”たった1ドルのために人を殺すことだってあるんだから。”
これ、チリでエドワードに言われてた。
だけど、今回の件に限っては、声を出したことで助けてはくれなかったけど、周りの人がこっちに注目してくれたのは確かだし、彼ら自身も驚いてその場を立ち去った。
被害がネックレスだけで済んだのは声をあげたからだとも思うんだよね。
だけど、本当に声を出したばっかりに命を奪われる事態にもなりかねない。
ジョアンペソアはブラジル内でも有数の治安が悪い街。
治安が悪いって言われている場所に行く方が悪いって言われたらそれまでだけど、本当に安全な場所なんて、日本にも、この地球上どこにもない。
そしてもうひとつ、ブラジル北部に入って来て、人々の冷たさをひしひしを感じるようになった。
基本的に我関せず。
あの時も、もし襲われているのがブラジル人だったら彼らは何らかの手を差し伸べたのかな、、、。
とにかく、リオや、サンパウロとは人の感じが全然ちがう。肌の色も違う。
欧米系の人が少なくなり、先住民というか、肌の色が濃い人の割合が圧倒的に多くなってきた。
同じように世界で一番危険な街と呼ばれる南アフリカのヨハネスブルク。
私は、ヨハネスにも行ったけど、バスターミナルから駅に移動するとき、危ないから一緒に行ってあげると向こうから声を掛けてきて助けてくれる人が居た。
なんならバスの運転手さんがバスを置いて追いかけて来てくれて、安全な場所まで連れて行ってくれたこともあった。
たった1つの出来事でその国の印象ってガラッと変わる。
ブラジル、、、だんだん嫌いになって行く。
とにかく、被害がネックレスだけで済んだことを幸運に思わなくてはいけない。
ダニエラのネックレスが私たちを守ってくれた。
同じようなことが2度と起きないように、さらに気を引き締めていかないと。

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