<78カ国目;アルゼンチン>子供たちが早く寝なくていい理由
- 2018/03/07
- 06:27
こんにちは。
大変お久しぶりでございます。
現在、ブラジル・ブラジリアです。
せっかく縮めたのに、またもや1ヶ月以上のタイムラグが発生しております。
また怒涛の勢いで更新していきますので、応援よろしくお願いします。

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世界一周ブログランキングに参加中。
1日1クリックで応援宜しくお願いします。
旅もラストスパート。ブログランキングでも有終の美を飾りたい。
さて、話は遡りましてまだまだブエノスアイレス。

こちら、7月9日通りは世界で一番広い道路と言われております。

写っているのは全て1方向分の車線です。
多いところで片側8車車線、両サイドで16車線もあるんです。
全てを1枚の写真に収めることができません。
ブエノスアイレスの町歩きをするのには地下鉄が便利。
今の時期のブエノスアイレス、鬼のように暑い。
炎天下を歩くより地下鉄を乗った方が楽チン。料金も1回40円ほど。
そしてね、もうひとつ嬉しいのが、、、


子供の頃に乗っていた懐かしい電車たちが地球の裏側で活躍しています!!!
ブエノスアイレスの地下鉄、日本の車両の再利用なんです!!
さて、もう長いことお世話になっている、パオラとマティアスのお家。
長居するとね、ちょっぴり申し訳ない気持ちになって来ちゃうのね。
本当に有難いことに、そんなにしてもらわなくても気持ちだけで涙が出るほど有難いですってくらい色々なことをしてくれる。
それに対して私のできる事ってほとんどない。
旅していて思うのは、ありがとうっていうことはたくさんあるけど、自分が言われる側になる事ってあんまり無いって事。
いつもいつも助けてもらうばかり。
食事だって、栄養士のパオラが毎日毎日美味しいご飯を作ってくれた。

まじで野菜がたっぷりで美味しいの。日本人好みの優しいお味。
南米の食事、やっぱり日本人にはちょっと脂っこ過ぎることがあるんだけどね、彼女の作る食事は本当に口に合った。


毎日毎日夕食が楽しみでしたから。
ですが、夕食の時間がですね、、、なんと夜の10時過ぎから!!!
遅い時には11時過ぎてから食べ始めるんです!!!
アルゼンチンはお腹空かないのー???って思われるかもしれませんが、、、
アルゼンチンのみならず、南米の国々の多くは、食事が1日4回なんです!!!(ブラジルは違う)
ホステルに泊まっていたら、朝昼晩って自分がいつも食べるペースで食事するから日本と同じ1日3回なんですよ。
現地の人のお家に泊めてもらうと、その国の本当の文化習慣がわかるのね。
アルゼンチンの食生活をご説明しますと、、、
まずは朝ごはん(Desayuno)。これは、どこの国もだいたいおんなじ。
時間も朝起きたら。
パンやシリアル。日本に比べたら質素な朝食。

海外って牛乳がビニールの袋に売られている場合が多い。
でもこうやって、袋のまま立てて入れられる専用の容器があるんです。
そして昼ごはん(Almuezo)。こちらもサンドイッチのようなライトなものをサクッと食べる。
時間も正午あたり。万国共通。
ここからが日本とはちょっと違うんです。
ディナーの前に午後5時ころ、メリエンダ(Merienda)と呼ばれる3回目の食事があります。
ここで食べるのは、パンにハムやチーズくらいのそんなに手の込んだものではありません。
クラッカーやクッキーの時もあった。
そしてメリエンダのお供はいつもマテ茶。

アルゼンチン人のマテ茶に対する愛、半端ないですから。
マテ茶は私もすっかり虜になってしまったので、近々まとめますね。
実は、パオラとマティアスがね、マテ茶カップとストローをプレセントしてくれたの。
今では茶葉も買って持ち歩いていて、気分はすっかり南米人。
そして、お待ちかねの夕ご飯(Cena)がだいたい夜の10時から12時くらい。
日本と同じで1日の中でいちばん手の込んだお食事になります。
普段はパオラとマティアスは12時近くに食べてるらしい。
だけど私がね、いつもその前にお腹すいちゃってソワソワするから、、、少し早めてくれていた(笑)
ここで湧いてきた、素朴な疑問。
”食べてすぐ寝るのは、体に良くないし、子供達だってこんなに遅くまで起きていていいの?”
マティアスが全て説明してくれた。
彼らは食事の時間が遅くても大丈夫なんです!!!
その理由がわかりますか??
その答えは、、、シエスタです!!
私これ聞いた時、なるほどねーー!!ってめっちゃ頭がすっきりしたよ。
彼らにはシエスタ(昼寝)の習慣があるんです!!!(まあ、もちろんそうじゃないところもありますが。)
街なかのお店やレストランなんかは、午後の2時から5時くらいまで閉まってしまいます。
銀行や両替所なんかも午後に2時間くらい閉まってしまいます。
そうなんです、彼らは2回に分けて睡眠を取るんです!!
(そうではない人もたくさんいますよ、もちろん。)
子供たちの学校も基本的には午前中のみのようで、学校から帰ったらお昼寝をするんです!!
起きたら、まずメリエンダで小腹を満たす。
それからちゃんとした夕食・cenaをいただきます。
だから、夕食が夜の10時過ぎで、寝るのが遅くなっても怒られることがないんです!!
アルゼンチン、場所によっては夜の10時近くまで明るいし、たくさん遊べて羨ましいな。
パオラやマティアスも、就寝する時間はだいたい夜中の2時くらいなのだとか。
だから、日本でもよく食べてすぐ寝るのは良くないとか、寝る2時間以内は食事をしない方がいいとか言われるけど、
夜中の2時になるならそこらへんは問題ないようです。
でも、仕事は日本と同じような時間帯に始まるからね、7時ころには起きるんだからすごい!!
居心地の良かったパオラとマティアスのお家も旅立つ時が来た。
夜行バスで次の町に向かう私を、”夜のブエノスアイレスは危ない場所もあるから。”とバスターミナルまで2人でお見送りしてくれた。

ほんとにほんとに素敵な出会いだった。
2人には感謝してもしきれない。
ささやかなお礼に花束と、日本の浮世絵のカード、そして折り鶴を。

嬉しいことに折り鶴たちは、パオラのお家の壁を優雅に飛んでいるみたい。
またいつか、世界のどこかで会えますように、、、。

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さて、話は遡りましてまだまだブエノスアイレス。

こちら、7月9日通りは世界で一番広い道路と言われております。

写っているのは全て1方向分の車線です。
多いところで片側8車車線、両サイドで16車線もあるんです。
全てを1枚の写真に収めることができません。
ブエノスアイレスの町歩きをするのには地下鉄が便利。
今の時期のブエノスアイレス、鬼のように暑い。
炎天下を歩くより地下鉄を乗った方が楽チン。料金も1回40円ほど。
そしてね、もうひとつ嬉しいのが、、、


子供の頃に乗っていた懐かしい電車たちが地球の裏側で活躍しています!!!
ブエノスアイレスの地下鉄、日本の車両の再利用なんです!!
さて、もう長いことお世話になっている、パオラとマティアスのお家。
長居するとね、ちょっぴり申し訳ない気持ちになって来ちゃうのね。
本当に有難いことに、そんなにしてもらわなくても気持ちだけで涙が出るほど有難いですってくらい色々なことをしてくれる。
それに対して私のできる事ってほとんどない。
旅していて思うのは、ありがとうっていうことはたくさんあるけど、自分が言われる側になる事ってあんまり無いって事。
いつもいつも助けてもらうばかり。
食事だって、栄養士のパオラが毎日毎日美味しいご飯を作ってくれた。

まじで野菜がたっぷりで美味しいの。日本人好みの優しいお味。
南米の食事、やっぱり日本人にはちょっと脂っこ過ぎることがあるんだけどね、彼女の作る食事は本当に口に合った。


毎日毎日夕食が楽しみでしたから。
ですが、夕食の時間がですね、、、なんと夜の10時過ぎから!!!
遅い時には11時過ぎてから食べ始めるんです!!!
アルゼンチンはお腹空かないのー???って思われるかもしれませんが、、、
アルゼンチンのみならず、南米の国々の多くは、食事が1日4回なんです!!!(ブラジルは違う)
ホステルに泊まっていたら、朝昼晩って自分がいつも食べるペースで食事するから日本と同じ1日3回なんですよ。
現地の人のお家に泊めてもらうと、その国の本当の文化習慣がわかるのね。
アルゼンチンの食生活をご説明しますと、、、
まずは朝ごはん(Desayuno)。これは、どこの国もだいたいおんなじ。
時間も朝起きたら。
パンやシリアル。日本に比べたら質素な朝食。

海外って牛乳がビニールの袋に売られている場合が多い。
でもこうやって、袋のまま立てて入れられる専用の容器があるんです。
そして昼ごはん(Almuezo)。こちらもサンドイッチのようなライトなものをサクッと食べる。
時間も正午あたり。万国共通。
ここからが日本とはちょっと違うんです。
ディナーの前に午後5時ころ、メリエンダ(Merienda)と呼ばれる3回目の食事があります。
ここで食べるのは、パンにハムやチーズくらいのそんなに手の込んだものではありません。
クラッカーやクッキーの時もあった。
そしてメリエンダのお供はいつもマテ茶。

アルゼンチン人のマテ茶に対する愛、半端ないですから。
マテ茶は私もすっかり虜になってしまったので、近々まとめますね。
実は、パオラとマティアスがね、マテ茶カップとストローをプレセントしてくれたの。
今では茶葉も買って持ち歩いていて、気分はすっかり南米人。
そして、お待ちかねの夕ご飯(Cena)がだいたい夜の10時から12時くらい。
日本と同じで1日の中でいちばん手の込んだお食事になります。
普段はパオラとマティアスは12時近くに食べてるらしい。
だけど私がね、いつもその前にお腹すいちゃってソワソワするから、、、少し早めてくれていた(笑)
ここで湧いてきた、素朴な疑問。
”食べてすぐ寝るのは、体に良くないし、子供達だってこんなに遅くまで起きていていいの?”
マティアスが全て説明してくれた。
彼らは食事の時間が遅くても大丈夫なんです!!!
その理由がわかりますか??
その答えは、、、シエスタです!!
私これ聞いた時、なるほどねーー!!ってめっちゃ頭がすっきりしたよ。
彼らにはシエスタ(昼寝)の習慣があるんです!!!(まあ、もちろんそうじゃないところもありますが。)
街なかのお店やレストランなんかは、午後の2時から5時くらいまで閉まってしまいます。
銀行や両替所なんかも午後に2時間くらい閉まってしまいます。
そうなんです、彼らは2回に分けて睡眠を取るんです!!
(そうではない人もたくさんいますよ、もちろん。)
子供たちの学校も基本的には午前中のみのようで、学校から帰ったらお昼寝をするんです!!
起きたら、まずメリエンダで小腹を満たす。
それからちゃんとした夕食・cenaをいただきます。
だから、夕食が夜の10時過ぎで、寝るのが遅くなっても怒られることがないんです!!
アルゼンチン、場所によっては夜の10時近くまで明るいし、たくさん遊べて羨ましいな。
パオラやマティアスも、就寝する時間はだいたい夜中の2時くらいなのだとか。
だから、日本でもよく食べてすぐ寝るのは良くないとか、寝る2時間以内は食事をしない方がいいとか言われるけど、
夜中の2時になるならそこらへんは問題ないようです。
でも、仕事は日本と同じような時間帯に始まるからね、7時ころには起きるんだからすごい!!
居心地の良かったパオラとマティアスのお家も旅立つ時が来た。
夜行バスで次の町に向かう私を、”夜のブエノスアイレスは危ない場所もあるから。”とバスターミナルまで2人でお見送りしてくれた。

ほんとにほんとに素敵な出会いだった。
2人には感謝してもしきれない。
ささやかなお礼に花束と、日本の浮世絵のカード、そして折り鶴を。

嬉しいことに折り鶴たちは、パオラのお家の壁を優雅に飛んでいるみたい。
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