<77カ国目・チリ>結果4日かかってたどり着いた絶景
- 2018/01/31
- 19:37
こんにちは。
現在、アルゼンチン・プエルトイグアス。
本日、パラグアイに移動します。
アルゼンチン、たのしかった!!!

にほんブログ村
世界一周ブログランキングに参加中。
1日1クリックで応援宜しくお願いします。
とりあえず、南に行けばなんとかなるかな、で、行ってみたプエルトモント。
しかしそこから私が行きたいコヤイケへのバスが年末年始の特別スケジュールのため5日後にしかない。
宿も決して安くないし、この街に長居するメリットがない。。。
ってことで、早速飛ぶことに。本当はウシュアイアまで陸路で繋ぎたかったんだけど、旅の期間が残り少ない中、5日間の足止めは結構大きい。
ということで、コヤイケに一番近い空港・バルマセダににひとっ飛び。
1時間ほどのフライトでバルマセダに到着したけど、ここからいかにコヤイケに行くかが問題。
調べたところによると空港からミニバスが出ているようだけど、この日は1月1日。
あるかなぁ、、、。そして万が一バスがなかった時のために空港近くのホテルを探したんだけどね、、、
小さい空港で周りに一切宿泊施設が無かった。
最悪タクシーだな、、、なんて思っていたらね、バゲージクレームのところまでおっさんたち乗り込んで来て客引きしてたわ笑。
コヤイケまでは1時間半ほど。
宿の前まで送り届けてくれた。
たどり着いた宿は、トレッカーさんたちでいっぱい。
トレッキングシューズにストック、キャンプ道具。
あー、ついにトレッキングの聖地・パタゴニアにやって来たんだな。。。
宿のフリーエクスチェンジの箱の中には、保存食っぽいシリアルのバーや、トラベルバーナー用のガスポンベが大量に入っている。
ガスボンベは飛行機に積めないからね。
さて、ここから私は、マーブルカテドラルに行くツアーを探さなくては行けない。
自力でマーブルカテドラル最寄りの街、プエリトリオトランキーロに行く方法もあるけど、ミニバス探して、ボートに乗り換えて、、、っていうのが面倒だからもう、ツアーに参加してしまいたかった。
無駄な時間は作りたくないから、できるなら翌日(1月2日)に行きたい。
だけど、今日は1月1日。もちろんツアー会社なんかは閉まっています。
宿のお姉さんに相談するも、最初はツアー会社は閉まってるよ、であしらわれる。
お姉さん、びっくりするほど英語できない。
ちょっとした英語はわかるようで英語で話しかけても怒涛の速さのスペイン語で返される。
チリ人の話すスペイン語、スピードがびっくりするほど早いです。
あと、ちょっと独特のクセがあるような気がする。語尾の活用がなんか普通じゃない!!
グーグル翻訳で通訳して、どうしても明日行きたいことを伝えると、どこかに連絡してくれた。
そして、どうやら無理やり私をツアーに入れてくれたようだ。。。
ありがとう。
そして、本当はネット上で代金をクレジットで決済しないと行けないんだけどね、
前にそれをやってトラブル(多分スキミング)になった人がいるから当日その場で現金で払うって言いなさい、と言われる。(全てスマホを通してのやり取り。)
それと当時に、私のふりして、ツアー会社の人とチャットでやり取りしてくれている。
結果、いけたー!!!
お姉さんありがとう。
翌日のツアー出発の時も、早朝だったから私がちゃんと起きてるか、部屋まで確認しに来てくれた。
なんて優しいお姉さん。マジでありがとう。
宿自体は設備ひどいけどね、、、、
暖房器具ないから極寒だし、布団はじめっとした毛布が5枚くらいで重いし。
シャワーの排水悪いし、猫いるし、お姉さんが追い出しても30秒後にはどこからか入ってくる。
そしてわたしはその猫に干していた傘で爪を研がれた(*`へ´*)
でも、このお姉さんマジで素敵。この後も色々と助けてもらう。
さて出発です。
宿までお迎えが来ます。
陽気なガイドさん。彼もまたいつもニコニコ楽しそう。
ミニバスの助手席から英語とスペイン語で色々説明してくれるんだけどね、、、エンジン音でかき消されてほとんど何いってるかわからず。。。
でもね、とにかくなんでも見せたい兄さん。
何かあったらちょくちょく車を止めて車外に降りて説明してくれる。
4時半起き。まだ多分5時半くらい。そしてめっちゃ寒いし、、、、。

こちら、絶滅危惧種のようです。こいつが絶滅危惧種とか言いながら3回も現れて、その度に車から降ろされる。
”こんなに見れたなんてラッキーだね!!”
っておにいさんテンション高いけど、私まだそういうテンションじゃない。
4時半起き。まだたぶん5時半くらい。そしてめっちゃ寒いし、、、、。

カスティーリョの丘はこのエリアのシンボルのようです。
”なかなか今日は綺麗に見えている方だよ!!!”
お兄さん、テンション高い。
5分に1回くらい、まどろんだところで起こされて寒い中外に出る、、、おいら逆にテンション下がる。
朝ごはんを素朴な家庭的なレストランでいただき、マーブルカテドラルのある、ヘラネル・カレーラ湖へ。
アルゼンチン側の呼び名はブエノス・アイレス湖。2つの国にまたがる湖。
約300キロのほどんどが砂利道。運転手さんぶっ飛ばすからかなり揺れる。
マーブルカテドラルはここ最近に注目され始めた観光スポット。
私も色々調べたけど、日本語だと詳しい行き方などの情報がほどんどない。
というのも、ここまで国道が伸びたのは1990年代になってからのこと。それまでは交通手段がなかったのである。
湖に着いたらボートに乗り込みます。

氷河の作用で作られた湖。
水の色が本当に神秘的なコバルトブルー。
40分ほどでマーブルカテドラルのスポットに到着するのだけど、そこまでの船の旅が結構ワイルド。
かなりジェットコースターな上に水しぶきで濡れる。
”男性の皆さん、もしジェントルだった、なるべく外側に座って女性を中側に座られてあげてね。”
これが私が見たかったもの!!!
マーブルカテドラル。

じゃじゃーん!!!

ボートでそのまま洞窟の中にも入って行きます。

マーブル=大理石が6200年もの歳月をかけて湖水に侵食されることによってできた洞窟。

石が青く見えるのは、湖水の青色が反射しているから。
中には、洞窟が小さすぎてポートじゃ入って行けないところも。

カヤックで回っている人たちは縦横無尽に動き回っています。
これ多分、カヤックの方が面白そう!!!
でも湖は結構な荒波。ここまでくるのが大変だったろうな。。。
マーブルはわかるとして、なんでカテドラルなんだろう。。。
ガイドさん曰く、ちゃんとここで宗教的な儀式もしているらしい。
つい最近はチリ人カップルがここで結婚式を挙げたのだとか。


今年最初の絶景。
余は満足じゃ。
帰り側にもう1か所。寄り道。

木がなんか変。
日本は地元、野付半島の景色にも似ているけど、、、。
これは、1991年に噴火したハドソン山の火砕流によって枯れた木々たち。
過去にも何度も噴火している教訓から死者は出なかったが、翌年の天候に影響を与えるほどの大噴火だった。

緑に生い茂っている木々は噴火の後に生えたものだから、齢わずかに26歳ほど。私より若いのね。

火砕流によって流れが変わった川。
周囲の農業には甚大な被害が出た。
自然の美しさと自然の脅威を見て回れる結果めちゃくちゃ面白いツアーでした。
含まれている朝ごはんも、昼ごはんも、すごく美味しかった!!!
そうなんです、私、近頃よく自然について考えます。
厳しさもあるからその時見られた絶景にさらなる感動があるわけなんだけど、、、。
人間のエゴで、お金儲けのためだけにそれが歪曲されてることが多々あって、、、
この地球は人間だけのものじゃないのにって。。。
そこらへんのことも近々1回書きたいな。。。

にほんブログ村
現在、アルゼンチン・プエルトイグアス。
本日、パラグアイに移動します。
アルゼンチン、たのしかった!!!

にほんブログ村
世界一周ブログランキングに参加中。
1日1クリックで応援宜しくお願いします。
とりあえず、南に行けばなんとかなるかな、で、行ってみたプエルトモント。
しかしそこから私が行きたいコヤイケへのバスが年末年始の特別スケジュールのため5日後にしかない。
宿も決して安くないし、この街に長居するメリットがない。。。
ってことで、早速飛ぶことに。本当はウシュアイアまで陸路で繋ぎたかったんだけど、旅の期間が残り少ない中、5日間の足止めは結構大きい。
ということで、コヤイケに一番近い空港・バルマセダににひとっ飛び。
1時間ほどのフライトでバルマセダに到着したけど、ここからいかにコヤイケに行くかが問題。
調べたところによると空港からミニバスが出ているようだけど、この日は1月1日。
あるかなぁ、、、。そして万が一バスがなかった時のために空港近くのホテルを探したんだけどね、、、
小さい空港で周りに一切宿泊施設が無かった。
最悪タクシーだな、、、なんて思っていたらね、バゲージクレームのところまでおっさんたち乗り込んで来て客引きしてたわ笑。
コヤイケまでは1時間半ほど。
宿の前まで送り届けてくれた。
たどり着いた宿は、トレッカーさんたちでいっぱい。
トレッキングシューズにストック、キャンプ道具。
あー、ついにトレッキングの聖地・パタゴニアにやって来たんだな。。。
宿のフリーエクスチェンジの箱の中には、保存食っぽいシリアルのバーや、トラベルバーナー用のガスポンベが大量に入っている。
ガスボンベは飛行機に積めないからね。
さて、ここから私は、マーブルカテドラルに行くツアーを探さなくては行けない。
自力でマーブルカテドラル最寄りの街、プエリトリオトランキーロに行く方法もあるけど、ミニバス探して、ボートに乗り換えて、、、っていうのが面倒だからもう、ツアーに参加してしまいたかった。
無駄な時間は作りたくないから、できるなら翌日(1月2日)に行きたい。
だけど、今日は1月1日。もちろんツアー会社なんかは閉まっています。
宿のお姉さんに相談するも、最初はツアー会社は閉まってるよ、であしらわれる。
お姉さん、びっくりするほど英語できない。
ちょっとした英語はわかるようで英語で話しかけても怒涛の速さのスペイン語で返される。
チリ人の話すスペイン語、スピードがびっくりするほど早いです。
あと、ちょっと独特のクセがあるような気がする。語尾の活用がなんか普通じゃない!!
グーグル翻訳で通訳して、どうしても明日行きたいことを伝えると、どこかに連絡してくれた。
そして、どうやら無理やり私をツアーに入れてくれたようだ。。。
ありがとう。
そして、本当はネット上で代金をクレジットで決済しないと行けないんだけどね、
前にそれをやってトラブル(多分スキミング)になった人がいるから当日その場で現金で払うって言いなさい、と言われる。(全てスマホを通してのやり取り。)
それと当時に、私のふりして、ツアー会社の人とチャットでやり取りしてくれている。
結果、いけたー!!!
お姉さんありがとう。
翌日のツアー出発の時も、早朝だったから私がちゃんと起きてるか、部屋まで確認しに来てくれた。
なんて優しいお姉さん。マジでありがとう。
宿自体は設備ひどいけどね、、、、
暖房器具ないから極寒だし、布団はじめっとした毛布が5枚くらいで重いし。
シャワーの排水悪いし、猫いるし、お姉さんが追い出しても30秒後にはどこからか入ってくる。
そしてわたしはその猫に干していた傘で爪を研がれた(*`へ´*)
でも、このお姉さんマジで素敵。この後も色々と助けてもらう。
さて出発です。
宿までお迎えが来ます。
陽気なガイドさん。彼もまたいつもニコニコ楽しそう。
ミニバスの助手席から英語とスペイン語で色々説明してくれるんだけどね、、、エンジン音でかき消されてほとんど何いってるかわからず。。。
でもね、とにかくなんでも見せたい兄さん。
何かあったらちょくちょく車を止めて車外に降りて説明してくれる。
4時半起き。まだ多分5時半くらい。そしてめっちゃ寒いし、、、、。

こちら、絶滅危惧種のようです。こいつが絶滅危惧種とか言いながら3回も現れて、その度に車から降ろされる。
”こんなに見れたなんてラッキーだね!!”
っておにいさんテンション高いけど、私まだそういうテンションじゃない。
4時半起き。まだたぶん5時半くらい。そしてめっちゃ寒いし、、、、。

カスティーリョの丘はこのエリアのシンボルのようです。
”なかなか今日は綺麗に見えている方だよ!!!”
お兄さん、テンション高い。
5分に1回くらい、まどろんだところで起こされて寒い中外に出る、、、おいら逆にテンション下がる。
朝ごはんを素朴な家庭的なレストランでいただき、マーブルカテドラルのある、ヘラネル・カレーラ湖へ。
アルゼンチン側の呼び名はブエノス・アイレス湖。2つの国にまたがる湖。
約300キロのほどんどが砂利道。運転手さんぶっ飛ばすからかなり揺れる。
マーブルカテドラルはここ最近に注目され始めた観光スポット。
私も色々調べたけど、日本語だと詳しい行き方などの情報がほどんどない。
というのも、ここまで国道が伸びたのは1990年代になってからのこと。それまでは交通手段がなかったのである。
湖に着いたらボートに乗り込みます。

氷河の作用で作られた湖。
水の色が本当に神秘的なコバルトブルー。
40分ほどでマーブルカテドラルのスポットに到着するのだけど、そこまでの船の旅が結構ワイルド。
かなりジェットコースターな上に水しぶきで濡れる。
”男性の皆さん、もしジェントルだった、なるべく外側に座って女性を中側に座られてあげてね。”
これが私が見たかったもの!!!
マーブルカテドラル。

じゃじゃーん!!!

ボートでそのまま洞窟の中にも入って行きます。

マーブル=大理石が6200年もの歳月をかけて湖水に侵食されることによってできた洞窟。

石が青く見えるのは、湖水の青色が反射しているから。
中には、洞窟が小さすぎてポートじゃ入って行けないところも。

カヤックで回っている人たちは縦横無尽に動き回っています。
これ多分、カヤックの方が面白そう!!!
でも湖は結構な荒波。ここまでくるのが大変だったろうな。。。
マーブルはわかるとして、なんでカテドラルなんだろう。。。
ガイドさん曰く、ちゃんとここで宗教的な儀式もしているらしい。
つい最近はチリ人カップルがここで結婚式を挙げたのだとか。


今年最初の絶景。
余は満足じゃ。
帰り側にもう1か所。寄り道。

木がなんか変。
日本は地元、野付半島の景色にも似ているけど、、、。
これは、1991年に噴火したハドソン山の火砕流によって枯れた木々たち。
過去にも何度も噴火している教訓から死者は出なかったが、翌年の天候に影響を与えるほどの大噴火だった。

緑に生い茂っている木々は噴火の後に生えたものだから、齢わずかに26歳ほど。私より若いのね。

火砕流によって流れが変わった川。
周囲の農業には甚大な被害が出た。
自然の美しさと自然の脅威を見て回れる結果めちゃくちゃ面白いツアーでした。
含まれている朝ごはんも、昼ごはんも、すごく美味しかった!!!
そうなんです、私、近頃よく自然について考えます。
厳しさもあるからその時見られた絶景にさらなる感動があるわけなんだけど、、、。
人間のエゴで、お金儲けのためだけにそれが歪曲されてることが多々あって、、、
この地球は人間だけのものじゃないのにって。。。
そこらへんのことも近々1回書きたいな。。。

にほんブログ村