<73カ国目・メキシコ>お待たせしました、答え合わせです。
- 2017/11/17
- 07:41
こんにちは。
本当にお久しぶりです。
日本に帰るとダメですね。目の前のことに没頭されて疲れてほかのことをする気がなくなる。
私の場合、旅を終える前にブログ書き終えないと、たぶん一生完結しなくなる。。。
実は再び出国しています。
現在、アメリカ・オレゴン州。
多分これが最後の旅立ち。来年の4月には何が何でも復職します。
それまでの限られた時間、十二分に楽しみます。
世界一周ブログランキングに参加中。
1日1クリックで応援宜しくお願いします。

にほんブログ村
さて、話は遡ること約1ヶ月。
こんな、宿題を出したのを覚えていらっしゃるでしょうか?
<73カ国目・メキシコ>例の似たようなやつ2連発(宿題付き!)
その答えは全て、カンクン郊外にあるチチェンイツァ遺跡のガイドさんが説明してくれました。
チチェンイツァ遺跡。。。

有名なのはこちらのピラミッドでしょうか。

チチェンイツァは、10世紀頃に最盛期を迎えた、高度な文明技術を持ったマヤ文明の遺跡。

こちらのピラミッドはマヤの最高神、ククルカン(羽毛のある蛇の神様。)を祀ったもの。
蛇はマヤの人々にとっては、長寿や子孫繁栄を象徴する縁起の良い動物。
だからそこら中に蛇を描いた。

裏側に回るとあんまり修復されてないのね。
このククルカンのピラミッドの4側面にはそれぞれ91段の階段があり、ピラミッドの最上部にはもう1段階段がある。
これらすべての階段の段数を足すと、、、91x4+1=365。なんと1年の日数。
そして年に2回、春分の日と秋分の日に太陽がこのピラミッドの真上を通過する。
その日が、季節の変わり目。このミラミッドは、農業には重要な季節の変わり目を占めるいわばカレンダーの役目を果たしていた。
そして、年に2度の太陽がピラミッドの真上を通過する日、、、ある、動物がピラミッドの側面に現れるのです。
その動物とは、、、最高神ククルカンこと蛇。

ガイドさんの話では、階段のエッジが太陽の光で浮き上がり、蛇がピラミッドのを登ってくように見えるのだとか。
さてさて、ここで宿題の答え合せなのですです。
(すみません、先に2問目の宿題についての解説です。)
入植して来たスペイン人たちは、もともとメキシコ人原住民が作った建物や神殿をかたっぱしから壊していき、そこに教会を建てました。
原住民を完全服従させる目的ももちろんあったと思いますが、彼らはそこに教会を建てなくてはならない理由があったのです。
一体何故でしょう?っていうのが質問でしたが、、、皆さん答えがわかりましたか?!?!?!
正解は蛇です。

(地元・札幌ノースサファリにて)
当時のスペインといえば、クリスチャン。
クリスチャンにとって蛇といえば、悪魔の手下の忌み嫌うべき動物。
そんなのを祀った神殿の周りに、生贄にされた人々の遺骨が無造作に転がってたらね、、、
そりゃ、その地は呪われてるって思ってまずはその建物ぶっ壊して、神のご加護がありますように教会建てますよね、、、。
私、その話聞いた時、なるほどなーって思ったよ。
もちろん、これがすべてのきっかけとなって今でも明らかに原住民とヨーロッパ系の人々の格差があるわけだから、
そのことを思うと複雑な気持ちになるけどね。。。
そんなわけで、スペイン人によって破壊されていった原住民の遺跡だけど、
このチチェンイツァが滅んだ理由は明らかになっていない。
でもその一説に水の確保が難しかったのではないかと言われている。
最盛期には25000人の人が住んでいたとされるチチェンイツァ。
貴重な水は甕に入れて保存されたが、時に細菌が繁殖してその水を飲んだ人々に病気が蔓延することあった。
でもマヤ人は知っていたんです。
とあるものを水の甕の中に入れると、その細菌の繁殖が防げることを。。。
では、ここでクエスチョンです。
さて、マヤ人が細菌の繁殖を防ぐために水がめの中に入れたものとは一体なんでしょう???
正解は、、、
ある種のカビなんです。
、、、、カビ???((((;゚Д゚)))))))???
ここでピンと来た人の高校の英語の教科書はきっとNEW HORIZON。笑
そうなんでんですよ、カビ!!!
皆さん、カビから作られてる(発見された)人間にとって必要不可欠な薬ってご存知ですか??
1928年にフレミングによって発見されて未だに絶大な強さを誇る抗生物質、ペニシリンです。
フレミングが、第一次世界大戦の負傷兵が感染症で亡くなっていくのを見ながら、寒天培地に生えたカビとその周りには細菌が増殖しないことを発見する何百年も前に、彼らはカビの不思議な力に気づいていたんです!!!
もう目だけじゃなくて耳からもウロコでるね。
さて、長くなってしまったので、もう1つの宿題の答え合せは次回でも良いですか??
別にじらしてるわけじゃないんですけどね、、、。
次回をお楽しみに。

にほんブログ村
本当にお久しぶりです。
日本に帰るとダメですね。目の前のことに没頭されて疲れてほかのことをする気がなくなる。
私の場合、旅を終える前にブログ書き終えないと、たぶん一生完結しなくなる。。。
実は再び出国しています。
現在、アメリカ・オレゴン州。
多分これが最後の旅立ち。来年の4月には何が何でも復職します。
それまでの限られた時間、十二分に楽しみます。
世界一周ブログランキングに参加中。
1日1クリックで応援宜しくお願いします。

にほんブログ村
さて、話は遡ること約1ヶ月。
こんな、宿題を出したのを覚えていらっしゃるでしょうか?
<73カ国目・メキシコ>例の似たようなやつ2連発(宿題付き!)
その答えは全て、カンクン郊外にあるチチェンイツァ遺跡のガイドさんが説明してくれました。
チチェンイツァ遺跡。。。

有名なのはこちらのピラミッドでしょうか。

チチェンイツァは、10世紀頃に最盛期を迎えた、高度な文明技術を持ったマヤ文明の遺跡。

こちらのピラミッドはマヤの最高神、ククルカン(羽毛のある蛇の神様。)を祀ったもの。
蛇はマヤの人々にとっては、長寿や子孫繁栄を象徴する縁起の良い動物。
だからそこら中に蛇を描いた。

裏側に回るとあんまり修復されてないのね。
このククルカンのピラミッドの4側面にはそれぞれ91段の階段があり、ピラミッドの最上部にはもう1段階段がある。
これらすべての階段の段数を足すと、、、91x4+1=365。なんと1年の日数。
そして年に2回、春分の日と秋分の日に太陽がこのピラミッドの真上を通過する。
その日が、季節の変わり目。このミラミッドは、農業には重要な季節の変わり目を占めるいわばカレンダーの役目を果たしていた。
そして、年に2度の太陽がピラミッドの真上を通過する日、、、ある、動物がピラミッドの側面に現れるのです。
その動物とは、、、最高神ククルカンこと蛇。

ガイドさんの話では、階段のエッジが太陽の光で浮き上がり、蛇がピラミッドのを登ってくように見えるのだとか。
さてさて、ここで宿題の答え合せなのですです。
(すみません、先に2問目の宿題についての解説です。)
入植して来たスペイン人たちは、もともとメキシコ人原住民が作った建物や神殿をかたっぱしから壊していき、そこに教会を建てました。
原住民を完全服従させる目的ももちろんあったと思いますが、彼らはそこに教会を建てなくてはならない理由があったのです。
一体何故でしょう?っていうのが質問でしたが、、、皆さん答えがわかりましたか?!?!?!
正解は蛇です。

(地元・札幌ノースサファリにて)
当時のスペインといえば、クリスチャン。
クリスチャンにとって蛇といえば、悪魔の手下の忌み嫌うべき動物。
そんなのを祀った神殿の周りに、生贄にされた人々の遺骨が無造作に転がってたらね、、、
そりゃ、その地は呪われてるって思ってまずはその建物ぶっ壊して、神のご加護がありますように教会建てますよね、、、。
私、その話聞いた時、なるほどなーって思ったよ。
もちろん、これがすべてのきっかけとなって今でも明らかに原住民とヨーロッパ系の人々の格差があるわけだから、
そのことを思うと複雑な気持ちになるけどね。。。
そんなわけで、スペイン人によって破壊されていった原住民の遺跡だけど、
このチチェンイツァが滅んだ理由は明らかになっていない。
でもその一説に水の確保が難しかったのではないかと言われている。
最盛期には25000人の人が住んでいたとされるチチェンイツァ。
貴重な水は甕に入れて保存されたが、時に細菌が繁殖してその水を飲んだ人々に病気が蔓延することあった。
でもマヤ人は知っていたんです。
とあるものを水の甕の中に入れると、その細菌の繁殖が防げることを。。。
では、ここでクエスチョンです。
さて、マヤ人が細菌の繁殖を防ぐために水がめの中に入れたものとは一体なんでしょう???
正解は、、、
ある種のカビなんです。
、、、、カビ???((((;゚Д゚)))))))???
ここでピンと来た人の高校の英語の教科書はきっとNEW HORIZON。笑
そうなんでんですよ、カビ!!!
皆さん、カビから作られてる(発見された)人間にとって必要不可欠な薬ってご存知ですか??
1928年にフレミングによって発見されて未だに絶大な強さを誇る抗生物質、ペニシリンです。
フレミングが、第一次世界大戦の負傷兵が感染症で亡くなっていくのを見ながら、寒天培地に生えたカビとその周りには細菌が増殖しないことを発見する何百年も前に、彼らはカビの不思議な力に気づいていたんです!!!
もう目だけじゃなくて耳からもウロコでるね。
さて、長くなってしまったので、もう1つの宿題の答え合せは次回でも良いですか??
別にじらしてるわけじゃないんですけどね、、、。
次回をお楽しみに。

にほんブログ村