<73カ国目・メキシコ>その日暮らしのアリエッティ
- 2017/10/21
- 16:52
こんばんは。
昨日、『エルネスト』っていう映画見て来ました。
わたし、チェ・ゲバラ大好きで、ゲバラ関係の映画は大体見てるんですね。
オダギリジョーが全編スペイン語話してます。しかも、キューバ訛りの。。。
日本語とスペイン語、やっぱり発音近いんですね。
オダギリジョーめっちゃかっこよかったです。

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世界一周ブログランキングに参加中。
1日1クリックで怨念よろしくお願いします。
ついに、オアハカを抜け、サンクリストバルデラスカサスにやって来ました。
旅人たちは、サンクリって呼びます。
中南米編最初のハイライト、サンクリ。来るの楽しみにしてたのね。
この街での私の目的はただひとつ。
沈没。
最初からそのつもりで行きました。
っていうのも、旅に出てから、マクラメという、ナイロンのコードを編んで作るアクセサリー作りにハマって、
私も日本から本やマクラメコードを送ってもらって、時間がある時にちょっとづつ独学で勉強していた。
ネパールで弟子入りした時の先日記事はご紹介しましたが、
<60カ国目;ネパール>”教えて、教えてー!!”これからはためらわずに言ってみる。
エジプトでは、お店も出してみました。売れなかったけどね、
<再入国;エジプト>あの時ほどウザくない、エジプト。
自分で言うのもなんですが、私手先が器用なんです。
傷口縫うのも、早くて綺麗ですよ!!!
そんなマクラメアーティストさんたちが、沢山いると言うので、しっかり腰を据えて教わろうと思ったんです。
道端で作りながら売っている人がいるから、その人たちに声をかけたらいいと聞いていた。
宿に着いて早速情報収集。
イギリス人の女の子が自分もマクラメ勉強中だけど、まだまだ始めたばかりで教えることはできないけどってなんかやんわり煙たがられたんだけど、、、
めっちゃ優しいのね。
まず、マクラメの糸を売っているお店に3箇所も連れていってくれた。
宿に着いて荷物を置いて町歩きをした後、まずマクラメコードを買おうと思って手芸用品屋さんのようなお店を探し歩いたんだけど、なかなか見つけられずにいた。
雨の中びしょびしょになりながら、私のお買い物に付き合ってくれた。

どうやって持って歩くつもりなんだか、大量購入。
アクセサリー作りに使う石を売っている場所まで教えてくれたよ。

私は、色とか模様で適当に選んでいたけどね、、、
サンクリにいる1週間でだいぶ石にの種類にも詳しくなった。
っていうのも、マクラメアーティスト、結構石にうるさい。
このサンクリ、マクラメだけじゃなくてものつくりをしている人たちが沢山集まる。
街のはずれには、ハンドクラフトが沢山売っているマーケットがある。

その名もArtisan market(職人マーケット)。
このマーケット以外にも街の至る所で、ヒッピーっぽい旅人がマクラメや針金で作ったアクセサリーを売っていたり、楽器を持って音楽を演奏していたりする。
泊まった宿の中庭でも、音楽を聞いてマリファナを吸いながらみんながそれぞれ何かを作っている。
私が泊まった時は、針金でアクセサリー作っている人ばかりで、宿で師匠を見つけることはできなかったんだけど、
マクラメできるって言う人はいて、わからないところを聞いたりしたら結構親身に教えてくれた。
そうなんです、宿には常にマリファナ臭が漂っています。
マクラメのお店を教えてくれた女の子も、会ったらいつもハグしてくれるんだけどね、
大麻の香りが染み付いている。
ラリってる人がいて、治安悪いって感じはない。秩序ある綺麗な宿。
とにかくみんなアーティスト。お互いには最低限しか干渉しない感じ。
そして、夜になったらみんな街へと作った作品を売りに出かけていく。
サンクリの街はとても小さな街。
街いちばんの目抜き通り、グアダルーペ通りは、昼も夜も沢山の人で賑わっている。
正直、街の規模からして、こんなに人がいるようには思えないんだけど、、、とにかく人の行き来が絶えない。


道の両サイドには、敷物やボードを置いて作品を売っているヒッピーさんがこれでもかってくらい並んでいる。

みなさん、ロンゲドレットにだぼってして服を着ていていかにもヒッピーさんな装い。
みんなスペイン語で話しかけてきて、英語があまり上手じゃないのよね。
中南米出身の方々かしら。
それと同時に民族衣装をきた現地人が、民芸品を売りながら歩き回っている。

アクセサリーだけじゃなくて、手作りのブラウニーやハンバーガー、手絞りジュースなんかをバスケットに入れて売り歩いているヒッピーさんもいる。
ブラウニー、1個20ペソ(120円)。
決して安くない。普通のローカルのパン屋さんで買ったら8ペソ(48円)とかである。
そして、宿のキッチンで作ったんだろうなーって感じのクオリティです。
それでも、彼女たちとちょっと世間話をして買っていく人がいる。
現地人っていうよりは、同じ旅人やヒッピー仲間のような気がする。
持ちつ持たれつお互い様。
ここはそういう街なのだと思う。
みんな、そこそこ筋金入りのその日暮らしです。
彼らのお金がないって、日本人の謙遜で言うお金がないとレベルが違う。
”今お金ないから、宿代明日でいい?”そんな言葉が普通に聞こえる。
のちに登場するマクラメの先生と数日過ごして感じたけど、仲間同士でお金がないときはある人が貸したりしてやりくりしている様子。
そして、この街にいる観光客もローカルの人たちもそんなその日暮らしを受け入れて、うまく共存している気がする。
小さな街だから、数日間いると顔なじみができる。
いつも同じ通りでウクレレを持って歩いている人、同じ場所に座ってマクラメを売っている人、
ブラウニーのお姉さんも、一度買ったら覚えていてくれて、”今日はいらない??”
”えっと、、、毎日はいらないかな。。。”
”オッケー、ノープロブレム、アスタルエゴー!!”
余計な欲がないからみんな本当に楽しそうに生きてる。
これも、マリアッチやバスカーにチップをあげる文化が浸透しているからなのかなぁ。
みんなそれなりに生活できている。
日本で叩き込まれた、仕事して貯金することが美徳みたいな価値観、思いっきりひっくり返される。
とにかく居心地が良くて、毎日朝から気持ちいい。
ブランチにカフェに行くのも、マクラメ編むのも、市場にお買い物にいって自炊するのも、
とにかく楽しい。
これは世界3大好きな街にランクインする!
さて、がっつりマクラメ編みまくろう!できたら一回くらい私も通りに出てお店広げてみたいなー。
まずは、師匠探しだ!!!!

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昨日、『エルネスト』っていう映画見て来ました。
わたし、チェ・ゲバラ大好きで、ゲバラ関係の映画は大体見てるんですね。
オダギリジョーが全編スペイン語話してます。しかも、キューバ訛りの。。。
日本語とスペイン語、やっぱり発音近いんですね。
オダギリジョーめっちゃかっこよかったです。

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ついに、オアハカを抜け、サンクリストバルデラスカサスにやって来ました。
旅人たちは、サンクリって呼びます。
中南米編最初のハイライト、サンクリ。来るの楽しみにしてたのね。
この街での私の目的はただひとつ。
沈没。
最初からそのつもりで行きました。
っていうのも、旅に出てから、マクラメという、ナイロンのコードを編んで作るアクセサリー作りにハマって、
私も日本から本やマクラメコードを送ってもらって、時間がある時にちょっとづつ独学で勉強していた。
ネパールで弟子入りした時の先日記事はご紹介しましたが、
<60カ国目;ネパール>”教えて、教えてー!!”これからはためらわずに言ってみる。
エジプトでは、お店も出してみました。売れなかったけどね、
<再入国;エジプト>あの時ほどウザくない、エジプト。
自分で言うのもなんですが、私手先が器用なんです。
傷口縫うのも、早くて綺麗ですよ!!!
そんなマクラメアーティストさんたちが、沢山いると言うので、しっかり腰を据えて教わろうと思ったんです。
道端で作りながら売っている人がいるから、その人たちに声をかけたらいいと聞いていた。
宿に着いて早速情報収集。
イギリス人の女の子が自分もマクラメ勉強中だけど、まだまだ始めたばかりで教えることはできないけどってなんかやんわり煙たがられたんだけど、、、
めっちゃ優しいのね。
まず、マクラメの糸を売っているお店に3箇所も連れていってくれた。
宿に着いて荷物を置いて町歩きをした後、まずマクラメコードを買おうと思って手芸用品屋さんのようなお店を探し歩いたんだけど、なかなか見つけられずにいた。
雨の中びしょびしょになりながら、私のお買い物に付き合ってくれた。

どうやって持って歩くつもりなんだか、大量購入。
アクセサリー作りに使う石を売っている場所まで教えてくれたよ。

私は、色とか模様で適当に選んでいたけどね、、、
サンクリにいる1週間でだいぶ石にの種類にも詳しくなった。
っていうのも、マクラメアーティスト、結構石にうるさい。
このサンクリ、マクラメだけじゃなくてものつくりをしている人たちが沢山集まる。
街のはずれには、ハンドクラフトが沢山売っているマーケットがある。

その名もArtisan market(職人マーケット)。
このマーケット以外にも街の至る所で、ヒッピーっぽい旅人がマクラメや針金で作ったアクセサリーを売っていたり、楽器を持って音楽を演奏していたりする。
泊まった宿の中庭でも、音楽を聞いてマリファナを吸いながらみんながそれぞれ何かを作っている。
私が泊まった時は、針金でアクセサリー作っている人ばかりで、宿で師匠を見つけることはできなかったんだけど、
マクラメできるって言う人はいて、わからないところを聞いたりしたら結構親身に教えてくれた。
そうなんです、宿には常にマリファナ臭が漂っています。
マクラメのお店を教えてくれた女の子も、会ったらいつもハグしてくれるんだけどね、
大麻の香りが染み付いている。
ラリってる人がいて、治安悪いって感じはない。秩序ある綺麗な宿。
とにかくみんなアーティスト。お互いには最低限しか干渉しない感じ。
そして、夜になったらみんな街へと作った作品を売りに出かけていく。
サンクリの街はとても小さな街。
街いちばんの目抜き通り、グアダルーペ通りは、昼も夜も沢山の人で賑わっている。
正直、街の規模からして、こんなに人がいるようには思えないんだけど、、、とにかく人の行き来が絶えない。


道の両サイドには、敷物やボードを置いて作品を売っているヒッピーさんがこれでもかってくらい並んでいる。

みなさん、ロンゲドレットにだぼってして服を着ていていかにもヒッピーさんな装い。
みんなスペイン語で話しかけてきて、英語があまり上手じゃないのよね。
中南米出身の方々かしら。
それと同時に民族衣装をきた現地人が、民芸品を売りながら歩き回っている。

アクセサリーだけじゃなくて、手作りのブラウニーやハンバーガー、手絞りジュースなんかをバスケットに入れて売り歩いているヒッピーさんもいる。
ブラウニー、1個20ペソ(120円)。
決して安くない。普通のローカルのパン屋さんで買ったら8ペソ(48円)とかである。
そして、宿のキッチンで作ったんだろうなーって感じのクオリティです。
それでも、彼女たちとちょっと世間話をして買っていく人がいる。
現地人っていうよりは、同じ旅人やヒッピー仲間のような気がする。
持ちつ持たれつお互い様。
ここはそういう街なのだと思う。
みんな、そこそこ筋金入りのその日暮らしです。
彼らのお金がないって、日本人の謙遜で言うお金がないとレベルが違う。
”今お金ないから、宿代明日でいい?”そんな言葉が普通に聞こえる。
のちに登場するマクラメの先生と数日過ごして感じたけど、仲間同士でお金がないときはある人が貸したりしてやりくりしている様子。
そして、この街にいる観光客もローカルの人たちもそんなその日暮らしを受け入れて、うまく共存している気がする。
小さな街だから、数日間いると顔なじみができる。
いつも同じ通りでウクレレを持って歩いている人、同じ場所に座ってマクラメを売っている人、
ブラウニーのお姉さんも、一度買ったら覚えていてくれて、”今日はいらない??”
”えっと、、、毎日はいらないかな。。。”
”オッケー、ノープロブレム、アスタルエゴー!!”
余計な欲がないからみんな本当に楽しそうに生きてる。
これも、マリアッチやバスカーにチップをあげる文化が浸透しているからなのかなぁ。
みんなそれなりに生活できている。
日本で叩き込まれた、仕事して貯金することが美徳みたいな価値観、思いっきりひっくり返される。
とにかく居心地が良くて、毎日朝から気持ちいい。
ブランチにカフェに行くのも、マクラメ編むのも、市場にお買い物にいって自炊するのも、
とにかく楽しい。
これは世界3大好きな街にランクインする!
さて、がっつりマクラメ編みまくろう!できたら一回くらい私も通りに出てお店広げてみたいなー。
まずは、師匠探しだ!!!!

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