<73カ国目・メキシコ>楽しそうに仕事をしている人の仕事って人を楽しくする
- 2017/10/15
- 23:30
こんばんは。
現在、地元北海道です。
めちゃくちゃ寒いです。冬前に脱出したい、、、。

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1日1クリックで応援宜しくお願いします。
メキシコシティを離れ、向かったのはオアハカの街。
9月初頭の地震で大きな被害の出たオアハカ州の州都。
メキシコシティからはバスで8時間。
窓の外は絶景。

メキシコ、標高が高いので、空が近く感じる。
私がバスから絶景を楽しんでいる間に、どうやらメキシコシティで大きな地震があったようです。
オアハカの宿に着いて、ネットに繋いだらたくさんメールが来ていてびっくり。
バスに揺られていて全くもって気づかずでした。
32年前の同じ日にも地震があって、避難訓練をしていた直後だったらしい。
メキシコの建物は耐震対策がされていないので、日本ほど大きな地震ではなくても建物が壊れてしまうのだとか。
日本からも災害救助隊が派遣されたよう。
街にはすぐに支援物資を集めるコーナーが作られていた。

このメキシコシティの大地震の数日後にもまたオアハカで地震があった。
朝から何度か小さな地震があって、その度にみんなで中庭に逃げた。
宿のお兄さんが、すごいテキパキしてて、大声を出してみんなに中庭に来るように指示を出した。
幸い揺れの程度は震度2くらいで被害は全くなかった。
この宿のお兄さん、本当に仕事を愛しているって感じ。
泊まっているみんなが快適に過ごせるようにいつも気遣ってくれている。
名前聞かなかったんだけどね、オーストラリア人。メキシコが好きすぎて、永住権を取ったらしい。
宿はまだ出来て間もないみたい。
お兄さんと泊まっているゲスト数人でまだまだ色々なところを手作りしていた。
いまは暫定2段ベットだけと、将来は自分たちで部屋にロフトを作って2階建みたいにして、もっとプライバシーを保てるように2段ベットを廃止したいらしい。
各ベッドに取り付ける机のような小さな台を作っていたんだけど、スマホを充電したまま立てられるように1つ1つ手作業で溝を掘っていた。
”便利でしょ?”
自慢げに見せてくれたお兄さん。もう、本当に楽しそうな笑顔。
ゲストの快適空間作りに余念がないご様子。
私、中南米に入ったら、一度ネパールで教わったマクラメをさらに極めようと思っていた。
(参照記事)
<60カ国目;ネパール>”教えて、教えてー!!”これからはためらわずに言ってみる。
日本でマクラメのデザイナーをしている方にお会いした時、メキシコのサンクリストバルデラスカサスという街に行ったらたくさんのマクラメアーティストがいて、フレンドリーに教えてくれるという。
教えてくれた彼女も、世界一周中にサンクリストバルデラスカサスに立ち寄りマクラメに魅了されて、一度世界一周を終えた後、マクラメを極めるために改めてサンクリストバルデラスカサスに修行に行ったらしい。
そんな話を聞いていたから、私もサンクリストバルに行ってマクラメ沈没をしようとしていた。
勘を取り戻そうと思ってね、宿の共有スペースで1人練習していたら、
お兄さんが、声をかけてくれた。
”マクラメやりたいの?自分も数ヶ月前までマクラメを売って旅をしていたんだ。
今は、この宿があるからやめたけどね。”
そして、、、
”今晩、時間があったら教えてあげるよ。今日中に宿のペンキ塗りが終わったらね。”
まじでーーー!!!o(^▽^)o
やってみるもんだ。これ見よがしにアピールしてみるもんだ。
っていうか、ペンキ塗りってなんだ?
ふと宿を見渡すと、泊まってるゲストやスタッフが宿の壁のペンキ塗りをしていた。
以前泊まったゲストの子が壁画を描いてくれたらしいんだけど、お兄さん曰く、
”背景の色が良くなくて、彼女の絵が死んでいる”と、、、。
壁の色は、お兄さんがこの建物を買った時からの色で、彼女の絵には合ってないんだって。
だから、変えてあげたいと。。。
描いた本人はもうチェックアウトしてしまっているらしい。
なんか、本当にこの宿を愛しているんだなって感じる。
”お手伝いウェルカムだよ!!!”
めっちゃおもしろそう!!!
早く終わらせてマクラメを教わりたい、とかそう言うのじゃなくてね、純粋にお手伝いしたい!!!
私の他にも数人のボランティアが参戦。みんなでペンキぬりぬり!!!


お兄さんがみんなにビールをご馳走してくれた。
ビール片手にみんなで作業。楽しいのなんのって!!!!

おいら、帰国後仕事なかったら、ペンキ塗りしようかな。

高校の学校祭のノリだね。大人だってこういう青春欲してるんだから!!!
ゲストと一緒に作っていく宿とか、素敵すぎない?!?!?
お兄さんも、他のメキシコ人のスタッフたちもゲストとのコミュニケーションをとっても大切にしている。
ゲストの1人がお誕生日だった日、みんなでバーベキューをやろうってことになって、お庭でバーベキュー。
あいにく途中から雨が降って来てしまったけど、こうやってゲスト同士の交流のきっかけも作ってくれた。。。
特に特別な何かがあるわけじゃないけどね、とっても居心地のいい宿だった。
本格的に沈没している欧米人もいる。
共有スペースでギター弾いてる人がいて、絵を描いている人がいて、パソコン使って絵を描いている人もいる。
みんなそれぞれお互いをリスペクトしながら集団として、そして個人としての時間を共有している。
これね、お兄さんの力だと思う。
まず本当に彼が楽しそうに仕事をしている。
そういう人のそばにいると、こっちもそういう気分になるよね。
そして、何より協力したいなっていう気持ちが生まれる。
そんな雰囲気の賜物があの宿だね。
居心地よすぎて予定より2泊も長く滞在してしまった。
そして、ちゃんとマクラメレッスンもしてくれた。



ちょうちょー、ちょうちょー!!!
これ、サンクリストバルでたくさん売ってる人見かけた。
基本中の基本なんだね。
私はコルクのボードに画鋲で留めて編むんだけどね、お兄さんは自分の足にくくりつけて超高速で編み上げていく!!!
お兄さんもマクラメをやりたいならサンクリストバルに行ったらいいって言ってた。
フレンドリーだから、教えてって言ったら教えてくれるよ!!って日本のマクラメアーティストさんに言われたのと全く同じこと言ってたけど、、、
一体サンクリストバルのどこに行って、どんな風に教えを請うたらいいのだろう。
あんまり想像できないんだけどね、、、まぁ、行ってみたらなんとかなるだろう。
宿に恋したオアハカ。
メキシコの文化の中心。見どころいっぱい。次回に続く。

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現在、地元北海道です。
めちゃくちゃ寒いです。冬前に脱出したい、、、。

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9月初頭の地震で大きな被害の出たオアハカ州の州都。
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窓の外は絶景。

メキシコ、標高が高いので、空が近く感じる。
私がバスから絶景を楽しんでいる間に、どうやらメキシコシティで大きな地震があったようです。
オアハカの宿に着いて、ネットに繋いだらたくさんメールが来ていてびっくり。
バスに揺られていて全くもって気づかずでした。
32年前の同じ日にも地震があって、避難訓練をしていた直後だったらしい。
メキシコの建物は耐震対策がされていないので、日本ほど大きな地震ではなくても建物が壊れてしまうのだとか。
日本からも災害救助隊が派遣されたよう。
街にはすぐに支援物資を集めるコーナーが作られていた。

このメキシコシティの大地震の数日後にもまたオアハカで地震があった。
朝から何度か小さな地震があって、その度にみんなで中庭に逃げた。
宿のお兄さんが、すごいテキパキしてて、大声を出してみんなに中庭に来るように指示を出した。
幸い揺れの程度は震度2くらいで被害は全くなかった。
この宿のお兄さん、本当に仕事を愛しているって感じ。
泊まっているみんなが快適に過ごせるようにいつも気遣ってくれている。
名前聞かなかったんだけどね、オーストラリア人。メキシコが好きすぎて、永住権を取ったらしい。
宿はまだ出来て間もないみたい。
お兄さんと泊まっているゲスト数人でまだまだ色々なところを手作りしていた。
いまは暫定2段ベットだけと、将来は自分たちで部屋にロフトを作って2階建みたいにして、もっとプライバシーを保てるように2段ベットを廃止したいらしい。
各ベッドに取り付ける机のような小さな台を作っていたんだけど、スマホを充電したまま立てられるように1つ1つ手作業で溝を掘っていた。
”便利でしょ?”
自慢げに見せてくれたお兄さん。もう、本当に楽しそうな笑顔。
ゲストの快適空間作りに余念がないご様子。
私、中南米に入ったら、一度ネパールで教わったマクラメをさらに極めようと思っていた。
(参照記事)
<60カ国目;ネパール>”教えて、教えてー!!”これからはためらわずに言ってみる。
日本でマクラメのデザイナーをしている方にお会いした時、メキシコのサンクリストバルデラスカサスという街に行ったらたくさんのマクラメアーティストがいて、フレンドリーに教えてくれるという。
教えてくれた彼女も、世界一周中にサンクリストバルデラスカサスに立ち寄りマクラメに魅了されて、一度世界一周を終えた後、マクラメを極めるために改めてサンクリストバルデラスカサスに修行に行ったらしい。
そんな話を聞いていたから、私もサンクリストバルに行ってマクラメ沈没をしようとしていた。
勘を取り戻そうと思ってね、宿の共有スペースで1人練習していたら、
お兄さんが、声をかけてくれた。
”マクラメやりたいの?自分も数ヶ月前までマクラメを売って旅をしていたんだ。
今は、この宿があるからやめたけどね。”
そして、、、
”今晩、時間があったら教えてあげるよ。今日中に宿のペンキ塗りが終わったらね。”
まじでーーー!!!o(^▽^)o
やってみるもんだ。これ見よがしにアピールしてみるもんだ。
っていうか、ペンキ塗りってなんだ?
ふと宿を見渡すと、泊まってるゲストやスタッフが宿の壁のペンキ塗りをしていた。
以前泊まったゲストの子が壁画を描いてくれたらしいんだけど、お兄さん曰く、
”背景の色が良くなくて、彼女の絵が死んでいる”と、、、。
壁の色は、お兄さんがこの建物を買った時からの色で、彼女の絵には合ってないんだって。
だから、変えてあげたいと。。。
描いた本人はもうチェックアウトしてしまっているらしい。
なんか、本当にこの宿を愛しているんだなって感じる。
”お手伝いウェルカムだよ!!!”
めっちゃおもしろそう!!!
早く終わらせてマクラメを教わりたい、とかそう言うのじゃなくてね、純粋にお手伝いしたい!!!
私の他にも数人のボランティアが参戦。みんなでペンキぬりぬり!!!


お兄さんがみんなにビールをご馳走してくれた。
ビール片手にみんなで作業。楽しいのなんのって!!!!

おいら、帰国後仕事なかったら、ペンキ塗りしようかな。

高校の学校祭のノリだね。大人だってこういう青春欲してるんだから!!!
ゲストと一緒に作っていく宿とか、素敵すぎない?!?!?
お兄さんも、他のメキシコ人のスタッフたちもゲストとのコミュニケーションをとっても大切にしている。
ゲストの1人がお誕生日だった日、みんなでバーベキューをやろうってことになって、お庭でバーベキュー。
あいにく途中から雨が降って来てしまったけど、こうやってゲスト同士の交流のきっかけも作ってくれた。。。
特に特別な何かがあるわけじゃないけどね、とっても居心地のいい宿だった。
本格的に沈没している欧米人もいる。
共有スペースでギター弾いてる人がいて、絵を描いている人がいて、パソコン使って絵を描いている人もいる。
みんなそれぞれお互いをリスペクトしながら集団として、そして個人としての時間を共有している。
これね、お兄さんの力だと思う。
まず本当に彼が楽しそうに仕事をしている。
そういう人のそばにいると、こっちもそういう気分になるよね。
そして、何より協力したいなっていう気持ちが生まれる。
そんな雰囲気の賜物があの宿だね。
居心地よすぎて予定より2泊も長く滞在してしまった。
そして、ちゃんとマクラメレッスンもしてくれた。



ちょうちょー、ちょうちょー!!!
これ、サンクリストバルでたくさん売ってる人見かけた。
基本中の基本なんだね。
私はコルクのボードに画鋲で留めて編むんだけどね、お兄さんは自分の足にくくりつけて超高速で編み上げていく!!!
お兄さんもマクラメをやりたいならサンクリストバルに行ったらいいって言ってた。
フレンドリーだから、教えてって言ったら教えてくれるよ!!って日本のマクラメアーティストさんに言われたのと全く同じこと言ってたけど、、、
一体サンクリストバルのどこに行って、どんな風に教えを請うたらいいのだろう。
あんまり想像できないんだけどね、、、まぁ、行ってみたらなんとかなるだろう。
宿に恋したオアハカ。
メキシコの文化の中心。見どころいっぱい。次回に続く。

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