<73カ国目・メキシコ>”ビバ・メヒコ!”と”日本死ね!”
- 2017/09/21
- 06:21
こんにちは。
現在、メキシコ・オアハカ。
いやー、メキシコ、マジでハズレがない!!
今いる宿に、旅に出て1年になるけど、まだメキシコしか旅してないっていうドイツ人いるけど、気持ちわかるね!!

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ラッキーなことに、私がメキシコについた2日後は、メキシコの独立記念日だった。
メキシコシティの中心街はお祭りムード。ビル達もメキシコ国旗でおめかししてる。


道端にはたくさんのメキシコグッズを売るお店。
子供達が民族衣装を着ている。
1810年9月16日、ヌエバ・エスパーニャ(新しいスペイン)として300年間スペインによって植民地支配されていたメキシコで、ついに独立宣言が行われます。
ドローレス・イダルゴという街で独立の準備を始めていたミゲル・イダルゴ神父は、搾取されていた農民達を率いて、
メキシコシティ・ソカロに到着し、宮殿の鐘を叩いて独立を宣言しました。
それをお祝いするのが独立記念日。メキシコでは一番大切な日。
メインイベントが行われるメキシコシティの真ん中・ソカロ広場には特設のイベント会場が設置されていて、多分メキシコを代表する歌手達が歌を披露したり、メキシコのお国自慢VTRみたいのが流れてる。
広場の周りの建物にはド派手な装飾。

ビバ!

メヒコ!!
広場に入るには厳重なセキュリティ。
周囲には、暇そうにスマホいじってる過剰な数のポリスマン達。

入るのに1時間くらいかかった。
さて、この独立記念日の最後にして最大のイベンドが、”エル・グリード”。
盛大なファンファーレの後に、大統領が宮殿のバルコニーに現れ、国民に向けて演説をします。
肉眼だとバルコニー遠くて小さいから、大画面でその様子を見守る。

大統領と奥様が通る花道に並ぶ人たち。大統領が通るとパタパタとしまっていく背後の扉。
なんか、映画のワンシーンみたいだったけど、こんな世界が実際にあるんだね。
現大統領、エンリケ・ペニャニエトさん。
あんまり国民に人気がなくて、今回のイベントにも人が集まらないからお金を払ってサクラを雇っているとかいう噂があるほど。
でも、残念ながらイケメンです。
大統領がバルコニーに立って、演説を始めました。
これが、メインイベント、エル・グリード。
グリードとは、スペイン語で”叫び”。
大統領は、あの1810年6月15日にイダルゴ神父が行った独立宣言を再現して国民に語りかけるのです。
これは、毎年歴代の大統領が行って、テレビで生中継される。
メキシコシティでは大統領がグリードをしたけど、各都市でそれぞれの市長も同じことをして、同じように盛大にお祝いされるのだとか。
まあ、私の初心者スペイン語じゃ、何言ってるかさっぱりですがね、、、グリードの締めくくりに
大統領; ”ビバ・メヒコ!!”
国民; ”ビバ!!!”
大統領; ”ビバ・メヒコ!!”
国民; ”ビバ!!!”
っていう、シュプレヒコール。
なんかとっても感動した。
メキシコ人、多分自分の国をすごく愛しています。
なんかすごくそれを感じる。
大統領が不人気でも、国と政府は別、って感じ。
いざとなった時の団結力ってすごいんだろうな、って思う。
それが関係しているかどうかはわからないけど、メキシコ人とっても明るい。
よく、”メキシコ人は陽気だ”っていうけど、まさにその言葉の通り。
いつもニコニコしていて、底抜けに明るくて優しい。
だけど、インドやエジブトのヘラついた感じのちょっとイラっとする感じの”陽気”とは違うんだよね。
インドやエジプトのようなしつこい客引きもいない。けど、道を聞いたりしたら、めっちゃ丁寧に対応してくれる。
世界で一番自殺率が低い国っていうのも聞いたことがある。
みんながみんな経済的に豊かなわけじゃないけど、みんな人生楽しんでる。
物乞いにもちゃんとお金あげてる。
困っている人には出来る範囲で手を差し伸べる。
一方、日本ってどうだろう。
建国記念日、憲法記念日に庶民が心のそこからその意味を理解して、それを祝って感謝するイベントなんてないと思う。
私も、”やったー!仕事休みだ!!” くらいにしか思ったことない。
行政に不満があると、”日本死ね。”
エツコちゃんと話してたけど、メキシコって、政治と国って別物。日本って、国イコール政治、皇室。
メキシコって、お金持ちも貧乏もひっくるめて国民が国のシンボルって感じ。日本ってやっぱり、”くに”っていったらやっぱり行政。
なんか、国のあり方について考えさせられたな。。。
大統領のスピーチの後は、メトロポリタンカテドラルを背景に打ち上げ花火。


日本じゃ見たことがないくらい巨大な国旗。
その花火を、バルコニーから大統領も国民と一緒に鑑賞してる。
花火は終わったら、独立記念日のイベントは終了。
みんな、サクッと帰っていきます。このオンオフすごいね。
スペインのトマト祭りでも思った。思いっきりイベントを楽しんだら、サクッとすぐに大人しく帰路につく。
そんな、家路に向かう私たちと反対方向に、広場に向かって進む集団、、、。

お掃除部隊です。
大統領の次に大きな歓声を受けていました。
※後から知ったけど、このエル・グリードって前夜祭らしい。
翌日にもまた、面白イベントに遭遇するのでした。

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いやー、メキシコ、マジでハズレがない!!
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メキシコシティの中心街はお祭りムード。ビル達もメキシコ国旗でおめかししてる。


道端にはたくさんのメキシコグッズを売るお店。
子供達が民族衣装を着ている。
1810年9月16日、ヌエバ・エスパーニャ(新しいスペイン)として300年間スペインによって植民地支配されていたメキシコで、ついに独立宣言が行われます。
ドローレス・イダルゴという街で独立の準備を始めていたミゲル・イダルゴ神父は、搾取されていた農民達を率いて、
メキシコシティ・ソカロに到着し、宮殿の鐘を叩いて独立を宣言しました。
それをお祝いするのが独立記念日。メキシコでは一番大切な日。
メインイベントが行われるメキシコシティの真ん中・ソカロ広場には特設のイベント会場が設置されていて、多分メキシコを代表する歌手達が歌を披露したり、メキシコのお国自慢VTRみたいのが流れてる。
広場の周りの建物にはド派手な装飾。

ビバ!

メヒコ!!
広場に入るには厳重なセキュリティ。
周囲には、暇そうにスマホいじってる過剰な数のポリスマン達。

入るのに1時間くらいかかった。
さて、この独立記念日の最後にして最大のイベンドが、”エル・グリード”。
盛大なファンファーレの後に、大統領が宮殿のバルコニーに現れ、国民に向けて演説をします。
肉眼だとバルコニー遠くて小さいから、大画面でその様子を見守る。

大統領と奥様が通る花道に並ぶ人たち。大統領が通るとパタパタとしまっていく背後の扉。
なんか、映画のワンシーンみたいだったけど、こんな世界が実際にあるんだね。
現大統領、エンリケ・ペニャニエトさん。
あんまり国民に人気がなくて、今回のイベントにも人が集まらないからお金を払ってサクラを雇っているとかいう噂があるほど。
でも、残念ながらイケメンです。
大統領がバルコニーに立って、演説を始めました。
これが、メインイベント、エル・グリード。
グリードとは、スペイン語で”叫び”。
大統領は、あの1810年6月15日にイダルゴ神父が行った独立宣言を再現して国民に語りかけるのです。
これは、毎年歴代の大統領が行って、テレビで生中継される。
メキシコシティでは大統領がグリードをしたけど、各都市でそれぞれの市長も同じことをして、同じように盛大にお祝いされるのだとか。
まあ、私の初心者スペイン語じゃ、何言ってるかさっぱりですがね、、、グリードの締めくくりに
大統領; ”ビバ・メヒコ!!”
国民; ”ビバ!!!”
大統領; ”ビバ・メヒコ!!”
国民; ”ビバ!!!”
っていう、シュプレヒコール。
なんかとっても感動した。
メキシコ人、多分自分の国をすごく愛しています。
なんかすごくそれを感じる。
大統領が不人気でも、国と政府は別、って感じ。
いざとなった時の団結力ってすごいんだろうな、って思う。
それが関係しているかどうかはわからないけど、メキシコ人とっても明るい。
よく、”メキシコ人は陽気だ”っていうけど、まさにその言葉の通り。
いつもニコニコしていて、底抜けに明るくて優しい。
だけど、インドやエジブトのヘラついた感じのちょっとイラっとする感じの”陽気”とは違うんだよね。
インドやエジプトのようなしつこい客引きもいない。けど、道を聞いたりしたら、めっちゃ丁寧に対応してくれる。
世界で一番自殺率が低い国っていうのも聞いたことがある。
みんながみんな経済的に豊かなわけじゃないけど、みんな人生楽しんでる。
物乞いにもちゃんとお金あげてる。
困っている人には出来る範囲で手を差し伸べる。
一方、日本ってどうだろう。
建国記念日、憲法記念日に庶民が心のそこからその意味を理解して、それを祝って感謝するイベントなんてないと思う。
私も、”やったー!仕事休みだ!!” くらいにしか思ったことない。
行政に不満があると、”日本死ね。”
エツコちゃんと話してたけど、メキシコって、政治と国って別物。日本って、国イコール政治、皇室。
メキシコって、お金持ちも貧乏もひっくるめて国民が国のシンボルって感じ。日本ってやっぱり、”くに”っていったらやっぱり行政。
なんか、国のあり方について考えさせられたな。。。
大統領のスピーチの後は、メトロポリタンカテドラルを背景に打ち上げ花火。


日本じゃ見たことがないくらい巨大な国旗。
その花火を、バルコニーから大統領も国民と一緒に鑑賞してる。
花火は終わったら、独立記念日のイベントは終了。
みんな、サクッと帰っていきます。このオンオフすごいね。
スペインのトマト祭りでも思った。思いっきりイベントを楽しんだら、サクッとすぐに大人しく帰路につく。
そんな、家路に向かう私たちと反対方向に、広場に向かって進む集団、、、。

お掃除部隊です。
大統領の次に大きな歓声を受けていました。
※後から知ったけど、このエル・グリードって前夜祭らしい。
翌日にもまた、面白イベントに遭遇するのでした。

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