<73カ国目・メキシコ>騙されててもいいと思ったからpay it forward
- 2017/09/17
- 11:02
こんにちは。
現在、メキシコ・メキシコシティ!!
いやー、良いところ過ぎます。
人がよい!!!
マジで好きになりそうです。

にほんブログ村
世界一周ブログランキングに参加中。
1日1クリックで応援宜しくお願いします。
始まりました、中南米旅。
”南米に行く。”っていうと、今まで以上にいろんな人に治安について心配された。
確かに、南米の治安は悪いのかなって思います。
って言うのも、中南米において強盗やスリの餌食になるのはもっぱらアジア人だから。
すでに南米を旅をしたことがある欧米人は、あんまり治安のことは言わない。
とにかくいいところっていうのが彼らの感想。
私も1ヶ月間日本でぬくぬくしていて平和ボケしてる。
いつも以上に貴重品の管理も含め、気を引き締め直した。
強盗、スリなどはもちろんだけど、南米でもうひとつ怖いのが、クレジットカードのスキミングの被害。
ATMのカード挿入口に機械がつけられていたり、ネットでバスのチケットを予約するときにクレジット情報が盗まれてしまったり、、、。
とにかく、自分じゃどうしようもないこともたくさんあるけど、
私はカードや現金類を分散させて、1つカバンが取られてもなんとか日本まで帰りつけるように対策。
もうひとつ、効果があるのかどうかわからんけど、スキミングが防止できるという財布にカードを入れた。
ATMも銀行の中にあるものしか使わないようにする。
できる限りの対策をして降り立ったメキシコ。
空港から、市内を目指す。
空港で地下鉄乗り場がわからずさまよっていたら、身なりの良いおじさんが声をかけてくれた。
”どこに行きたいの?”
途中まで同じ方向だから一緒に行ってくれるという。
大学で、メキシコの方言を教えているというおじさん・レオナルドさん。
彼の教え子には日本人もいて、彼の講義を受けるために4回ほどメキシコにやってきたらしい。
そんなこともあって、親日家のご様子。
私がスペイン語を勉強してるっていうと、じゃあスペイン語で話そうと言って、私に分かりやすいようにゆっくり簡単な言葉で話してくれる。そして私の文法のミスを直してくれる。
メキシコの地下鉄、治安が悪いっていうのも聞くけど、そんな印象はほどんどなかった。

ホームも明るいし、

電車きたー!!

路線もたくさんあって、どこまで行っても料金は5ペソ(30円)!!!

地下鉄の中には、物売り、音楽を奏でるマリアッチ、神の愛を説く人、、、いろいろいます。
女性専用車両なのに堂々とおじさんも乗ってます。
そんな車内で、スペイン語を教わる。
ひとつ気になってなのは、レオナルドさん。荷物が小さなカバン1個だけってこと。
飛行機に乗ってどこかからやってきた感じじゃなさそう。
だから、聞いちゃった。
”空港には誰かを迎えに行ったの?”
答えは、
”本当は飛行機に乗って、地元に帰るつもりだったんだけど、乗ることができなくなったんだ。
いまから、バス停に行って、バスで帰るんだ。”
ふーん、そうなんだ。
あんまり気にしてなかったけど、4本ほど地下鉄を乗り継いで話している間に打ち解けて、
彼は、今日彼の身に起こったことを話してくれた。
”こんなこと、せっかくメキシコに来てくれた日本人に話すことじゃないけど、今日自分の身に起きた不幸話をしてもいいかい?、、”って前置きした上で、
なんと、
この日の朝、出張でやって来ていたメキシコシティで泊まっていたホテルからタクシーに乗って空港に向かっていたら、
途中で、男が乗り込んで来て銃を突きつけて来てスーツケース2個と貴重品、 IDを盗まれてしまったらしい。
ご丁寧なことに、最低限の移動ができるだけの小銭は残してくれたらしい。
そのお金で空港にやって来たけど、予約はあるのにIDがないと飛行機には乗せることができないと言われ、
仕方なくこれからバスに乗って地元に戻るらしい。
空港の近くの教会に行って事情を話したら、ちょっとだけお金を工面してもらえた。
そのお金でバスに乗れるように祈ってるって、、、。
現地人でも被害に遭うのか。。。
流しのタクシーには乗らないっていうのは鉄則だけど、彼はホテルから乗ったタクシーで被害に遭っている。
もう、運が良いか悪いかでしかない気がする。
どんな対策を取ればいいの?
タクシーに乗ってしまったら完全な密室。手も足も出ない。
これなら一層、治安が悪くても地下鉄に乗ってしまった方がいいのでは?
密室ではないし、近くに誰かしらいる。まだ助けてもらえる可能性が高い。
レオナルドさんは、最初は一切そんな話をせずに、私にスペイン語を教えてくれていた。
そして、申し訳なさそうに私にことの詳細を話し出した。
正直、嘘をついているようには思えなかったんだよね。
その話を聞いて私は、ちょっとお金をあげようって思った。
だけど一方で、それって目上の人に失礼なことなんだろうか?とか、いくらあげるべきなんだろうか、、、とか考えているうちにお別れの駅に到着してしまった。
その時、彼の方から200ペソ(1100円)援助してくれないかって相談された。
すごく申し訳なさそうにお願いされた。
切実さが伝わって本当に切羽詰まってた様子だった。
私も、そんなにいっぱいお金あるわけじゃないけど、200ペソならなんとかなる。
いままで、私も色んな人に助けてもらってきた。
そんなのに比べたら200ペソなんて全然足りない。
ここで彼を助けてあげたら、自分が困っている時にきっと誰かが手を差し伸べてくれると思うから、
私は躊躇なくお金をあげた。
すごく感謝してくれて、涙目で何度も握手された。
彼が無事に家に帰ることができていたらいいな。
彼の地元はまさに地震被害の中心地って言ってた。幸い家族も家も無事みたい。
宿で、アメリカ人の女の子とおしゃべりをした。
彼女は1ヶ月間、スペイン語学校に通っているのだが、クラスメートにも同じ被害にあった人がいるのだと。。。
、、、どんだけなん。
メキシコ人、めちゃくちゃ親切で、本当にいい人たちです。
ここ数日間、一度も危険な気配を感じたことはない。
だからそんな危険が潜んでいるなんてにわかに信じがたい。
でも明日は我が身と思って警戒するほかない。
もう、取られるときは取られるって割り切るしかない。
大事なのは命。
、、、オーストリアでラップトップ盗まれた時もこんな記事書いた直後だったんだよね。
マジで気をつけよう。。。
メキシコ、初っ端から重い話ですが、マジ面白い国です。
今後をお楽しみに!!!

髪型おそろい!!
この犬種、おいら子供の頃からめっちゃ好き!!!リトルマーメイドのエリック王子のペット・マックスね。
大きくなったら絶対飼うんだ!!名前はモップちゃんにする!!!(とある韓流ドラマの影響)

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”南米に行く。”っていうと、今まで以上にいろんな人に治安について心配された。
確かに、南米の治安は悪いのかなって思います。
って言うのも、中南米において強盗やスリの餌食になるのはもっぱらアジア人だから。
すでに南米を旅をしたことがある欧米人は、あんまり治安のことは言わない。
とにかくいいところっていうのが彼らの感想。
私も1ヶ月間日本でぬくぬくしていて平和ボケしてる。
いつも以上に貴重品の管理も含め、気を引き締め直した。
強盗、スリなどはもちろんだけど、南米でもうひとつ怖いのが、クレジットカードのスキミングの被害。
ATMのカード挿入口に機械がつけられていたり、ネットでバスのチケットを予約するときにクレジット情報が盗まれてしまったり、、、。
とにかく、自分じゃどうしようもないこともたくさんあるけど、
私はカードや現金類を分散させて、1つカバンが取られてもなんとか日本まで帰りつけるように対策。
もうひとつ、効果があるのかどうかわからんけど、スキミングが防止できるという財布にカードを入れた。
ATMも銀行の中にあるものしか使わないようにする。
できる限りの対策をして降り立ったメキシコ。
空港から、市内を目指す。
空港で地下鉄乗り場がわからずさまよっていたら、身なりの良いおじさんが声をかけてくれた。
”どこに行きたいの?”
途中まで同じ方向だから一緒に行ってくれるという。
大学で、メキシコの方言を教えているというおじさん・レオナルドさん。
彼の教え子には日本人もいて、彼の講義を受けるために4回ほどメキシコにやってきたらしい。
そんなこともあって、親日家のご様子。
私がスペイン語を勉強してるっていうと、じゃあスペイン語で話そうと言って、私に分かりやすいようにゆっくり簡単な言葉で話してくれる。そして私の文法のミスを直してくれる。
メキシコの地下鉄、治安が悪いっていうのも聞くけど、そんな印象はほどんどなかった。

ホームも明るいし、

電車きたー!!

路線もたくさんあって、どこまで行っても料金は5ペソ(30円)!!!

地下鉄の中には、物売り、音楽を奏でるマリアッチ、神の愛を説く人、、、いろいろいます。
女性専用車両なのに堂々とおじさんも乗ってます。
そんな車内で、スペイン語を教わる。
ひとつ気になってなのは、レオナルドさん。荷物が小さなカバン1個だけってこと。
飛行機に乗ってどこかからやってきた感じじゃなさそう。
だから、聞いちゃった。
”空港には誰かを迎えに行ったの?”
答えは、
”本当は飛行機に乗って、地元に帰るつもりだったんだけど、乗ることができなくなったんだ。
いまから、バス停に行って、バスで帰るんだ。”
ふーん、そうなんだ。
あんまり気にしてなかったけど、4本ほど地下鉄を乗り継いで話している間に打ち解けて、
彼は、今日彼の身に起こったことを話してくれた。
”こんなこと、せっかくメキシコに来てくれた日本人に話すことじゃないけど、今日自分の身に起きた不幸話をしてもいいかい?、、”って前置きした上で、
なんと、
この日の朝、出張でやって来ていたメキシコシティで泊まっていたホテルからタクシーに乗って空港に向かっていたら、
途中で、男が乗り込んで来て銃を突きつけて来てスーツケース2個と貴重品、 IDを盗まれてしまったらしい。
ご丁寧なことに、最低限の移動ができるだけの小銭は残してくれたらしい。
そのお金で空港にやって来たけど、予約はあるのにIDがないと飛行機には乗せることができないと言われ、
仕方なくこれからバスに乗って地元に戻るらしい。
空港の近くの教会に行って事情を話したら、ちょっとだけお金を工面してもらえた。
そのお金でバスに乗れるように祈ってるって、、、。
現地人でも被害に遭うのか。。。
流しのタクシーには乗らないっていうのは鉄則だけど、彼はホテルから乗ったタクシーで被害に遭っている。
もう、運が良いか悪いかでしかない気がする。
どんな対策を取ればいいの?
タクシーに乗ってしまったら完全な密室。手も足も出ない。
これなら一層、治安が悪くても地下鉄に乗ってしまった方がいいのでは?
密室ではないし、近くに誰かしらいる。まだ助けてもらえる可能性が高い。
レオナルドさんは、最初は一切そんな話をせずに、私にスペイン語を教えてくれていた。
そして、申し訳なさそうに私にことの詳細を話し出した。
正直、嘘をついているようには思えなかったんだよね。
その話を聞いて私は、ちょっとお金をあげようって思った。
だけど一方で、それって目上の人に失礼なことなんだろうか?とか、いくらあげるべきなんだろうか、、、とか考えているうちにお別れの駅に到着してしまった。
その時、彼の方から200ペソ(1100円)援助してくれないかって相談された。
すごく申し訳なさそうにお願いされた。
切実さが伝わって本当に切羽詰まってた様子だった。
私も、そんなにいっぱいお金あるわけじゃないけど、200ペソならなんとかなる。
いままで、私も色んな人に助けてもらってきた。
そんなのに比べたら200ペソなんて全然足りない。
ここで彼を助けてあげたら、自分が困っている時にきっと誰かが手を差し伸べてくれると思うから、
私は躊躇なくお金をあげた。
すごく感謝してくれて、涙目で何度も握手された。
彼が無事に家に帰ることができていたらいいな。
彼の地元はまさに地震被害の中心地って言ってた。幸い家族も家も無事みたい。
宿で、アメリカ人の女の子とおしゃべりをした。
彼女は1ヶ月間、スペイン語学校に通っているのだが、クラスメートにも同じ被害にあった人がいるのだと。。。
、、、どんだけなん。
メキシコ人、めちゃくちゃ親切で、本当にいい人たちです。
ここ数日間、一度も危険な気配を感じたことはない。
だからそんな危険が潜んでいるなんてにわかに信じがたい。
でも明日は我が身と思って警戒するほかない。
もう、取られるときは取られるって割り切るしかない。
大事なのは命。
、、、オーストリアでラップトップ盗まれた時もこんな記事書いた直後だったんだよね。
マジで気をつけよう。。。
メキシコ、初っ端から重い話ですが、マジ面白い国です。
今後をお楽しみに!!!

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大きくなったら絶対飼うんだ!!名前はモップちゃんにする!!!(とある韓流ドラマの影響)

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