<3カ国目>山岳少数民族に〜、ちかが出会った〜!
- 2015/06/29
- 00:05

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50位の壁突破!みなさんありがとうございます。
sleepingバスに乗り中国国境付近の山岳地帯サパに行ってきました。

サパには、可愛い民族衣装を着て暮らす少数民族の村があります。
トレッキングをして、彼らの村に行き1泊ホームステイをするというツアーが人気です。
朝6時にサパに到着。ホテルで朝食を済ませ準備をしていたら、ガイドさんとその仲間たちがお迎えに来ます。

私たちのグループは総勢7人。ガイドは18歳のユンちゃん。
なんと、昨日に引き続き2人も医学生がおりました。ちょっと先輩面こいだりした。
ホームステイ先の村まで道無き道を10キロ。

悪天候でハロン湾のクルージングが中止になり、その代わりに行ったトレッキングツアー。
雨が降らないわけないよね、、、。思いっきりぬれねずみちゃん。
くまねずみちゃんもランドセルに入れてったけど出番なし!
道はぐっちゃぐちゃ。開始10分で靴下まで浸水。
みんな尻もちついたり転んだりで泥まみれ。
各グループに数人の少数民族が付き添ってくれます。
みなさん小柄な女子。(この民族はとっても低身長。)中には背中に赤ちゃんおんぶしている人も。
そんな小柄なか弱そうな少数民族が自分より相当でかい欧米人を手をつないで誘導してくれる。
転びそうになっても、道連れになるだけだと思う。正直。
でも彼女たちはゴム長靴や便所サンダルてスタスタと歩いていく。。。

私たちのグループには、初老のおじさんがいました。体格はどっぷりしているけど始まる前から膝が痛そうな歩き方をしている。大丈夫かな?とか思っていたら予想的中。
おじさんがどうしても遅れる。15分歩いたら15分待つ、の繰り返し。
ついに時間切れで、午後からうちらのグループだけ山に入らず普通の舗装した道を行くことになった。
私は泥んこそんなに好きじゃなかったし、どちらの道でも構わなかったけど、into the wildしたい方々には迷惑な話だったと思う。
初日は10キロ。途中で手を差し伸べてくれていた付き添い少数民族がお土産を売りつけてくる。
彼女たちの目的は多分これだったのだと思う。
チップの意味も込めて1個買おうと思っていたけど、7歳の子供ですら吹っかけてくる。
半額まで値切って買ったけど、それでも絶対相場より高い。
翌日も別の付き添いおばさんに買って!とたかられる。バックパックのキャパが無いのと、同じ場所でお土産なんぼもいらないから、チップだけ渡したけど、いらないから何か買ってみたいな、、、。
。。。うーん。ちょっぴり残念。

歩くこと約6時間。ホームステイ先に到着。世界ウルルン滞在記『でジャングルを歩くこと8時間、ホームステイ先に到着。』みたいな感じ。パパ、ママに子供4人。


シャワーを浴びて夕食までゆっくり過ごす。ここに多分個人でトレッキングしてきた4人が合流。
夕食を頂き、やはり旅人同士夜会が始まる。ビールと、ホストファミリー手作りのお酒を頂き、お互いの旅ストーリーを語る。生ぬるい夜風が気持ちいいね。

翌日、朝食を食べてきた道を戻る。このぐしょぐしょのトレッキングシューズ履くの、テンション下がるね。。。

ガイドのユンちゃんが、”山の中を歩くのか、舗装された道を歩くのか、どっちにするかみんなで決めて”、という。舗装された道をいくと、本日のハイライト、滝にいけないらしい。
おじさんが自ら山道を行こうと言った。

滝~。わたし、海と山行くときはもはやすっぴんですから。写真でよかったですね。本物の私のすっぴん見ると呪いでう⚪︎ち出なくなりますよ。
が、やはり遅れる。ユンちゃんはもはやおじさん専属ガイド。もう1人付き添って2人がかりで面倒を見ている。
それなのに、おじさんはブチ切れてユンちゃんを泣かした!!大人気ないよ、おっさん。
ユンちゃんは一生懸命やってくれているし、あなたが一番面倒かけているじゃない。
疲れているのはあなただけではありません。
なんかいい気分しないなーと思いながら先を進むと、人だかりができていて道が詰まっている。
医学生ルーク君に”チカ、チカ!!”呼ばれる。嫌な予感。
欧米人の女性が転んでいる。ルーク君じゃ手に負えなくてヘルプを求められる。昨日先輩面したからだ。しかも”整形外科になるの。”とか言っちゃったよ。
お話を聞くと、ポキって音がしたから骨が折れていると思うって女性自らおっしゃる。
とりあえず何かで固定してガンガン冷やして病院に行きましょうっていう、保健体育で習うレベルのことしか言えない自分。
しかも周りを見渡しても泥しかない。固定すらできなさそう。女性はとりあえず下山したいと、手と追っていない足をついてお尻から滑り落ちるように近くの舗装された道に繋がる場所まで降りて行った。その根性に脱帽。
この日は雨に降られることなく、気温も過ごしやすかった。
大好きな棚田を飽きるほど見ながら、気持ち良いトレッキングを楽しみました。

バスの時間までサパの町を散策。民族衣装もバッチリ着せてもらいました。


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山岳民族、ミミさん、ニューちゃん、あと一人名前思い出せない(ノω・、)
