<70カ国目;ジョージア>続く素敵な出会い!同業者からのアドバイス
- 2017/07/16
- 15:11
こんにちは。
現在ロシア・サンクトペテルブルグ。
ホテルだー!!朝食ついてるー!!キャビア食べてみたい、、、。

にほんブログ村
世界一周ブログランキングに参加中。1日1クリックで応援よろしくお願いします。
黒海を渡るフェリーの旅。
出発時間を過ぎてもなかなか出発しない。
船からのバトゥミの街並み。



夕焼け空になってきたよ。でもまだ出港しない。
ついに真っ暗。

夜の23時頃ついに出発。
船はほとんど揺れないから、動き始めているのに気がつかなかった。


出港は遅れたけど、おかげで素敵な夜景が見れた。
船内にwifiはない。特に娯楽があるわけでもない。
正直暇を持て余します。
わたしは、それを見越して船内で仕上げようと思って溜めていた書き物やら本があったから有意義な時間を過ごしましたが。
そしてまた、あんまり共有スペースがないのが難点なのね。

廊下にあるテーブルでは、トランプやボードゲームをしている。
船内に数台あるテレビの前にみんな陣取って楽しんでる。
デッキには心地よい風が吹いているけど、、、大海原の景色は変わらない。

黒海なのに黒くないからね。コバルトブルーのめっちゃ綺麗な水の色。

でもね、イルカがいるんですよ!!結構います。
数分海面見てたらぴょん!!って跳ねてくる。タイタニックのシーンみたい。
写真撮ろうと思うんだけどね、なかなかうまくいかない。
黒海にイルカがいるなんて!!って、湖だと思っていた黒海、実は地中海とつながってる内海なのです。
水平線にうっすら見えてきたのは、クリミア半島。

今はロシアに占領されています。
ロシア、、、ちょっとわけわからん国になってきました。私の中で。
さて、私のルームメイトのロクサナちゃん。
ぽっちゃりっていうか、コロンコロンしててめっちゃかわいい。
英語は正直上手ではないけど、身振り手振り表情で一生懸命伝えようとしてくれる。
それがめっちゃかわいい。
そんな愛されキャラの彼女。あっちこっちで友達を作ってきます。
ウクライナ語の他に、ロシア語はもちろん、ポーランド語まで話せるし、その年よりちょっぴり幼く感じる仕草がなんとも魅力的。ほんとにね、めっちゃかわいいの。
そんなわけで、彼女のおかげで私たちは連日お酒のお誘いがありました。なんならダブルブッキング。
小さなバーがあって、ビールやウォッカなんかは買えるのですが、みなさんもっぱら持ち込んでいます。
そして、私の彼女のおかげで一緒に混ぜてもらったんだけど、、、
2日目に一緒に飲んでた、ポーランド人の2人組。
バイクで旅をしているという。
しばらくデッキで飲んでたんだけど、寒くなってきたから彼らの部屋で飲むことに。
2等客室でうちらの部屋よりちょっと大きい。
”具合悪かったら、薬あるよ。俺ら医者だから。”
おっと、同業者ではないですか。
産婦人科医と循環器内科医のお2人、同じ病院で働いていて同じバイクの趣味があるからこうして年に1回一緒にバイク旅しているんだって。
循環器内科医のルーカスはなんと独身34歳!!
めっちゃイケメンです。はい、やばいくらいイケメンです。若かりし日のジュード・ロウです。
彼に診察されたら逆に血圧上がると思います。
循環器内科医、、、私は整形外科志望ですが、研修医時代から循内ドクターが一番かっこいいと思っています。
心筋梗塞や大動脈解離などの救急の患者さんって本当に1分1秒を争う。
周りがバタバタしているなか、冷静に指示出して診察治療する循内の先生、マジでかっこよすぎる。
1分1秒を争うストレスの大きい環境下なのに、患者さんや家族には冷静にすごく優しく接する姿、マジでかっこよすぎる。
循内のドクターが使ってる放射線よけのプロテクター、肩にその重みがかかって手元に支障が出ないようにちょっと肩から浮いてます。その上からオペ用ガウン着ると、めっちゃ肩幅ごっつく見えて、それだけでかっこよくなる。
そんでもって、ゲレンデのサングラスマジックならぬ、オペ室のマスクマジックです。
目元しか見えないし、その目の真剣な眼差し。オペ室入るどんなドクターもナースも3割増しです。
そんでもって、手元じゃなくて、モニターを見ている角度がめっちゃかっこいい!!
ちなみに、そんなドクターの姿が一番カッコよく見えるのは、カテーテル室の外にある技師さんのモニター操作席です!
私はまだまだ下っ端だったから、執刀ドクターの後ろで機材の滑りを良くするために水通しをする役割をすることが多くて、残念ながらドクターの後ろ姿しか見えないのですが。
たまにカテーテル室の中が混み混みで技師さん席から見ることがあるけど、めちゃめちゃかっこいい!!
あっ!!誤解しないでくださいね。ちゃんと仕事してますからね。
人の命かかった現場で浮ついたことなんか考える余裕一切ないですから!!
ルーカスもそんな循環器内科ドクターなんだなとか、妄想するだけでかっこよすぎる。
彼の前には患者としてだけは現れたくないね!!
そんな彼に、私がもうかれこれ2年ほど、職務を離れて旅をしてるってことを言うと、、、
”2年間?!?!
もうそろそろ帰るべき時だと思うよ。
君もオペレーター(執刀者)になりたいのなら、ずっと手を動かしていないと。
自分も数週間休暇を取っただけで勘が狂う気がする。
ましてや、医師になりたての数年ってすごく大事。
これからの医者としてのスキルを左右する時だと思うよ。”
おっしゃる通り。
そして同じようなことを出発前の私にアドバイスしてくれた先輩はたくさんいた。
何度も何度も時間をかけて説得にかかってくれた先輩もいた。
だけど私の気持ちは揺るがなかった。
私の職業はやっぱり人の命がかかっているから、一切の失敗が許されないし、責任も重たい。
自分の仕事が好きだったから、旅が終わったらこの仕事に戻りたい。
だけど、いまは果たしてそれができるか甚だ疑問。
でも、全てを覚悟して旅に出た。その理由はこのブログの一番最後の記事に書きます。
ルーカスはでも、
”すごくうらやましいよ。
君もそうだと思うけど、僕たちの勉強に捧げた時間や努力って相当なものだよ。ずっとずっと若い頃から。
そんななかで諦めてきたものもたくさんある。
僕の場合は家族を築いたり、大切な人と過ごす時間。だから今も独身だよ(笑)。
自分の周りはみんな家族を築いている。
だから、旅を楽しんで欲しいけど、医師としての人生を考えるならそろそろ帰る時だと思う。”
本当に私のことを思って言ってくれてるんだなって思った。
日本の尊敬すべき先輩方もそうだけど、こんな風に少し厳しい言葉をぶつけてくれる人ほど自分のことを思ってくれている。
翌日の朝、船はウクライナのチョルノモルスクに到着。
ロクサナと歩いて下船していたら、バイクに乗った2人が現れた。
マジで、カッコよすぎるんですけど!!!
バイクスーツにヘルメット。それにめちゃめちゃでっかいBMWのバイク。
なにこの人ー!?!?!映画の俳優かなんかなの??
”ヘルメットがあれば、オデッサまで乗せて行ってあげるよ。”
いやー、今すぐヘルメット買ってきますわって感じだった。
素敵な時間をありがとう。
またどこかで会えますように。
またもや写真がないのが残念だ。。゚(゚´Д`゚)゚。
、、、ちなみに、このあと彼ら、よくわからん理由で5時間ほどボーダーコントロールで足止めを食らっていたそうです。

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ホテルだー!!朝食ついてるー!!キャビア食べてみたい、、、。

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出発時間を過ぎてもなかなか出発しない。
船からのバトゥミの街並み。



夕焼け空になってきたよ。でもまだ出港しない。
ついに真っ暗。

夜の23時頃ついに出発。
船はほとんど揺れないから、動き始めているのに気がつかなかった。


出港は遅れたけど、おかげで素敵な夜景が見れた。
船内にwifiはない。特に娯楽があるわけでもない。
正直暇を持て余します。
わたしは、それを見越して船内で仕上げようと思って溜めていた書き物やら本があったから有意義な時間を過ごしましたが。
そしてまた、あんまり共有スペースがないのが難点なのね。

廊下にあるテーブルでは、トランプやボードゲームをしている。
船内に数台あるテレビの前にみんな陣取って楽しんでる。
デッキには心地よい風が吹いているけど、、、大海原の景色は変わらない。

黒海なのに黒くないからね。コバルトブルーのめっちゃ綺麗な水の色。

でもね、イルカがいるんですよ!!結構います。
数分海面見てたらぴょん!!って跳ねてくる。タイタニックのシーンみたい。
写真撮ろうと思うんだけどね、なかなかうまくいかない。
黒海にイルカがいるなんて!!って、湖だと思っていた黒海、実は地中海とつながってる内海なのです。
水平線にうっすら見えてきたのは、クリミア半島。

今はロシアに占領されています。
ロシア、、、ちょっとわけわからん国になってきました。私の中で。
さて、私のルームメイトのロクサナちゃん。
ぽっちゃりっていうか、コロンコロンしててめっちゃかわいい。
英語は正直上手ではないけど、身振り手振り表情で一生懸命伝えようとしてくれる。
それがめっちゃかわいい。
そんな愛されキャラの彼女。あっちこっちで友達を作ってきます。
ウクライナ語の他に、ロシア語はもちろん、ポーランド語まで話せるし、その年よりちょっぴり幼く感じる仕草がなんとも魅力的。ほんとにね、めっちゃかわいいの。
そんなわけで、彼女のおかげで私たちは連日お酒のお誘いがありました。なんならダブルブッキング。
小さなバーがあって、ビールやウォッカなんかは買えるのですが、みなさんもっぱら持ち込んでいます。
そして、私の彼女のおかげで一緒に混ぜてもらったんだけど、、、
2日目に一緒に飲んでた、ポーランド人の2人組。
バイクで旅をしているという。
しばらくデッキで飲んでたんだけど、寒くなってきたから彼らの部屋で飲むことに。
2等客室でうちらの部屋よりちょっと大きい。
”具合悪かったら、薬あるよ。俺ら医者だから。”
おっと、同業者ではないですか。
産婦人科医と循環器内科医のお2人、同じ病院で働いていて同じバイクの趣味があるからこうして年に1回一緒にバイク旅しているんだって。
循環器内科医のルーカスはなんと独身34歳!!
めっちゃイケメンです。はい、やばいくらいイケメンです。若かりし日のジュード・ロウです。
彼に診察されたら逆に血圧上がると思います。
循環器内科医、、、私は整形外科志望ですが、研修医時代から循内ドクターが一番かっこいいと思っています。
心筋梗塞や大動脈解離などの救急の患者さんって本当に1分1秒を争う。
周りがバタバタしているなか、冷静に指示出して診察治療する循内の先生、マジでかっこよすぎる。
1分1秒を争うストレスの大きい環境下なのに、患者さんや家族には冷静にすごく優しく接する姿、マジでかっこよすぎる。
循内のドクターが使ってる放射線よけのプロテクター、肩にその重みがかかって手元に支障が出ないようにちょっと肩から浮いてます。その上からオペ用ガウン着ると、めっちゃ肩幅ごっつく見えて、それだけでかっこよくなる。
そんでもって、ゲレンデのサングラスマジックならぬ、オペ室のマスクマジックです。
目元しか見えないし、その目の真剣な眼差し。オペ室入るどんなドクターもナースも3割増しです。
そんでもって、手元じゃなくて、モニターを見ている角度がめっちゃかっこいい!!
ちなみに、そんなドクターの姿が一番カッコよく見えるのは、カテーテル室の外にある技師さんのモニター操作席です!
私はまだまだ下っ端だったから、執刀ドクターの後ろで機材の滑りを良くするために水通しをする役割をすることが多くて、残念ながらドクターの後ろ姿しか見えないのですが。
たまにカテーテル室の中が混み混みで技師さん席から見ることがあるけど、めちゃめちゃかっこいい!!
あっ!!誤解しないでくださいね。ちゃんと仕事してますからね。
人の命かかった現場で浮ついたことなんか考える余裕一切ないですから!!
ルーカスもそんな循環器内科ドクターなんだなとか、妄想するだけでかっこよすぎる。
彼の前には患者としてだけは現れたくないね!!
そんな彼に、私がもうかれこれ2年ほど、職務を離れて旅をしてるってことを言うと、、、
”2年間?!?!
もうそろそろ帰るべき時だと思うよ。
君もオペレーター(執刀者)になりたいのなら、ずっと手を動かしていないと。
自分も数週間休暇を取っただけで勘が狂う気がする。
ましてや、医師になりたての数年ってすごく大事。
これからの医者としてのスキルを左右する時だと思うよ。”
おっしゃる通り。
そして同じようなことを出発前の私にアドバイスしてくれた先輩はたくさんいた。
何度も何度も時間をかけて説得にかかってくれた先輩もいた。
だけど私の気持ちは揺るがなかった。
私の職業はやっぱり人の命がかかっているから、一切の失敗が許されないし、責任も重たい。
自分の仕事が好きだったから、旅が終わったらこの仕事に戻りたい。
だけど、いまは果たしてそれができるか甚だ疑問。
でも、全てを覚悟して旅に出た。その理由はこのブログの一番最後の記事に書きます。
ルーカスはでも、
”すごくうらやましいよ。
君もそうだと思うけど、僕たちの勉強に捧げた時間や努力って相当なものだよ。ずっとずっと若い頃から。
そんななかで諦めてきたものもたくさんある。
僕の場合は家族を築いたり、大切な人と過ごす時間。だから今も独身だよ(笑)。
自分の周りはみんな家族を築いている。
だから、旅を楽しんで欲しいけど、医師としての人生を考えるならそろそろ帰る時だと思う。”
本当に私のことを思って言ってくれてるんだなって思った。
日本の尊敬すべき先輩方もそうだけど、こんな風に少し厳しい言葉をぶつけてくれる人ほど自分のことを思ってくれている。
翌日の朝、船はウクライナのチョルノモルスクに到着。
ロクサナと歩いて下船していたら、バイクに乗った2人が現れた。
マジで、カッコよすぎるんですけど!!!
バイクスーツにヘルメット。それにめちゃめちゃでっかいBMWのバイク。
なにこの人ー!?!?!映画の俳優かなんかなの??
”ヘルメットがあれば、オデッサまで乗せて行ってあげるよ。”
いやー、今すぐヘルメット買ってきますわって感じだった。
素敵な時間をありがとう。
またどこかで会えますように。
またもや写真がないのが残念だ。。゚(゚´Д`゚)゚。
、、、ちなみに、このあと彼ら、よくわからん理由で5時間ほどボーダーコントロールで足止めを食らっていたそうです。

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