<69カ国目;アルメニア>やっぱり女子一人ヒッチハイクは危ないです
- 2017/07/03
- 12:06
こんにちは。
現在、ウクライナ・イワノフランクリスク。
ブログが追いついていないのですが、黒海フェリーで同じ部屋だった女の子のお家に遊びに行くことになりまして。
問題は、彼女があまり英語を話せないこと。
ちゃんとコンタクトを取り合って、会うことができるのでしょうか、、、。

にほんブログ村
世界一周ブログランキングに参加中。1日1クリックで応援宜しくお願いします。
アルメニア観光の続きー。
アルメニアの首都・エレバン近郊にあるエチミアジン大聖堂。
アルメニア正教の長、カトリコスが居り、総本山として知られる。



教会自体はそんなに大きくない。
ただ、ここが有名なのは、付属の博物館にとても尊いものが収められているからなんです。
アララトの山にノアの方舟が到着したと言われていて、そのノアの方舟のかけら。
そして、イエスキリストの処刑の際に、キリストの脇腹を刺したとされるやり。
、、、見れませんでした、、、(T_T)月曜日で博物館休館日、、、。
不遇は続くんです。この後1週間ほど、続くんです。
諦めて次に向かったのが、ゲハルト修道院。

ゲハルトとは、槍の意味で、先述のキリストを刺した槍がここから見つかったのが名前の由来。
4世紀に建てられ、9世紀にアラブ勢力に破壊されたものの、13世紀に再建された世界遺産。
内部はとっても静かで重々しい雰囲気。

天窓からの一筋の光がとても美しい。


この光の下に入って写真撮ったんだけどね、ほんとはやっちゃいけないことみたい。
光の下は神聖な場所だから入っちゃダメみたい。
さて、このゲハルト修道院には、エレバンの街からマルシュルートカでやってきた。
運が良ければ、修道院の前まで来れるが、運が悪ければ麓の町で下ろされ、5キロほど、自力で交通手段を探さなくてはならない。
私は、行きはタクシーを使って帰りは下りなので歩くつもりだった。
だって、景色やばいんだもん。


どこまでものどかです。鳥のさえずりが耳に心地よい。

めっちゃ見つめられた、、、。
お店の前におじさんが座ってたから道を聞いたの。”マルシュルートカ乗り場はどこ?”
そしたら、”まだ先!”だって。
しばらくすると、なんとこのおじさんが車で通りかかった。
”乗ってけ、乗ってけ!!!”ってジェスチャー。わざわざ私を乗せるために来てくれたのかな?
私はお金がないからいいって初めは断ったんだけど、、、ずっと声をかけてくれるから乗ってしまった。
これがまずかったね。
私は、1人の時はヒッチハイクしません。
したことないです。危ないからね。
トルクメニスタンとか、どうしてもヒッチハイクしか手段がない時もあるけど、その時は1人じゃなかった。
誰かの車に乗背てもらう時は、常に誰かと一緒だった。
でも、ここ最近ずっと、いい人が多いいい国にいたからね、なんか気が緩んでたみたい。
私は、マルシュルートカ乗り場まで乗せてもらうつもりだったのだが、
エレバンまで乗せていってくれるという。いや、それはめんどくさいからいいや。と思って断った。
そしたらホテル、ホテルって言い出した。客引きかと思って、ニエット、ニエット、言ってたんだけどね、、、
太もも触ってきた!!!(*`へ´*)客引きではなく、そういうお誘いです。
ゴミ野郎!!こんな男は地獄に落ちてしまえばいい!!!!
すぐさま車の横を確認。幸運にも草むら。スピードもさほど出てない。
てか、こいつ、坂を転がしてるだけでアクセル踏んでない。
エコドライブですね、っていうのは今はどうでもよくって、、、
着陸態勢を整えて、ドアを開けた。
パニクる、親父。すぐに車を止めた。
その隙に車から降りた。ばーか!!
ちんたら走るから大した進んでないし、大人しく歩いておけばよかった。
すると、今度は後ろを走っていた車が目の前に止まった。
ゴミ野郎はバツが悪いのかUターンして帰っていった。
今度は、その止まった車の運ちゃんが声をかけてきた。
もう懲り懲りなんですよ、放っておいて!!!(♯`∧´)
無視して歩く私に、ずっと声をかけてくる。
”アイアムポリスマン!!”
とか言って、警察手帳みたいの見せてくるけど、私、”し”と、”つ”に毛が生えたみたいなアルメニア文字、読めないからね!!
信用できるか!!!
英語もあまり話せないおじさん。無視を決め込むと、、、
携帯を渡してきて、”アングレスキー(英語)”と言われる。
電話の相手は、このおじさんのお姉さん、だという。アメリカに住んでいたことがあって英語が堪能。
話の内容は、
『私の兄はポリスマンだから安心して。彼は今、エレバンある私の家に向かっているところ。
どうやらあなたはいまトラブルに遭っているようだから、1人で歩くのは危ない。
だからエレバンまでついでに送って行く、と兄は言っている。お金もいらない。』
とのこと。
どうやら、私が、車に乗り込んだのにすぐにドアを開けて降りたところを全て見ていたようだ。
乗せてくれたのは、ゴールさん。おじさんだと思ってたら年下だった。
英語はほどんど通じないけど、年齢のこと、仕事のこととか、家族のこととか、意外と話そうと思えば話せるもんですね。
エレバンまでのドライブ1時間。
途中でお店によっては揚げパンや、コーラなどの食料品をあたえてくれる。
結果、めちゃくちゃいい人だった。
撮った写真を見せていたら、光の下に入るのはいけないよ、と教えてくれたのは彼。
彼らにとって、神聖なものだってわからなかったから、ごめんなさい。
1時間ほどでエレバンに到着。
そして、喫茶店でコーヒーまで奢ってもらう。

最初は鬱陶しいなとおもって残りの距離を歩こうと思っていたけど、結局彼が後ろを通ってくれて私を乗せてくれて助かった。
周りは牛しかいない山道。ゴミ野郎の車を降りたところであいつが追いかけでもしてきたら、助けの呼びようがない。
ゴミ野郎がUターンして帰って言ったのも、前に彼が車を止めてくれたからかもしれない。
このゲハルトへのヒッチハイクは旅人の間ではお決まりの交通手段。
公共交通機関がない時は、タクシーを使わなくてはならないけど、結構な出費になったりもする。
私は行きはタクシーを使い、帰りは景色を楽しみながら歩こうと思っていたけど、声をかけられてついて行ってしまったけど、本当に女子1人は危ないと改めて思いました。
全てが全て悪い人ではないし、私だって、すぐ後ろを走っていた車に乗ったことで助かったわけですが、、、
小銭ケチって、命やお金、大切なものを失う結果にもなりかねない。
女子一人旅、男子のそれとは違う危険が潜んでることを忘れてはいけない。
気が緩んでた自分にも改めて気づかされました。
もう一度気を引き締め直して、安全に旅を続けます。
女子一人旅も皆さんも、十分に注意をしてくださいね。

にほんブログ村
だが翌日、まだまだトラブルが降りかかるのでした。
現在、ウクライナ・イワノフランクリスク。
ブログが追いついていないのですが、黒海フェリーで同じ部屋だった女の子のお家に遊びに行くことになりまして。
問題は、彼女があまり英語を話せないこと。
ちゃんとコンタクトを取り合って、会うことができるのでしょうか、、、。

にほんブログ村
世界一周ブログランキングに参加中。1日1クリックで応援宜しくお願いします。
アルメニア観光の続きー。
アルメニアの首都・エレバン近郊にあるエチミアジン大聖堂。
アルメニア正教の長、カトリコスが居り、総本山として知られる。



教会自体はそんなに大きくない。
ただ、ここが有名なのは、付属の博物館にとても尊いものが収められているからなんです。
アララトの山にノアの方舟が到着したと言われていて、そのノアの方舟のかけら。
そして、イエスキリストの処刑の際に、キリストの脇腹を刺したとされるやり。
、、、見れませんでした、、、(T_T)月曜日で博物館休館日、、、。
不遇は続くんです。この後1週間ほど、続くんです。
諦めて次に向かったのが、ゲハルト修道院。

ゲハルトとは、槍の意味で、先述のキリストを刺した槍がここから見つかったのが名前の由来。
4世紀に建てられ、9世紀にアラブ勢力に破壊されたものの、13世紀に再建された世界遺産。
内部はとっても静かで重々しい雰囲気。

天窓からの一筋の光がとても美しい。


この光の下に入って写真撮ったんだけどね、ほんとはやっちゃいけないことみたい。
光の下は神聖な場所だから入っちゃダメみたい。
さて、このゲハルト修道院には、エレバンの街からマルシュルートカでやってきた。
運が良ければ、修道院の前まで来れるが、運が悪ければ麓の町で下ろされ、5キロほど、自力で交通手段を探さなくてはならない。
私は、行きはタクシーを使って帰りは下りなので歩くつもりだった。
だって、景色やばいんだもん。


どこまでものどかです。鳥のさえずりが耳に心地よい。

めっちゃ見つめられた、、、。
お店の前におじさんが座ってたから道を聞いたの。”マルシュルートカ乗り場はどこ?”
そしたら、”まだ先!”だって。
しばらくすると、なんとこのおじさんが車で通りかかった。
”乗ってけ、乗ってけ!!!”ってジェスチャー。わざわざ私を乗せるために来てくれたのかな?
私はお金がないからいいって初めは断ったんだけど、、、ずっと声をかけてくれるから乗ってしまった。
これがまずかったね。
私は、1人の時はヒッチハイクしません。
したことないです。危ないからね。
トルクメニスタンとか、どうしてもヒッチハイクしか手段がない時もあるけど、その時は1人じゃなかった。
誰かの車に乗背てもらう時は、常に誰かと一緒だった。
でも、ここ最近ずっと、いい人が多いいい国にいたからね、なんか気が緩んでたみたい。
私は、マルシュルートカ乗り場まで乗せてもらうつもりだったのだが、
エレバンまで乗せていってくれるという。いや、それはめんどくさいからいいや。と思って断った。
そしたらホテル、ホテルって言い出した。客引きかと思って、ニエット、ニエット、言ってたんだけどね、、、
太もも触ってきた!!!(*`へ´*)客引きではなく、そういうお誘いです。
ゴミ野郎!!こんな男は地獄に落ちてしまえばいい!!!!
すぐさま車の横を確認。幸運にも草むら。スピードもさほど出てない。
てか、こいつ、坂を転がしてるだけでアクセル踏んでない。
エコドライブですね、っていうのは今はどうでもよくって、、、
着陸態勢を整えて、ドアを開けた。
パニクる、親父。すぐに車を止めた。
その隙に車から降りた。ばーか!!
ちんたら走るから大した進んでないし、大人しく歩いておけばよかった。
すると、今度は後ろを走っていた車が目の前に止まった。
ゴミ野郎はバツが悪いのかUターンして帰っていった。
今度は、その止まった車の運ちゃんが声をかけてきた。
もう懲り懲りなんですよ、放っておいて!!!(♯`∧´)
無視して歩く私に、ずっと声をかけてくる。
”アイアムポリスマン!!”
とか言って、警察手帳みたいの見せてくるけど、私、”し”と、”つ”に毛が生えたみたいなアルメニア文字、読めないからね!!
信用できるか!!!
英語もあまり話せないおじさん。無視を決め込むと、、、
携帯を渡してきて、”アングレスキー(英語)”と言われる。
電話の相手は、このおじさんのお姉さん、だという。アメリカに住んでいたことがあって英語が堪能。
話の内容は、
『私の兄はポリスマンだから安心して。彼は今、エレバンある私の家に向かっているところ。
どうやらあなたはいまトラブルに遭っているようだから、1人で歩くのは危ない。
だからエレバンまでついでに送って行く、と兄は言っている。お金もいらない。』
とのこと。
どうやら、私が、車に乗り込んだのにすぐにドアを開けて降りたところを全て見ていたようだ。
乗せてくれたのは、ゴールさん。おじさんだと思ってたら年下だった。
英語はほどんど通じないけど、年齢のこと、仕事のこととか、家族のこととか、意外と話そうと思えば話せるもんですね。
エレバンまでのドライブ1時間。
途中でお店によっては揚げパンや、コーラなどの食料品をあたえてくれる。
結果、めちゃくちゃいい人だった。
撮った写真を見せていたら、光の下に入るのはいけないよ、と教えてくれたのは彼。
彼らにとって、神聖なものだってわからなかったから、ごめんなさい。
1時間ほどでエレバンに到着。
そして、喫茶店でコーヒーまで奢ってもらう。

最初は鬱陶しいなとおもって残りの距離を歩こうと思っていたけど、結局彼が後ろを通ってくれて私を乗せてくれて助かった。
周りは牛しかいない山道。ゴミ野郎の車を降りたところであいつが追いかけでもしてきたら、助けの呼びようがない。
ゴミ野郎がUターンして帰って言ったのも、前に彼が車を止めてくれたからかもしれない。
このゲハルトへのヒッチハイクは旅人の間ではお決まりの交通手段。
公共交通機関がない時は、タクシーを使わなくてはならないけど、結構な出費になったりもする。
私は行きはタクシーを使い、帰りは景色を楽しみながら歩こうと思っていたけど、声をかけられてついて行ってしまったけど、本当に女子1人は危ないと改めて思いました。
全てが全て悪い人ではないし、私だって、すぐ後ろを走っていた車に乗ったことで助かったわけですが、、、
小銭ケチって、命やお金、大切なものを失う結果にもなりかねない。
女子一人旅、男子のそれとは違う危険が潜んでることを忘れてはいけない。
気が緩んでた自分にも改めて気づかされました。
もう一度気を引き締め直して、安全に旅を続けます。
女子一人旅も皆さんも、十分に注意をしてくださいね。

にほんブログ村
だが翌日、まだまだトラブルが降りかかるのでした。