<68カ国目;ナゴルノ=カラバフ>この廃墟は、本当に戦争によるものなのかなぁ
- 2017/06/29
- 19:44
こんにちは。ウクライナ・オデッサです。
新しい国に行くことを諦めて、好きだった場所に戻ることにしたわけですが、自分の決定は正しかった。
さってそこには再会の喜びがあったから。
ほんと、こんなことしてたらいつまでたっても旅が終わらないや、、、

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ナゴルノ=カラバフ人、お洗濯が大好きなご様子。

せんたくものこいのぼり。

小さいものから順に綺麗に並べて干されている。
洗濯物がある光景、大好き。
フィリピンのスモーキーマウンテンに行った時もそうだったけど、貧しい人もちゃんと選択するのよね、、、、
いや、違うか。行ったことある国で好きなら国ランキング、89カ国中89位のエチオピアは多分選択って概念なさそうなくらいみんな汚い服着てたな、、、。
そしてこの国、UFOキャッチャー、エブリウェアー。


しかも外に置いてあるのね。
困ったのが、郵便ポストがないこと。
歩いている時に郵便局を見つけたのでその時に切手は買っていた。
いざ書き終わってポストに投函しようと思って探すんだけどね、、、ない。郵便局の前にもない。
どうやら、窓口で渡さないといけないらしい。
残念なことに、私が出そうとしていたのはまさに土曜日。郵便局閉まってる。
そして翌日日曜日には私はこの国を出てアルメニアに戻る予定。
近くにいたおばちゃんに聞いたら、2キロほど先の本局なら土曜日でも出せるかも、と。
行ってみたら開いてる!!
お姉さんがいたから、ポストカードを渡してみると、月曜日の10時まで受け付けない、だと。
明日帰るって行っても、”ニエット、ニエット。”
もう切って貼ってるんだから預かってよ!!って言っても”二エット”、、、
けーちー。。。
こっそり窓口に置いていこうかなとか、扉の隙間から滑り込ませて置いていこうと思ったけど、
すべて作戦失敗、、、
最終手段は、、、ノープロブレム息子!!!
(参照記事)
<68カ国目;ナゴルノ=カラバフ>この廃墟は、本当に戦争によるものなのかなぁ
”ノープロブレム!!”って引き受けてくれた。笑。
彼の胸ポケットに収まる私のポストカード、届かなかったらノームロブレム息子のせいだ!!って思ったけど、
なんともう既に日本に届いているという報告がありました。
ありがとう、ノームロブレム息子!いや、アショートさん!!
そしてナゴルノ=カラバフの郵便事情、素晴らしいではないか!!!
ナゴルノ=カラバフの首都・ステパナケルトから、旧ソ連圏の国ではおなじみのマルシュルートカに乗ってやってきたのは、シューシの街。
この街は1988年から1992年に起こったナゴルノ=カラバフ戦争の激戦地となり廃墟とかした場所。
廃墟マニアには有名なスポットらしい。
アルメニア人はこのナゴルノ=カラバフはもともと自分たちの土地だから、返して欲しいと言う主張。
アゼルバイジャン人は、アルメニア人がもともと住んでいたアゼルバイジャン人を追い払った占拠された、と言う主張。
アルメニアは世界で一番最初にキリスト教を国教にした筋金入りのキリスト教国家。アゼルバイジャンは三日月と星の描かれた国旗を見たらわかるけど、ムスリム国家ですね。
1994年には停戦協定が結ばれたようですが、宗教が違うんですもの、もうどう頑張ったってこの問題解決しない気がする。
隣人を愛するんじゃなかったのか、人類皆兄弟じゃないのか、、、
人々に救いを与える宗教ってものがあるおかけでこれまで一体どれだけの人が死んできたんだろう。
私には神様はいないけど、神様ならみんな平等に、信じてるものだけじゃなくてすべての人を救いなさいよ。
自分を信じている人だけ天国に連れてってあげるって、、、神様も人間とおんなじで欲深くてけちんぼだね。
って話は逸れましたが、噂通り廃墟まみれです。



街の中の建物の、6〜7割が廃墟です。

教会はなぜだがすごく立派で新しい。

うーん、違和感感じるよね。
ボロボロに壊れたモスク。

ってことはやっぱりここにはアゼルバイジャン系の人が住んでいたってことだよね。


廃墟、廃墟、、、
歩いているうちに廃墟お腹いっぱい。
って言うかね、だんだんね、これ全部がナゴルノ=カラバフ戦争のせいじゃない気がしてきた。
月日が経てばなにものも朽ちて行くわけで、自然と人がいなくなってそのまま放置された空き家っぽいのもいっぱいあるし、
私はちょっとへそ曲がりだから、なんかのアピールのために、わざと解体することなく保存してるんじゃないかって感じてきちゃったり。
私は別にどちらの国が正しいとか、どっちの国の見方とか、数日間滞在しただけじゃわからないし、とにかく無知すぎて意見を言うことなんてできない。
そしてやっぱり、ロシア帝国、ソビエトユニオン。
何度か書いてきているけど、戦争には第3国が絡んでくる。
そして近代の戦争には、メディアを利用した情報操作、、、。
イランに行って感じだけどね、信仰心を利用する国家、政治。
どうして人って失敗から学べないのかな。
戦争のない平和な世界を願ってる一方で、宗教がある限りそれって絶対不可能って思ってる自分。
アウシュピッツ、キリングフィールド、ホテルルワンダ、、、そしてここシューシ。
シリア、南スーダン、、、、これからもまだまだ、そういった負の遺産が増えて行く。
それでも、1日も早く平和な世界を。

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さってそこには再会の喜びがあったから。
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せんたくものこいのぼり。

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フィリピンのスモーキーマウンテンに行った時もそうだったけど、貧しい人もちゃんと選択するのよね、、、、
いや、違うか。行ったことある国で好きなら国ランキング、89カ国中89位のエチオピアは多分選択って概念なさそうなくらいみんな汚い服着てたな、、、。
そしてこの国、UFOキャッチャー、エブリウェアー。


しかも外に置いてあるのね。
困ったのが、郵便ポストがないこと。
歩いている時に郵便局を見つけたのでその時に切手は買っていた。
いざ書き終わってポストに投函しようと思って探すんだけどね、、、ない。郵便局の前にもない。
どうやら、窓口で渡さないといけないらしい。
残念なことに、私が出そうとしていたのはまさに土曜日。郵便局閉まってる。
そして翌日日曜日には私はこの国を出てアルメニアに戻る予定。
近くにいたおばちゃんに聞いたら、2キロほど先の本局なら土曜日でも出せるかも、と。
行ってみたら開いてる!!
お姉さんがいたから、ポストカードを渡してみると、月曜日の10時まで受け付けない、だと。
明日帰るって行っても、”ニエット、ニエット。”
もう切って貼ってるんだから預かってよ!!って言っても”二エット”、、、
けーちー。。。
こっそり窓口に置いていこうかなとか、扉の隙間から滑り込ませて置いていこうと思ったけど、
すべて作戦失敗、、、
最終手段は、、、ノープロブレム息子!!!
(参照記事)
<68カ国目;ナゴルノ=カラバフ>この廃墟は、本当に戦争によるものなのかなぁ
”ノープロブレム!!”って引き受けてくれた。笑。
彼の胸ポケットに収まる私のポストカード、届かなかったらノームロブレム息子のせいだ!!って思ったけど、
なんともう既に日本に届いているという報告がありました。
ありがとう、ノームロブレム息子!いや、アショートさん!!
そしてナゴルノ=カラバフの郵便事情、素晴らしいではないか!!!
ナゴルノ=カラバフの首都・ステパナケルトから、旧ソ連圏の国ではおなじみのマルシュルートカに乗ってやってきたのは、シューシの街。
この街は1988年から1992年に起こったナゴルノ=カラバフ戦争の激戦地となり廃墟とかした場所。
廃墟マニアには有名なスポットらしい。
アルメニア人はこのナゴルノ=カラバフはもともと自分たちの土地だから、返して欲しいと言う主張。
アゼルバイジャン人は、アルメニア人がもともと住んでいたアゼルバイジャン人を追い払った占拠された、と言う主張。
アルメニアは世界で一番最初にキリスト教を国教にした筋金入りのキリスト教国家。アゼルバイジャンは三日月と星の描かれた国旗を見たらわかるけど、ムスリム国家ですね。
1994年には停戦協定が結ばれたようですが、宗教が違うんですもの、もうどう頑張ったってこの問題解決しない気がする。
隣人を愛するんじゃなかったのか、人類皆兄弟じゃないのか、、、
人々に救いを与える宗教ってものがあるおかけでこれまで一体どれだけの人が死んできたんだろう。
私には神様はいないけど、神様ならみんな平等に、信じてるものだけじゃなくてすべての人を救いなさいよ。
自分を信じている人だけ天国に連れてってあげるって、、、神様も人間とおんなじで欲深くてけちんぼだね。
って話は逸れましたが、噂通り廃墟まみれです。



街の中の建物の、6〜7割が廃墟です。

教会はなぜだがすごく立派で新しい。

うーん、違和感感じるよね。
ボロボロに壊れたモスク。

ってことはやっぱりここにはアゼルバイジャン系の人が住んでいたってことだよね。


廃墟、廃墟、、、
歩いているうちに廃墟お腹いっぱい。
って言うかね、だんだんね、これ全部がナゴルノ=カラバフ戦争のせいじゃない気がしてきた。
月日が経てばなにものも朽ちて行くわけで、自然と人がいなくなってそのまま放置された空き家っぽいのもいっぱいあるし、
私はちょっとへそ曲がりだから、なんかのアピールのために、わざと解体することなく保存してるんじゃないかって感じてきちゃったり。
私は別にどちらの国が正しいとか、どっちの国の見方とか、数日間滞在しただけじゃわからないし、とにかく無知すぎて意見を言うことなんてできない。
そしてやっぱり、ロシア帝国、ソビエトユニオン。
何度か書いてきているけど、戦争には第3国が絡んでくる。
そして近代の戦争には、メディアを利用した情報操作、、、。
イランに行って感じだけどね、信仰心を利用する国家、政治。
どうして人って失敗から学べないのかな。
戦争のない平和な世界を願ってる一方で、宗教がある限りそれって絶対不可能って思ってる自分。
アウシュピッツ、キリングフィールド、ホテルルワンダ、、、そしてここシューシ。
シリア、南スーダン、、、、これからもまだまだ、そういった負の遺産が増えて行く。
それでも、1日も早く平和な世界を。

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