<67カ国目;アゼルバイジャン>滲み出すぎちゃってる街、バクー。
- 2017/06/25
- 17:49
こんにちは。
ジョージア・バトゥミです。
あー、明日でコーカサスともお別れです。
こちらも後ほど書きますが、黒海を渡れない可能性があったのですが、なんと、船のスケジュールが乱れていて
1日遅れることが確定しているそうです。(さらなる遅延も考えられるそうで、日にちを電話で確認しなくてはいけない。)
ってわけで、幸運にも急遽コーカサスを旅立つことになりました。
旅って本当にどうしてこうもあっという間なのでしょう、、、。寂しいな。

にほんブログ村
世界一周ブログランキングに参加中。
1日1クリックで応援宜しくお願いします。
アゼルバイジャン・バクーの宿に到着。
到着するなり、宿のお兄さんが、イギリス人のおじさんが明日一緒にツアーに行く人を探していると教えてくれた。
1台100マナトのタクシーを参加人数で割る。今の所2人集まっているから、もし参加するなら33マナト。
もう1人増えたら25マナト。って教えてくれた。
バクー周辺の観光スポットを回るもの。私が行きたかった”ヤナルダグ”という場所も含まれている。
ヤナルダグだけ行こうと思ったけど、そこまでの公共交通機関がないためタクシーを利用しなければならない。
33マナトなら、1人でタクシーにのってヤナルダグに行くよりも安く上がる。
参加することにしたのだが、、、
いざ、翌朝になってみると、、、参加するのは私と、スロベニア人のサラの2人だけ。
はい、イギリスオヤジです。
彼は相当な曲者です。言い出しっぺなのにドタキャンしたんです。
彼についてと、2人で行くことになった経緯は次回レポートさせていただきます。
、、、結果、2人で楽しかったので、来なくてよかったんです。
来てたら、うちらのイライラはさらに大きいものになっていたと思うので。
ってことでツアーに出発。
でも私、具体的にどこに行くのかわかってなかった。ヤナルダグしかリサーチしてかったから。
まずはこちら。

コブスタン保護地区。
こちら、さりげなく世界遺産だそうです。
こちらに残っているのは、平均5000年から20000年前に描かれたロックアート(岩絵)。
その数60万点!!
こんな感じの岩場を自由に歩いて回れるのだが、どの岩にも何かしらの絵が彫ってある。


ここからのカスピ海の眺めが絶景なのね。

続きまして、そこから車で15分ほど言ったところにあるマッドボルケーノと言われる聞きなれないボルケーノ。
日本語では、泥火山。
申し訳ありません、全体像を写真に残しておりませんでした。
平地にあんまり高くない丘のような小山がいくつもポコポコとそびえ立っております。
スロベニア人、サラちゃんはいま、カザフスタンにロシア語を勉強するため留学中。
そこからカスピ海を渡ってコーカサスに旅行中。
だからロシア語が上手。彼女が運転手兼ガイドさんの話を通訳してくれて、本当に助かった。
そのサラちゃんに訳してもらいながらの見学。
泥火山には何があるかというと、、、

泥です。
泥火山とは、地下深くの泥が地下水や天然ガスなどと共に地表に噴出している場所や、その結果できた地形のことを言う。
この地球上には700箇所あるけど、そのうち400箇所がカスピ海沿岸にあるらしい。
泥火山、道理で日本じゃ聞きなれない名前だった。
近くには沸騰して言うかのようにボコボコと水面が揺れる池が。
天然ガスが吹き出ている。

泥が火山口からコポコポと音を立てながら噴き出している。
たまに大噴火が起きて泥しぶきが自分たちに吹きかかる。

この泥が流れて固まって小さな山を形成する。

そして、この山たち、常に形を変えて行くらしい。泥が流れている様子をみるとそりゃそうだろうなって納得。
運転手さんは、2日前に来た時はこの山なかったよって言ってた。
そしてここ、かなり石油くさい。風下に立つなって言われた。
天然ガスや有害ガスも一緒に噴出している。
さらにこのどろんこ、石油成分を含んでいる。そしてそれが美容にいいとかで、瓶に入れてお持ち帰りしている人がいる!!!
肌に良いとか、本当ですか?めっちゃガソリンスタンドの匂いするよ。私、嫌いじゃないけど、、、。
まあ、原油温泉に浸かるというアゼルバイジャン人ですから。石油はきっと魔法の油なのでしょう。
石油、本当にどこにでもあるんだなって思う。
街中にもポンプのようなものがたくさんあるのね。たぶんそれも石油をくみ上げているのだと思う。
裏付け取ってませんが。
そして、最後に私が行きたかった場所、ヤナルダグ。日本語訳では『燃える丘』です。
文字通り、丘が燃えているのです。

、、、。正直、思ったよりもしょぼい。
あたしはもっと一帯が燃えていると思っていたのですが、多分横に5メートルくらい。
同じタイミングでここを観光していたロシア人もそのしょぼさにがっかりを隠せずにいる!!!
てかね、2週間前にトルクメニスタンの地獄の門を見たばっかっていうのがいけなかったのかもしれない。。。
ただの焚き火にしか見えない。もうちょっと良く言うと野焼き。

ただ、一丁前に熱くてなかなか近づけないのです。
地下から染み出している天然ガスが自然発火して2000年燃え続けていると言うロマンあふれる場所ですが、、、
私の頭の中では、♫焚き火だ焚き火だ落ち葉焚き〜♪っていうBGMが流れ続けるのでした。

にほんブログ村
ジョージア・バトゥミです。
あー、明日でコーカサスともお別れです。
こちらも後ほど書きますが、黒海を渡れない可能性があったのですが、なんと、船のスケジュールが乱れていて
1日遅れることが確定しているそうです。(さらなる遅延も考えられるそうで、日にちを電話で確認しなくてはいけない。)
ってわけで、幸運にも急遽コーカサスを旅立つことになりました。
旅って本当にどうしてこうもあっという間なのでしょう、、、。寂しいな。

にほんブログ村
世界一周ブログランキングに参加中。
1日1クリックで応援宜しくお願いします。
アゼルバイジャン・バクーの宿に到着。
到着するなり、宿のお兄さんが、イギリス人のおじさんが明日一緒にツアーに行く人を探していると教えてくれた。
1台100マナトのタクシーを参加人数で割る。今の所2人集まっているから、もし参加するなら33マナト。
もう1人増えたら25マナト。って教えてくれた。
バクー周辺の観光スポットを回るもの。私が行きたかった”ヤナルダグ”という場所も含まれている。
ヤナルダグだけ行こうと思ったけど、そこまでの公共交通機関がないためタクシーを利用しなければならない。
33マナトなら、1人でタクシーにのってヤナルダグに行くよりも安く上がる。
参加することにしたのだが、、、
いざ、翌朝になってみると、、、参加するのは私と、スロベニア人のサラの2人だけ。
はい、イギリスオヤジです。
彼は相当な曲者です。言い出しっぺなのにドタキャンしたんです。
彼についてと、2人で行くことになった経緯は次回レポートさせていただきます。
、、、結果、2人で楽しかったので、来なくてよかったんです。
来てたら、うちらのイライラはさらに大きいものになっていたと思うので。
ってことでツアーに出発。
でも私、具体的にどこに行くのかわかってなかった。ヤナルダグしかリサーチしてかったから。
まずはこちら。

コブスタン保護地区。
こちら、さりげなく世界遺産だそうです。
こちらに残っているのは、平均5000年から20000年前に描かれたロックアート(岩絵)。
その数60万点!!
こんな感じの岩場を自由に歩いて回れるのだが、どの岩にも何かしらの絵が彫ってある。


ここからのカスピ海の眺めが絶景なのね。

続きまして、そこから車で15分ほど言ったところにあるマッドボルケーノと言われる聞きなれないボルケーノ。
日本語では、泥火山。
申し訳ありません、全体像を写真に残しておりませんでした。
平地にあんまり高くない丘のような小山がいくつもポコポコとそびえ立っております。
スロベニア人、サラちゃんはいま、カザフスタンにロシア語を勉強するため留学中。
そこからカスピ海を渡ってコーカサスに旅行中。
だからロシア語が上手。彼女が運転手兼ガイドさんの話を通訳してくれて、本当に助かった。
そのサラちゃんに訳してもらいながらの見学。
泥火山には何があるかというと、、、

泥です。
泥火山とは、地下深くの泥が地下水や天然ガスなどと共に地表に噴出している場所や、その結果できた地形のことを言う。
この地球上には700箇所あるけど、そのうち400箇所がカスピ海沿岸にあるらしい。
泥火山、道理で日本じゃ聞きなれない名前だった。
近くには沸騰して言うかのようにボコボコと水面が揺れる池が。
天然ガスが吹き出ている。

泥が火山口からコポコポと音を立てながら噴き出している。
たまに大噴火が起きて泥しぶきが自分たちに吹きかかる。

この泥が流れて固まって小さな山を形成する。

そして、この山たち、常に形を変えて行くらしい。泥が流れている様子をみるとそりゃそうだろうなって納得。
運転手さんは、2日前に来た時はこの山なかったよって言ってた。
そしてここ、かなり石油くさい。風下に立つなって言われた。
天然ガスや有害ガスも一緒に噴出している。
さらにこのどろんこ、石油成分を含んでいる。そしてそれが美容にいいとかで、瓶に入れてお持ち帰りしている人がいる!!!
肌に良いとか、本当ですか?めっちゃガソリンスタンドの匂いするよ。私、嫌いじゃないけど、、、。
まあ、原油温泉に浸かるというアゼルバイジャン人ですから。石油はきっと魔法の油なのでしょう。
石油、本当にどこにでもあるんだなって思う。
街中にもポンプのようなものがたくさんあるのね。たぶんそれも石油をくみ上げているのだと思う。
裏付け取ってませんが。
そして、最後に私が行きたかった場所、ヤナルダグ。日本語訳では『燃える丘』です。
文字通り、丘が燃えているのです。

、、、。正直、思ったよりもしょぼい。
あたしはもっと一帯が燃えていると思っていたのですが、多分横に5メートルくらい。
同じタイミングでここを観光していたロシア人もそのしょぼさにがっかりを隠せずにいる!!!
てかね、2週間前にトルクメニスタンの地獄の門を見たばっかっていうのがいけなかったのかもしれない。。。
ただの焚き火にしか見えない。もうちょっと良く言うと野焼き。

ただ、一丁前に熱くてなかなか近づけないのです。
地下から染み出している天然ガスが自然発火して2000年燃え続けていると言うロマンあふれる場所ですが、、、
私の頭の中では、♫焚き火だ焚き火だ落ち葉焚き〜♪っていうBGMが流れ続けるのでした。

にほんブログ村