<66カ国目;イラン>やたらとFREEを強調する人
- 2017/06/03
- 16:56
こんにちは。
冷房にやられて風邪ひきました。
外は40度を超える気温。長袖長ズボンストールで歩くと汗ビッチョリです。
デニムも絞れるくらいべちょべちょです。こんなの初めてっていうくらいの汗。
体のどこからも水分が蒸散しないとこんなことになるんですね。
そしてそのずぶ濡れの体でキンキンの冷房が効いた建物内に入ると体の芯まで瞬時に冷えます。
結果、風邪引くわけですよ。私の場合全部喉にきますからね。
そして一度患うとしばらく痰が切れなくなるんですよね、、、あーぁって感じです。

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世界一周ブログランキングに参加中。1日1クリックで応援宜しくお願いします。
さて、アシカバードの街でお世話になったハナさんとお別れ。ハナさんはアゼルバイジャンに、私はイランに向かいます。
ハナさんがロシア語ができるおかげで本当に助かった。
助かったってだけじゃなくて、ローカルの人とより身近に接することができた。
その結果、できたことがたくさんあったと思う。
、、、言葉って大事だ。本来ならその国の言葉を話せた方がいいんだろうな。
それができないから英語。それでも、挨拶は現地の言葉でする。
ホテルで、ハナさんにお見送りしてもらう。
この時のタクシーだって、手持ちのトルクメニスタン通過・マナトが足りないから残りをUSドルと混ぜて支払ってもいいか交渉してくれたのはハナさん。
私はロシア語ができないから、こんな簡単なこともきっと自分じゃうまく伝えられたかったと思う。
とにかく何から何までお世話になりました。また世界のどこかで会いましょう!!!
そんなトルクメニスタンを後にしてイランへ。
トルクメ国境、写真や荷物チェックが厳しいって効いいたから万全に対策して行ったのに、サクサクするっと突破。
建物を出るときには、スカーフを被ってイラン仕様にする。
イラン国境。女子1人でもなんのお咎めもなく突破。
指紋採取が未だに電子じゃなくて朱肉。この朱肉が石鹸で洗っても全然落ちない。
触ったものが全部青くなりそうで嫌だった。
国境出るなりたかって来るのがタクシー親父。マシュハドまで60USドルとか言って来る。
はい??たった230キロしかないんですけど?!?!(私の中では230キロはもはや”たった”です。)
25ドルでdeal。
やってきたのは、マシュハドではほぼ1択の貧乏旅人御用達のホームステイ。
オーナーの娘さんにパスポートを渡し、どこからきたかと、次にどこに行くかと、職業を聞かれた。
これが悲劇の始まりだった。
ドミトリーの中のソファに、ズボンが半分めくれてパンツが見えててさらにそのパンツから半分お尻がはみ出した状態で寝ている爺さんがいた。
この人がオーナーさんだった。
”ようこそ!!フリーのお茶をどうぞ。”
から始まり、マシュハドの街やこの宿のことについて話してくれた。
"この宿は、お金のためにやっているわけではない。
ここにこうやっていろんな人が来てくれて、話をして新しいことを知ることができるのが面白い。
だから、お金なんて正直どうでもいいんだ、、、。"
っていう割に洗濯もネットも有料高額。朝食も有料。チケット手配のコミッションなど、いろんなところから搾取してきます。
”チカー。フリーのスイカ食べないか?”
”イランの携帯を持ちたいのか?じゃあ俺が一緒に行ってあげよう、フリーでな。”
”僕の本業はカーペット職人なんだけど、カーペットについてもっと知ってほしいと思うから時間があるときにはフリーツアーをしているんだ。みんな面白かったって言ってくれるよ。”
”マシュハドで、ここに泊まることにしたのは賢明だよ!
なんてったて、ロンリープラネットのトップチョイスだからね。”
”君もグッドレビューを書いてくれるっと信じてるよ。そうしたらもっともっとたくさんの日本人客が来てくれるね。
僕は日本人が一番好きなんだ。この宿を有名にしてくれたのは日本人だからね。日本人には特に誠実でいようと思っているんだ”
”ところで、食事はどうする?5ドル。食べるなら今払って。
この宿の売りは家庭料理なんだ。ワイフが一生懸命作っているから美味しいよ。
美味しかったら、グッドレビューを書いてね。”
このおじさん、自分がお金のためにやっているわけじゃないことと、グッドレビューを書いてってことで全ての会話を結んでくる。
確かにいろいろしてくれるいい人ではあるけど、全部にフリーって言葉とグッドレビューって言葉が付いてくる。
そんならいいわって思っちゃう。
まあ、そんなおじさんのフリーカーペットツアーの悲劇は次回に置いておいて、
マシュハドで行きたかった場所、近隣のカン村を目指す。
ここでもちょっとイラっと。
私はこの村へのツアーに行くためだけに滞在を1日伸ばした。
次の目的地、バンデラアッバース行きのバスは1日に1本1お昼の2時20分発。
あまり長く滞在する時間がないってことを伝えたけどカン村に行ってからバスに乗るのは不可能だと言われたから。
しかし当日、なんか車が故障したとかで、今日行くなら公共交通機関を乗り継いで行く、もしくは翌日の出発前に行こう、って言い出した。
ちょっと待てよ、あんた、朝は行けないって言ったじゃん。
なんで最初からそのオプション出してくれんかったん??
その時は一旦、じゃあ明日の朝に行くって言ったんだけど、考えてみると、朝行きにすると所要時間がかなり短い。
問いただすと、朝行くなら本来2箇所行くうちの1箇所を削ると言う。
いや、おかしいやんね、値段一緒なのに、だったら今からいくわ。。。o(`ω´ )o
てか、こっちから聞くまで黙ってるって言うのが気に食わん。
この人、親切だけど親切じゃない。
お金もきっちり前払いを要求して来るくせに、お釣りはこっちから言わないと返してこない。
はい、そんなおじさんのことは忘れてカン村を楽しみましょう。
私の他に香港人2人も参加することになったらどこからか車がやって来た。故障したんじゃなかったん??
なんかイラっとするわ。おじさんが気にしていないというお金の匂いがプンプンするね。
私がなぜカン村に行ってみたかったのか、、、村全体が階段状なのです。

15分あればみて回れる小さな村。

急斜面で狭い道は未だにロバが唯一の交通手段。

真ん中が車道ならぬロバ道。雨の時は水が流れるようになっている。

嘆きの壁。
若い人の多くは都市部に出ていってしまうため、この街には老人と子供しかいないと言う。

廃墟になってしまっているところも。


この階段の街、面白いのは、屋根の上でロバや羊を飼っていたり、屋根の上が道になっていたりするのです。

今立ってる場所、人ん家の上。

でも、こんな風に屋根の上が道になっている場所は思ったより少なかった。
実はこの日からラマダンが始まった。
ムスリムの人たちは、日が上る前に朝食を終えてそのあと日が落ちるまで一切の飲食ができないのだが、、、
みんな、以外と食べてるね、、。(゚△゚;ノ)ノ
特に、旅行中は飲食ができるっていう例外がコーランにはあるらしいくて、乗り物に乗ってる時はプライベートでもビジネスでも、この”旅行中”って扱いになるらしく、みんなめっちゃ食べてる。
私はもっと厳格にやってるもんだと思ってたけど、、、こんな暑いところで水すら飲めないなんてことナンセンスだよね。
一般市民の宗教感覚ってもはやどこに行ってもこんなもんなんだろうな。
何もムスリムのラマダンだけじゃない。キリスト教徒だって、仏教だって、、、。
日本のお祭りだって、宗教要素ほとんど抜けちゃって年に1度のイベントに化してしまっている。
ツアーに含まれていた2箇所目の村っていうのは、カン村のような階段村ではなくて普通の村。
お買い物に立ち寄るのだけど、店という店が閉まっている。
ラマダンの期間は、みんなあんまり働かず、家にこもるらしい。
そんなラマダン真っ只中のイラン旅は始まったばかり。
私、この国好きになれるかなぁ。

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冷房にやられて風邪ひきました。
外は40度を超える気温。長袖長ズボンストールで歩くと汗ビッチョリです。
デニムも絞れるくらいべちょべちょです。こんなの初めてっていうくらいの汗。
体のどこからも水分が蒸散しないとこんなことになるんですね。
そしてそのずぶ濡れの体でキンキンの冷房が効いた建物内に入ると体の芯まで瞬時に冷えます。
結果、風邪引くわけですよ。私の場合全部喉にきますからね。
そして一度患うとしばらく痰が切れなくなるんですよね、、、あーぁって感じです。

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さて、アシカバードの街でお世話になったハナさんとお別れ。ハナさんはアゼルバイジャンに、私はイランに向かいます。
ハナさんがロシア語ができるおかげで本当に助かった。
助かったってだけじゃなくて、ローカルの人とより身近に接することができた。
その結果、できたことがたくさんあったと思う。
、、、言葉って大事だ。本来ならその国の言葉を話せた方がいいんだろうな。
それができないから英語。それでも、挨拶は現地の言葉でする。
ホテルで、ハナさんにお見送りしてもらう。
この時のタクシーだって、手持ちのトルクメニスタン通過・マナトが足りないから残りをUSドルと混ぜて支払ってもいいか交渉してくれたのはハナさん。
私はロシア語ができないから、こんな簡単なこともきっと自分じゃうまく伝えられたかったと思う。
とにかく何から何までお世話になりました。また世界のどこかで会いましょう!!!
そんなトルクメニスタンを後にしてイランへ。
トルクメ国境、写真や荷物チェックが厳しいって効いいたから万全に対策して行ったのに、サクサクするっと突破。
建物を出るときには、スカーフを被ってイラン仕様にする。
イラン国境。女子1人でもなんのお咎めもなく突破。
指紋採取が未だに電子じゃなくて朱肉。この朱肉が石鹸で洗っても全然落ちない。
触ったものが全部青くなりそうで嫌だった。
国境出るなりたかって来るのがタクシー親父。マシュハドまで60USドルとか言って来る。
はい??たった230キロしかないんですけど?!?!(私の中では230キロはもはや”たった”です。)
25ドルでdeal。
やってきたのは、マシュハドではほぼ1択の貧乏旅人御用達のホームステイ。
オーナーの娘さんにパスポートを渡し、どこからきたかと、次にどこに行くかと、職業を聞かれた。
これが悲劇の始まりだった。
ドミトリーの中のソファに、ズボンが半分めくれてパンツが見えててさらにそのパンツから半分お尻がはみ出した状態で寝ている爺さんがいた。
この人がオーナーさんだった。
”ようこそ!!フリーのお茶をどうぞ。”
から始まり、マシュハドの街やこの宿のことについて話してくれた。
"この宿は、お金のためにやっているわけではない。
ここにこうやっていろんな人が来てくれて、話をして新しいことを知ることができるのが面白い。
だから、お金なんて正直どうでもいいんだ、、、。"
っていう割に洗濯もネットも有料高額。朝食も有料。チケット手配のコミッションなど、いろんなところから搾取してきます。
”チカー。フリーのスイカ食べないか?”
”イランの携帯を持ちたいのか?じゃあ俺が一緒に行ってあげよう、フリーでな。”
”僕の本業はカーペット職人なんだけど、カーペットについてもっと知ってほしいと思うから時間があるときにはフリーツアーをしているんだ。みんな面白かったって言ってくれるよ。”
”マシュハドで、ここに泊まることにしたのは賢明だよ!
なんてったて、ロンリープラネットのトップチョイスだからね。”
”君もグッドレビューを書いてくれるっと信じてるよ。そうしたらもっともっとたくさんの日本人客が来てくれるね。
僕は日本人が一番好きなんだ。この宿を有名にしてくれたのは日本人だからね。日本人には特に誠実でいようと思っているんだ”
”ところで、食事はどうする?5ドル。食べるなら今払って。
この宿の売りは家庭料理なんだ。ワイフが一生懸命作っているから美味しいよ。
美味しかったら、グッドレビューを書いてね。”
このおじさん、自分がお金のためにやっているわけじゃないことと、グッドレビューを書いてってことで全ての会話を結んでくる。
確かにいろいろしてくれるいい人ではあるけど、全部にフリーって言葉とグッドレビューって言葉が付いてくる。
そんならいいわって思っちゃう。
まあ、そんなおじさんのフリーカーペットツアーの悲劇は次回に置いておいて、
マシュハドで行きたかった場所、近隣のカン村を目指す。
ここでもちょっとイラっと。
私はこの村へのツアーに行くためだけに滞在を1日伸ばした。
次の目的地、バンデラアッバース行きのバスは1日に1本1お昼の2時20分発。
あまり長く滞在する時間がないってことを伝えたけどカン村に行ってからバスに乗るのは不可能だと言われたから。
しかし当日、なんか車が故障したとかで、今日行くなら公共交通機関を乗り継いで行く、もしくは翌日の出発前に行こう、って言い出した。
ちょっと待てよ、あんた、朝は行けないって言ったじゃん。
なんで最初からそのオプション出してくれんかったん??
その時は一旦、じゃあ明日の朝に行くって言ったんだけど、考えてみると、朝行きにすると所要時間がかなり短い。
問いただすと、朝行くなら本来2箇所行くうちの1箇所を削ると言う。
いや、おかしいやんね、値段一緒なのに、だったら今からいくわ。。。o(`ω´ )o
てか、こっちから聞くまで黙ってるって言うのが気に食わん。
この人、親切だけど親切じゃない。
お金もきっちり前払いを要求して来るくせに、お釣りはこっちから言わないと返してこない。
はい、そんなおじさんのことは忘れてカン村を楽しみましょう。
私の他に香港人2人も参加することになったらどこからか車がやって来た。故障したんじゃなかったん??
なんかイラっとするわ。おじさんが気にしていないというお金の匂いがプンプンするね。
私がなぜカン村に行ってみたかったのか、、、村全体が階段状なのです。

15分あればみて回れる小さな村。

急斜面で狭い道は未だにロバが唯一の交通手段。

真ん中が車道ならぬロバ道。雨の時は水が流れるようになっている。

嘆きの壁。
若い人の多くは都市部に出ていってしまうため、この街には老人と子供しかいないと言う。

廃墟になってしまっているところも。


この階段の街、面白いのは、屋根の上でロバや羊を飼っていたり、屋根の上が道になっていたりするのです。

今立ってる場所、人ん家の上。

でも、こんな風に屋根の上が道になっている場所は思ったより少なかった。
実はこの日からラマダンが始まった。
ムスリムの人たちは、日が上る前に朝食を終えてそのあと日が落ちるまで一切の飲食ができないのだが、、、
みんな、以外と食べてるね、、。(゚△゚;ノ)ノ
特に、旅行中は飲食ができるっていう例外がコーランにはあるらしいくて、乗り物に乗ってる時はプライベートでもビジネスでも、この”旅行中”って扱いになるらしく、みんなめっちゃ食べてる。
私はもっと厳格にやってるもんだと思ってたけど、、、こんな暑いところで水すら飲めないなんてことナンセンスだよね。
一般市民の宗教感覚ってもはやどこに行ってもこんなもんなんだろうな。
何もムスリムのラマダンだけじゃない。キリスト教徒だって、仏教だって、、、。
日本のお祭りだって、宗教要素ほとんど抜けちゃって年に1度のイベントに化してしまっている。
ツアーに含まれていた2箇所目の村っていうのは、カン村のような階段村ではなくて普通の村。
お買い物に立ち寄るのだけど、店という店が閉まっている。
ラマダンの期間は、みんなあんまり働かず、家にこもるらしい。
そんなラマダン真っ只中のイラン旅は始まったばかり。
私、この国好きになれるかなぁ。

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