<再入国;キルギス>交通手段に馬っていう選択肢なかった。。。
- 2017/05/08
- 20:33
こんにちは。
現在カザフスタン・アルマティです。
アルマ・アタって医師国家試験で大事な暗記項目だったのですが、そのアルマ・アタってここ、アルマティの旧名称らしいです。
内容忘れてたけど、、、
『アルマ・アタ宣言』・・・1978年にここ、アルマ・アタで開催された、第1回プライマリヘルスケアに関する国際会議で採択された宣言文。
全ての政府、保険、開発従事者、世界の市民社会が世界中全ての人々の健康を守り促進するため、至急のアクションを取るべきだ、とした宣言。
はい、国試前あんなに必死で勉強したのに、”アマル・アタ”っていう響きしか覚えてなかったからね。
、、、あたしの場合、アマルアタだけじゃないからね、、、旅が終わったらまずクエスチョンバンク(医師国試過去問集)買わなきゃな、、、。

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キルギス・カラコルで再会したトムと行き当たりばったりでトレックングに行くことになった。
15キロの道のりを歩いてたどり着いた谷間の小さな村。
温泉が湧いていて、人生初のすっぽんぽん混浴。ワインとウォッカとグッドルッキングガイ。
いろいろと酔っ払ったわ。。。
翌日の朝、トムがガサゴソ起きて活動を開始したのをなんとなく感じていたけど、寒すぎてベッドから出られない。
うだうだしてたら、、、朝ごはんできたよ!!って起こしに来てくれた、、、、。

この人、たぶん神様。
翌朝、ちょっとしたハプニンブ。なんと水道が凍結してしまったようでなんぼ蛇口を捻っても水が出てこない。。。
持って来たお水はもうそろそろ無くなるし、どうにか水を補充しなくちゃ。。。
まぁ、手っ取り早いのが近くを流れる例の川ですよね。
っていうか、この谷間のわずか10軒ほどの集落に浄水施設があるなんて思えない。たぶん、蛇口から流れていたのもこの川の水。
私なんも気にしてなかったけどね、ペットボトルに入れた川の水にトムはなんか錠剤入れてくれた。
水を綺麗にするやつ。。。
なんでも持ってんなー。この人たぶんドラえもん。
さて、アルティンアラシャンの先には湖があるようなのだが、やはりまだ車は通ることができない。
歩いて行く???装備的にももう1泊って言うのはなかなか難しい。
アルティンアラシャンの村にはお店なんてありません。全て自分たちで買って持ってこなければなりません。
そこで、トムが言い出したのが、、、”馬で行こうか?”
うんっと、馬ね。
公共交通機関がないから歩いて行こう、って言うのは旅している中で私にも出来上がってる発想です。
3キロまでならなんの躊躇もなく徒歩を選択するし、10キロまでなら許容範囲内で歩けます。
ただ、馬って、、、。
まだ雪深くで車が入れないし、徒歩だと時間がかかるから馬で行こうって発想、、、。
ナミビアでも、ポーランド人夫婦・カロリーナとミハオと旅していて、ガイドなしでヒンバ族に会いに行ってそこに止まられせてもらおうって言い出した時、へっ???ってちょっとびっくりした。
だってこの発想、私にはなかったもん。
日本人にはない発想。
自分らしい旅をって思いながらも先人のブログを読んで、結局そのフットステップを踏み直すことになっている、私たち日本人。
旅ってもっと自由だし、身を守るための警戒に度がすぎてしまっている。
彼らはそんなことをふと気づかせてくれる。
そんなわけで、馬で行くことになりました。
ただ、、、私そんなに馬乗ったことないよ。
モンゴルでも乗ったけどね、私たちの他にガイドさんがいてくれて、色々誘導してくれた。
ただ今回。私たちのみ。into the wild派のトムは”馬旅”も何度か経験しているようだった。
先輩トムからの指導は、
『やばい時は、馬から落ちるしかない。周りをよく見て自分が怪我しないところに落ちる。
いつだって、どんな人にありえることだから。』
、、、めっちゃ不安ですけど。。
でも出発。

そこそこ寒いです。たぶん歩いていた方があったかいです。
”寒いー”なんて口走ったもんなら、、、
トムがネックウォーマーも手袋も貸してくれる、、、。そのバックパック四次元ポケット??
トムがなんでもやってくれちゃう。

川も渡らなきいけないんですよ。

馬さん、足しゃっこいだろうに、、、。
結局、先の湖には行かず、そのまま馬に乗って帰ることにした。
私たちはそこまで行かなかったけど、徒歩の人たちもみな、2メートル近い積雪に前に進めず帰って来ていた。

だいぶ自分で馬を操れるようになって来た。
でも、速度調整、ギアチェンジ不能です。
周りの馬が走り出したら、この子もつられて走りだす。
そうなると、振り落とされないように太ももと腹筋にめっちゃ力入れる。
翌日見事な筋肉痛でしたよ。

前からなんか来た〜〜!!あたし、よけられるかなぁ、、、。

交通渋滞。
例の雪崩の跡はやっぱり馬を降りて行きと同じように自力で道無き道をかけ分ける。
とにかくマイペースな相棒。誰かが残していった糞の匂い嗅ぐの大好き。

ねーねー。早く行こうよー!!
徒歩とあまり変わらない4時間半ほどで、トレッキングコースの入り口に。

we made it!!!
馬をまだ自分の向かせたい方向に向かせることができないからなんか残念な写真。

よっこらせっと。

名前知らんが、私の相棒。
初めての本格的な馬での移動!!めっちゃ楽しかった!!!
素敵な経験されてくれてありがとう、トムー!!

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現在カザフスタン・アルマティです。
アルマ・アタって医師国家試験で大事な暗記項目だったのですが、そのアルマ・アタってここ、アルマティの旧名称らしいです。
内容忘れてたけど、、、
『アルマ・アタ宣言』・・・1978年にここ、アルマ・アタで開催された、第1回プライマリヘルスケアに関する国際会議で採択された宣言文。
全ての政府、保険、開発従事者、世界の市民社会が世界中全ての人々の健康を守り促進するため、至急のアクションを取るべきだ、とした宣言。
はい、国試前あんなに必死で勉強したのに、”アマル・アタ”っていう響きしか覚えてなかったからね。
、、、あたしの場合、アマルアタだけじゃないからね、、、旅が終わったらまずクエスチョンバンク(医師国試過去問集)買わなきゃな、、、。

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キルギス・カラコルで再会したトムと行き当たりばったりでトレックングに行くことになった。
15キロの道のりを歩いてたどり着いた谷間の小さな村。
温泉が湧いていて、人生初のすっぽんぽん混浴。ワインとウォッカとグッドルッキングガイ。
いろいろと酔っ払ったわ。。。
翌日の朝、トムがガサゴソ起きて活動を開始したのをなんとなく感じていたけど、寒すぎてベッドから出られない。
うだうだしてたら、、、朝ごはんできたよ!!って起こしに来てくれた、、、、。

この人、たぶん神様。
翌朝、ちょっとしたハプニンブ。なんと水道が凍結してしまったようでなんぼ蛇口を捻っても水が出てこない。。。
持って来たお水はもうそろそろ無くなるし、どうにか水を補充しなくちゃ。。。
まぁ、手っ取り早いのが近くを流れる例の川ですよね。
っていうか、この谷間のわずか10軒ほどの集落に浄水施設があるなんて思えない。たぶん、蛇口から流れていたのもこの川の水。
私なんも気にしてなかったけどね、ペットボトルに入れた川の水にトムはなんか錠剤入れてくれた。
水を綺麗にするやつ。。。
なんでも持ってんなー。この人たぶんドラえもん。
さて、アルティンアラシャンの先には湖があるようなのだが、やはりまだ車は通ることができない。
歩いて行く???装備的にももう1泊って言うのはなかなか難しい。
アルティンアラシャンの村にはお店なんてありません。全て自分たちで買って持ってこなければなりません。
そこで、トムが言い出したのが、、、”馬で行こうか?”
うんっと、馬ね。
公共交通機関がないから歩いて行こう、って言うのは旅している中で私にも出来上がってる発想です。
3キロまでならなんの躊躇もなく徒歩を選択するし、10キロまでなら許容範囲内で歩けます。
ただ、馬って、、、。
まだ雪深くで車が入れないし、徒歩だと時間がかかるから馬で行こうって発想、、、。
ナミビアでも、ポーランド人夫婦・カロリーナとミハオと旅していて、ガイドなしでヒンバ族に会いに行ってそこに止まられせてもらおうって言い出した時、へっ???ってちょっとびっくりした。
だってこの発想、私にはなかったもん。
日本人にはない発想。
自分らしい旅をって思いながらも先人のブログを読んで、結局そのフットステップを踏み直すことになっている、私たち日本人。
旅ってもっと自由だし、身を守るための警戒に度がすぎてしまっている。
彼らはそんなことをふと気づかせてくれる。
そんなわけで、馬で行くことになりました。
ただ、、、私そんなに馬乗ったことないよ。
モンゴルでも乗ったけどね、私たちの他にガイドさんがいてくれて、色々誘導してくれた。
ただ今回。私たちのみ。into the wild派のトムは”馬旅”も何度か経験しているようだった。
先輩トムからの指導は、
『やばい時は、馬から落ちるしかない。周りをよく見て自分が怪我しないところに落ちる。
いつだって、どんな人にありえることだから。』
、、、めっちゃ不安ですけど。。
でも出発。

そこそこ寒いです。たぶん歩いていた方があったかいです。
”寒いー”なんて口走ったもんなら、、、
トムがネックウォーマーも手袋も貸してくれる、、、。そのバックパック四次元ポケット??
トムがなんでもやってくれちゃう。

川も渡らなきいけないんですよ。

馬さん、足しゃっこいだろうに、、、。
結局、先の湖には行かず、そのまま馬に乗って帰ることにした。
私たちはそこまで行かなかったけど、徒歩の人たちもみな、2メートル近い積雪に前に進めず帰って来ていた。

だいぶ自分で馬を操れるようになって来た。
でも、速度調整、ギアチェンジ不能です。
周りの馬が走り出したら、この子もつられて走りだす。
そうなると、振り落とされないように太ももと腹筋にめっちゃ力入れる。
翌日見事な筋肉痛でしたよ。

前からなんか来た〜〜!!あたし、よけられるかなぁ、、、。

交通渋滞。
例の雪崩の跡はやっぱり馬を降りて行きと同じように自力で道無き道をかけ分ける。
とにかくマイペースな相棒。誰かが残していった糞の匂い嗅ぐの大好き。

ねーねー。早く行こうよー!!
徒歩とあまり変わらない4時間半ほどで、トレッキングコースの入り口に。

we made it!!!
馬をまだ自分の向かせたい方向に向かせることができないからなんか残念な写真。

よっこらせっと。

名前知らんが、私の相棒。
初めての本格的な馬での移動!!めっちゃ楽しかった!!!
素敵な経験されてくれてありがとう、トムー!!

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