<2カ国目:中国>もううんざりじゃ、中国(怒)って時にあらわれた救世主
- 2015/06/16
- 08:00

にほんブログ村
↑よろしくお願いします。旅立って1ヶ月。まだ2カ国しか回れていないなんて(-"-;A
東チベットに行ってきました。ユニクロダウンとコロンビアのトレッキングシューズがお揃いのかまだくんと一緒でした。
中国人の振る舞いが有り得ないことは何度か書きましたが、これ、田舎に行くほどひどい傾向があります。というか、観光地にいるジコチューな方々は、多分田舎からの旅行者だと思います。
東チベットと言っても広く、全て見て回るとなると多分2週間くらいかかります。
私は、西安であった日本人の情報と、どうしても鳥葬を見てみたかったので、ラルンガルゴンパという仏教の学園都市に行きました。
朝6時20分出発のバスに脳みそshakeされること16時間。
着いた時にはもう放心状態。バスの中であたしはどっかぶっ壊れた。ほんとうにうんざりした気持ちで一杯。初めて早く中国から出たいと思った。(日本に帰りたい、にはならなかった。)
まず朝乗った瞬間から自分の席にスナックのカスや髪の毛落ちてて汚いし、なんか臭い。リクライニング壊れてる。
バスの通路にはしつこいくらいゴミ箱が置いてある。バケツみたいなの。だから降りる時すごい邪魔。そんなのに、その感覚1mと開いてないのに、中国人はゴミを捨てられない。ベトベトの珍味が入ってた空袋やサクランボの種やペットボトルが床に転がる。後ろの席の奴はあたしと鎌田くんの席の間の隙間にゴミ挟んでくる。
そして、いたるところで聞こえる、んんごごごごーーーー、っぺっ!!っていう唾を吐く音。
床に吐いてる。。。 だんだん気分が悪くなってきた。
道は舗装されていない。横を川が流れてる、断崖絶壁。土砂崩れしたと思われるとことの土砂をショベルカーが片付けいる横を通過。
チンさむロードとかのレベルじゃない揺れ。窓の外見てると道路ごと崩れて川に落ちそうで怖い。

着いた時には疲労困憊。とりあえず何も考えないで眠りたかった。
宿まではなんとか乗り合いタクシーに便乗して辿り着いた。が、悲劇は続く。
宿がこの旅史上一番やばい。
成都の宿で、東チベットから帰ってきたばかりの中国人が教えてくれた宿。街のてっぺんにあって景色がいいし、お安い。多くの人がそこを使うって言われて”同じの予約してください”って言った。
そのお部屋がこちら、、、。お値段20元(400円)ですが、、、

まず、カビ臭い地下室で暗くて怖くてきもい。
シーツなんてたぶんしばらく変えられてない!
寒い。暖房なし。窓もない。コンセントもないからなんも充電できない。まるで監獄。
シャワーなし、トイレ共同。
ちーーーん(´_`。)もう、ほんとに泣きたい。これ、無理。もう知らない、うんざりじゃ。
お風呂なしはモンゴルで克服した。ゲルだって中にはこのくらい汚いのはあったけど、あの時にはそれもネタにできるメンバーがいた。今のメンタルじゃ無理。ほんとにしんどい。
これ、今考えると、ただ受付に行って部屋を変えたいって言えばいいだけの話。
ただ、あの脳みそshakeと高度4000mの酸素濃度と疲労。
英語が通じない感じ悪い受付のおねいさんに交渉しに行く気力がない。
とりあえず私はもう、Gore-Tex上下着込んで寝てやった。
かまだくんは2泊、私は3泊する予定だったけど、私も2泊にしようと思った。一人じゃいられない。
翌日、隣町のバス停に帰りのチケットを買いにいく。9時開店で9時10分に行ったらご飯休憩とかいって待たされる。うんざりだ。
筆談でチケットゲットしてラルンガルに戻る乗り合いタクシーを探す。止まる場所を間違えていてなかなか乗れない。困っていたら、おじさんがタクシーの乗り場まで乗せてくれた。
が、乗り合いバスは満員になるまで出発しない。待たされる。
そこに、昨日のバスで一緒だった、中国人3人組に出会う。
英語が通じる。この後鳥葬に行こうと思っていたが、Can we go with you?一緒に行かせてもらう。
この3人組、チンチン、シンシン、マンゴーは本当にいい人すぎてやばかった。何から何までやってくれる。私たちは本当についていくだけ。私たち二人じゃ行けなかったところにも行けた。
そしてなんと、私たちの部屋を見た3人は、”今日は私たちの部屋で寝な!”っと言ってくれた。

私とチンチンで1つ。boysは3人で1つ使って寝てた。電気毛布あって天国。
いい人すぎるやろう。
ラルンガルの街中を一緒見て回り、ご飯を一緒にたべて、たくさんおしゃべりした。



(photo by Mango, thank you)
翌日私たちは6時出発。バス停までのタクシーの手配を手伝ってもらったのだが、時間になっても運転手が来ない(`Δ´)。
彼らも私たちと同じ時間に起きてくれてタクシーの運転手に連絡を取ったり、周りにいる人に声をかけてバス停にいく人を探してくれている。なんとかバス停には辿り着いた。この人たちいなかったバスに乗れなかったと思う。
本当に感謝しかない。
中国、もういやや!って思ったし、このままやったらがっかりランキングにカテゴライズされるとこだった。
彼らのおかげで、すごくいい思い出になったし、私はもう1泊しても良かったかもしれない。
(でも、私はあそこにいてはいけないような気持ちになっちゃったんだよね。次回書きます。)
チンチン、シンシン、マンゴーに感謝。そして私もこれを感謝をpay it forwardしなくては。