<再入国;中国>出てくんだから、さらっと行かせてもらえませんかね、、、
- 2017/04/22
- 18:41
こんばんは。
パミール高原への道がそろそろシーズンになり宿も賑わいを見せて来ました。
ここまで、バーバラとドイツからのバイク旅人トーマスとバスチャン、私の4人でシェアハウスのような快適生活を送っていたのですが、なんと一気に13人に!!
中国・カシュガルで一緒だった仲間も追いついて来て、なんかさらに楽しいことになって来ました。
人数多いと、wifiが遅くなるのが難点。。。

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現在30位、これまでの最高13位。記録更新したい!!!
中国・カシュガルからキルギスへの国境越え。
ダイレクトに越境できる国際バスがオフシーズンで運行していないので、小刻みにシェアタクシーを乗り継ぎながら進まなくてはならない。
そんな私とバーバラに心強い仲間が加わった。
日本人旅人・ズーさん。なんとパキスタンから中国に入り、秘境タシュクルガンを周りカシュガルにやって来たかなり旅人レベルの高いお方。
パキスタン〜中国国境もかなり波乱万丈だったよう。
その経験は同じように悪名高き中国〜キルギス国境を越える大きな助けになること間違いなし。
前日からせっせと用意を始める。
中国側のセキュリティチェックが厳しいらしく、当局が気にくわない写真は消去されたり、中国の国土が、(中国的に)正しくない地図が見つかったりすると尋問されたりするらしい。
先日載せた、”リアル旧市街”の壊れた街並みとかもおさんとか多分アウト。
バックアップを取りデータを全て消去した。
そしてキルギス側も。こちらも警察官が腐敗しているらしく、無駄に財布やパスポートをチェックされて、その間にお金を取られたり、賄賂を要求されたりするらしい。
こちらも必要最低限の現金しか入れていないダミー財布を作り、ドルの現金は下着入れに隠した。
さて、満を持して越境当日。
私たちは何としても今日中に越境してしまわないとならない。なぜなら私たちが国境を越えようとした日は金曜日。
土日はなんと国境が閉まってしまう。何かトラブルがあって越境ができなかった場合、次に国境があくまで、つまり月曜日まで中国で足止めを食らうことになる。
そして、中国国境さん、長い昼休みを取る(*`^´)=3。
私たちの目的地、キルギスのオシュにあまり遅くならないうちに到達するには、午前中に中国の国境を超えてしまう必要がある。
私たちが越えようとしている中国〜キルギスを結ぶイルケシュタム国境、かなり厄介な国境です。
というのも、パスポートのチェックを受けてスタンプを押してもらう出国審査をする窓口から実際の国境までなんと、135キロ離れている○| ̄|_。
だから私たちは、出国審査をする窓口のある街・ウチャ行きの始発のバスに乗ることにした。
ウチャ行きのバスは、カシュガルの長距離バスターミナルから出発する。
長距離バスターミナルまでは、1元(16円)の市バスが走っているのだが、早朝すぎて走っていない。
だか3人でタクシーをシェア。
ウチャ行きの始発は、8時30分て話だったのに、、、
(新疆ウイグル自治区は、現地時間があるのに、北京時間で動いている。北京時間は現地時間より2時間早いので、8時30分ていうのは、現地時間で6時30分。まだ薄暗い。)
バスが来ていないどころか、バスターミナルのゲートが空いていない。(*`皿´*)ノ
寒い外で待つこと45分。、、、やっと開いた。
列を作れない中国人をかき分けてチケット売り場へ。
すると、”ウチャ行きはまだ売り出していない”、と。
いつ売りだすのか聞いても答えは "I don't know!!" チケット売り場の前で張り込むこと30分。
唐突に売り始める(*`皿´*)ノ。なんとかチケットをゲットして、乗り場に行くと、バスではなくて7人乗りのバン。
しかも満席だった。。。乗れてよかった〜。
1時間半ほどでウチャの国境事務所まで到着。
めちゃめちゃ寒いのに、ゲートの前で青空検問。ズーさんは荷物を開けられてたけど、私とバーバラっはパスポートチェックのみで終了。
そのゲートから国境事務所の建物まで15分くらい歩かされる。

そこそこ景色はいいんですけどね、強風でとにかく寒い!!!
やっとこさたどり着いた国境事務所の建物、中に入るなりパスポートを取り上げられ、”wait a minutes!!!"
入り口にあるベンチに座って待たされること30分。
”カモン!!”と言われて先に進むも、、、ブースに係員がいない!!
しばらく待つと、4人くらい係員がやって来てなんかミーティングみたいのやってのろのろと仕事を始めた。
よくわかんないのが、3か所ブースがあって、スタンプ押すまでそのブースで1回1回パスポートをチェックされる。
各ブースともまごつく。一つ越えるのに5分くらいかかる。
、、、ん?ここ本日開店したばかりですかね?ってくらい段取りが悪い。
でもなんとかパスポートに出国スタンプをもらった。
この国境事務所から、国境ゲートまでの135キロはタクシーでの移動。
1台400元。それを乗る人数でシェアする。私たちは他にシェアする人を探そうと思ったものの、
この人気のなさから、待っていても望みがなさそう。
しかも至る所で待たされてるから予定より2時間遅れぎみ。
3人でタクシーをシェアしてしまうことにした。
国境事務所を出ると止まっていたタクシーは1台。見るからに胡散臭そうな運ちゃん。
国境事務所の職員も1台400元って言ってるのに500元とふっかけて来た。
いらっっっっo(o・`з・´o)ノ
ムカつくのが、国境事務所でスタンプを押してもらったパスポートは、国境事務所側からこの運転手に自動的に渡ってしまう。そういうシステムらしい。
結構強気でくる運ちゃん。
ただ、うちら計算して、本当に必要最低限の中国元しか残していない。
払いたくても払えない、払わないけど。
ズーさんが、国境事務所の職員に確認に行った。職員が運ちゃんのところにやって来た。怒られる運ちゃん。笑
無事に1台400元でいけた。
1時間半ほどの国境までのドライブ。
景色はすごく良い。そして、この国境事務所から国境までの間にもいくつか村があった。
ここに住んでいる人たち、どんな人たちなんだろう。寒いし、土地も乾いていて作物も育たないだろうに。。。

国境に着いたものの、はい、思いっきり引っかかってしまいました、昼休み。
お偉いさんのランチが済むまで待ちぼうけ。
国境ゲートの手前に小さな食堂。することもないから私たちもそこでランチをいただく。


野菜炒め丼。ご飯も日本米に近くて美味しい。
同じように昼休みで国境を越えられないキルギス人が数名。
ほとんど英語が通じないんだけど、身振り手振りで話していると、自家用車で来ているおじさんがオシュの街まで行くからの私たちを乗せて行ってくれるという。
なんと、タダで!!! やった〜〜〜!!
そうこうしているうちにランチタイムが終わる時間、タクシーに戻って最終チェックへ!!!
、、、ここからがもう、まじで意味不明。。。何がしたいんだよ、共産党さん。
まず、タクシーから降ろされ、パスポートチェック。
パスポートを兵隊さんに取り上げられ、その兵隊さんもタクシーに乗り込み本当の国境ゲートの真ん前まで行く。
なぜか車外に出される、手持ち無沙汰で寒い中待たされる。
怒鳴り口調で車に戻れと言われる。
最終チェックの建物まで帰る。
車の外に出される。
車に乗れと怒られる。
車が10メートル進む。
出ろ。
乗れ。
あっちの車に乗れ。
荷物も持っていけ。
はよ、荷物出せ。怒
運ちゃんも一緒になって怒られててせっせとうちらの荷物を出してくれる。
いや、やっぱりそのまま待て。
自分の車に乗れ。
はよ荷物も積み直せや。怒
腰を低くして機敏な動きで手際よく荷物を積み直す運ちゃん。
車がなぜか方向転換。
また方向転換。
反対側車線に停車。
そしてしばし待ち。
先導車がやってきて、それについていけみたいな感じ。
調子こいてその車を追い越そうとする空気読めない運ちゃん。
案の定、クラクション鳴らして威嚇される。
、、、そんなよくわからん行ったり来たりが小1時間。
ついにゲートが開いて、通過できたー!!!ヽ(´∀`)ノ
ゲートを越えたところで、車が止まり、”行け!行け!!!” みたいに運ちゃんに見送られる。
おいら野生に返される動物かよ、、、。
キルギス側のゲート前には、キルギス側の国境事務所まで乗せて行ってくれるタクシー運ちゃんが待ち構えていた。
もう疲れすぎて値段も聞かずに乗り込んだ。
あー、この旅で一番厄介な国境越えだったかもしれない。
イスラエルも、一緒に越えた旅友が別室送りになったから巻き添え別室になったけど、それでも一連の流れがあった。
この国境、、、たぶん、働いている職員たちもわかってない。
効率の悪さと手際の悪さの賜物って感じ。
あー、、、、疲れた(´д⊂)
ただ、キルギスに入るなり、、、疲れもぶっとぶ絶景が待ち受けていることを、この時の私たちはまだ知らない。。。

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ここまで、バーバラとドイツからのバイク旅人トーマスとバスチャン、私の4人でシェアハウスのような快適生活を送っていたのですが、なんと一気に13人に!!
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ダイレクトに越境できる国際バスがオフシーズンで運行していないので、小刻みにシェアタクシーを乗り継ぎながら進まなくてはならない。
そんな私とバーバラに心強い仲間が加わった。
日本人旅人・ズーさん。なんとパキスタンから中国に入り、秘境タシュクルガンを周りカシュガルにやって来たかなり旅人レベルの高いお方。
パキスタン〜中国国境もかなり波乱万丈だったよう。
その経験は同じように悪名高き中国〜キルギス国境を越える大きな助けになること間違いなし。
前日からせっせと用意を始める。
中国側のセキュリティチェックが厳しいらしく、当局が気にくわない写真は消去されたり、中国の国土が、(中国的に)正しくない地図が見つかったりすると尋問されたりするらしい。
先日載せた、”リアル旧市街”の壊れた街並みとかもおさんとか多分アウト。
バックアップを取りデータを全て消去した。
そしてキルギス側も。こちらも警察官が腐敗しているらしく、無駄に財布やパスポートをチェックされて、その間にお金を取られたり、賄賂を要求されたりするらしい。
こちらも必要最低限の現金しか入れていないダミー財布を作り、ドルの現金は下着入れに隠した。
さて、満を持して越境当日。
私たちは何としても今日中に越境してしまわないとならない。なぜなら私たちが国境を越えようとした日は金曜日。
土日はなんと国境が閉まってしまう。何かトラブルがあって越境ができなかった場合、次に国境があくまで、つまり月曜日まで中国で足止めを食らうことになる。
そして、中国国境さん、長い昼休みを取る(*`^´)=3。
私たちの目的地、キルギスのオシュにあまり遅くならないうちに到達するには、午前中に中国の国境を超えてしまう必要がある。
私たちが越えようとしている中国〜キルギスを結ぶイルケシュタム国境、かなり厄介な国境です。
というのも、パスポートのチェックを受けてスタンプを押してもらう出国審査をする窓口から実際の国境までなんと、135キロ離れている○| ̄|_。
だから私たちは、出国審査をする窓口のある街・ウチャ行きの始発のバスに乗ることにした。
ウチャ行きのバスは、カシュガルの長距離バスターミナルから出発する。
長距離バスターミナルまでは、1元(16円)の市バスが走っているのだが、早朝すぎて走っていない。
だか3人でタクシーをシェア。
ウチャ行きの始発は、8時30分て話だったのに、、、
(新疆ウイグル自治区は、現地時間があるのに、北京時間で動いている。北京時間は現地時間より2時間早いので、8時30分ていうのは、現地時間で6時30分。まだ薄暗い。)
バスが来ていないどころか、バスターミナルのゲートが空いていない。(*`皿´*)ノ
寒い外で待つこと45分。、、、やっと開いた。
列を作れない中国人をかき分けてチケット売り場へ。
すると、”ウチャ行きはまだ売り出していない”、と。
いつ売りだすのか聞いても答えは "I don't know!!" チケット売り場の前で張り込むこと30分。
唐突に売り始める(*`皿´*)ノ。なんとかチケットをゲットして、乗り場に行くと、バスではなくて7人乗りのバン。
しかも満席だった。。。乗れてよかった〜。
1時間半ほどでウチャの国境事務所まで到着。
めちゃめちゃ寒いのに、ゲートの前で青空検問。ズーさんは荷物を開けられてたけど、私とバーバラっはパスポートチェックのみで終了。
そのゲートから国境事務所の建物まで15分くらい歩かされる。

そこそこ景色はいいんですけどね、強風でとにかく寒い!!!
やっとこさたどり着いた国境事務所の建物、中に入るなりパスポートを取り上げられ、”wait a minutes!!!"
入り口にあるベンチに座って待たされること30分。
”カモン!!”と言われて先に進むも、、、ブースに係員がいない!!
しばらく待つと、4人くらい係員がやって来てなんかミーティングみたいのやってのろのろと仕事を始めた。
よくわかんないのが、3か所ブースがあって、スタンプ押すまでそのブースで1回1回パスポートをチェックされる。
各ブースともまごつく。一つ越えるのに5分くらいかかる。
、、、ん?ここ本日開店したばかりですかね?ってくらい段取りが悪い。
でもなんとかパスポートに出国スタンプをもらった。
この国境事務所から、国境ゲートまでの135キロはタクシーでの移動。
1台400元。それを乗る人数でシェアする。私たちは他にシェアする人を探そうと思ったものの、
この人気のなさから、待っていても望みがなさそう。
しかも至る所で待たされてるから予定より2時間遅れぎみ。
3人でタクシーをシェアしてしまうことにした。
国境事務所を出ると止まっていたタクシーは1台。見るからに胡散臭そうな運ちゃん。
国境事務所の職員も1台400元って言ってるのに500元とふっかけて来た。
いらっっっっo(o・`з・´o)ノ
ムカつくのが、国境事務所でスタンプを押してもらったパスポートは、国境事務所側からこの運転手に自動的に渡ってしまう。そういうシステムらしい。
結構強気でくる運ちゃん。
ただ、うちら計算して、本当に必要最低限の中国元しか残していない。
払いたくても払えない、払わないけど。
ズーさんが、国境事務所の職員に確認に行った。職員が運ちゃんのところにやって来た。怒られる運ちゃん。笑
無事に1台400元でいけた。
1時間半ほどの国境までのドライブ。
景色はすごく良い。そして、この国境事務所から国境までの間にもいくつか村があった。
ここに住んでいる人たち、どんな人たちなんだろう。寒いし、土地も乾いていて作物も育たないだろうに。。。

国境に着いたものの、はい、思いっきり引っかかってしまいました、昼休み。
お偉いさんのランチが済むまで待ちぼうけ。
国境ゲートの手前に小さな食堂。することもないから私たちもそこでランチをいただく。


野菜炒め丼。ご飯も日本米に近くて美味しい。
同じように昼休みで国境を越えられないキルギス人が数名。
ほとんど英語が通じないんだけど、身振り手振りで話していると、自家用車で来ているおじさんがオシュの街まで行くからの私たちを乗せて行ってくれるという。
なんと、タダで!!! やった〜〜〜!!
そうこうしているうちにランチタイムが終わる時間、タクシーに戻って最終チェックへ!!!
、、、ここからがもう、まじで意味不明。。。何がしたいんだよ、共産党さん。
まず、タクシーから降ろされ、パスポートチェック。
パスポートを兵隊さんに取り上げられ、その兵隊さんもタクシーに乗り込み本当の国境ゲートの真ん前まで行く。
なぜか車外に出される、手持ち無沙汰で寒い中待たされる。
怒鳴り口調で車に戻れと言われる。
最終チェックの建物まで帰る。
車の外に出される。
車に乗れと怒られる。
車が10メートル進む。
出ろ。
乗れ。
あっちの車に乗れ。
荷物も持っていけ。
はよ、荷物出せ。怒
運ちゃんも一緒になって怒られててせっせとうちらの荷物を出してくれる。
いや、やっぱりそのまま待て。
自分の車に乗れ。
はよ荷物も積み直せや。怒
腰を低くして機敏な動きで手際よく荷物を積み直す運ちゃん。
車がなぜか方向転換。
また方向転換。
反対側車線に停車。
そしてしばし待ち。
先導車がやってきて、それについていけみたいな感じ。
調子こいてその車を追い越そうとする空気読めない運ちゃん。
案の定、クラクション鳴らして威嚇される。
、、、そんなよくわからん行ったり来たりが小1時間。
ついにゲートが開いて、通過できたー!!!ヽ(´∀`)ノ
ゲートを越えたところで、車が止まり、”行け!行け!!!” みたいに運ちゃんに見送られる。
おいら野生に返される動物かよ、、、。
キルギス側のゲート前には、キルギス側の国境事務所まで乗せて行ってくれるタクシー運ちゃんが待ち構えていた。
もう疲れすぎて値段も聞かずに乗り込んだ。
あー、この旅で一番厄介な国境越えだったかもしれない。
イスラエルも、一緒に越えた旅友が別室送りになったから巻き添え別室になったけど、それでも一連の流れがあった。
この国境、、、たぶん、働いている職員たちもわかってない。
効率の悪さと手際の悪さの賜物って感じ。
あー、、、、疲れた(´д⊂)
ただ、キルギスに入るなり、、、疲れもぶっとぶ絶景が待ち受けていることを、この時の私たちはまだ知らない。。。

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