<再入国;中国>旅することは、大学に行くことと一緒!
- 2017/04/19
- 18:11
こんにちは、まだまだキルギス・オシュです。
今泊まっている宿のメンバーが、カシュガルから一緒に旅をしているバーバラ(次回より登場予定)、そしてドイツからバイクで旅をしている2人組(名前、忘れた。もう一回聞かなくちゃ。)、私の4人から変化がありません。
宿も綺麗で居心地が良くて、メンバーも面白い!!
タジクに行けなかった時、オシュまで戻らずに、国境の町でぶらぶらしてようかとも思ったのだけど、オシュまで戻って来てよかったと実感。

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1日1クリックで応援宜しくお願いします。
モロッコ爺さんと巡る新疆ウイグル自治区の首府・ウルムチ編の続き。
民族衣装屋さんを見つけたので早速来させてもらって写真撮影。
お店のおばさんが写真撮ってくれたんだけど、、、ポージングを要求される。


言葉通じなくて、着てみたい衣装を伝えられなかったのが残念。。。
ムスリムエリアを歩いていると、モスクを発見。
UAEをムスリム女子・ナディと歩いている時もそうだったのだけど、敬虔なムスリムの彼らはモスクを見ると祈らずにはいられないらしい。
私がいるからか、
”うーん、あと10分で2時か、、、お祈りの時間なんだよね、、、。まあでもコーランには旅行中は祈らなくてもいいって書いてあるんだ。旅で何か新しいことを吸収するのはお祈りと同じくらい大切なことだから、、、。”
と、気を遣ってくれているようなので、
”待っているのでどうぞ行って来てください” というと、
”20分後にここで再集合!!”と言い残し足早にモスクへと消えて行った。
、、、それから爺さんは現れなかった。笑。
待ち合わせの場所が見渡せる食堂で腹ごしらえをしたりしながら時間を潰したけど爺さんは現れない。
私も諦めてその場を去ることにした。心配なのは爺さんがおそらく何ひとつ宿に帰る情報を持っていないこと。
まぁ、でも旅人経験は私より豊富。どうにかして帰ってくるだろう。
と、ムスリムエリアを去ろうとしたら、、、
爺さんの特徴ある後ろ姿を発見!! 声をかけると、、、
”私たちは、心と心でつながってるね!!”
、、、一言なんか詫びてほしいな!!
よくわからんけど、ムスリムエリアから出てしまって戻り方がわからなくなってしまっていたようだ。
そういえばこの日宿から出た時に、バス停と真逆の方向に歩いて行っていたし、”この先に美味しい食堂がある”と言っていた時も全然違う場所を歩いていて結局見つけられなかった。
旅人にはあまり見かけない方向音痴さん。
お詫びにランチをオファーしてくれたけど、私、あなたを待っている間に食べちゃったからお腹いっぱい。
だけど爺さんのランチにお付き合い。食べながら色々と話を聴く。

爺さんが初めて旅に出たのは1974年。当時はインターネットなんてなかったから、今の旅とは全然違ったという。
確かにそうなんだろうな。私が高校生の時に読んだ沢木耕太郎の深夜特急。
あんな旅は、今したくてもできないんだろうな。
爺さん曰く、旅をすること自体が勉強。大学に行っているのと同じだよ。
本を読んで勉強するよりも何倍も価値があるという。
確かに、百聞は一見にしかず。
旅は学問ではないけど、人をたくさん成長させる。
御歳77歳のタハリール爺さん。今までに75カ国ほど旅をしているのだとか。
常に、年齢より多くの国を訪れているんだ、と。この旅中に77カ国は達成予定とのこと。
今回の爺さんの世界一周は3,4ヶ月程度。でもまた2,3年後に4周目をする予定なのだとか。
さすがです。
爺さん、写真(自分が写っているもの)が大好き。
だから私は何度も撮ってほしいと頼まれるのだが、、、
結構注文厳しい!!
そして寒いのに毎回コートを脱いでから撮るというキメっぷり!!そしてそれらの写真はフェイスブックにポスト!!
多分こういうアクティブさが若さの決め手なんだろうな。
私は、iPhoneに入っている地図アプリに自分のこれまで訪れた場所をマークしている。

こちらをタハリール爺さんはお気に召したようで、やり方を教えてあげると言ったのに、なぜだか私は爺さんの旅遍歴を聴きながら打ち込むことに、、、。笑
さて、翌日私はカシュガルに出発。
爺さんが餞別にたくさんのデーツをくれた。

中東でもよく見かけるこのデーツ。甘くてホクホクしていて、非常食やスナックとして重宝される。
でも、私はジャガイモみたいな舌にこなこなが残るような感じがあまり好きじゃなくて自分から食べることは滅多にしない。
でも中国のデーツは中東のそれとは違う!!!

食感がキャラメルみたい。クチャっとしてて噛んでいるうちに無くなる感じ。
10個くらいでいいよ!!って言ったのに袋ごとくれた爺さん。
こんなにもらってどうしようって思ったけど、5日ほどで1人で食べきってしまった。
どうもありがとう。

セキュリティを2つ越えてウルムチ駅の待合室へ。
ここで、ハプニング!!
セキュリティでみんな荷物を開けているようなので、私も事前に荷物を開けられるようにダイヤル式のロックを外そうとしていた。
でもなんでだが、いつもの番号を合わせても開かない!!!えー!!どうしよう!!!どこかで番号が狂ったのかな?
狂ったとしたら、地下道を通る時に荷物を開けろと言われた時だ、、、。
1000通りの番号全部試さなきゃいけないの???
セキュリティのお兄さんが寄ってきて、私の顔を見るなり開けずに行ってよいという。。。
多分漢民族に間違われたようだ。幸か不幸か。。。
電車の中で正しい番号探し。何かの拍子に1の位の数がひとつズレてしまったようだ。すぐに正解が見つかってよかった。
電車は、上から2番目のクラス・硬臥。別に硬くないし、リネン類も付いている。

中国、どこにいてもお湯だけは簡単に手にはいる。みんな水筒を持っていてそこに茶葉とお湯を入れて、常に飲んでいるから。
そのお湯を遣って、晩御飯は、カップラーメン。食堂車なんて行かないよ。だって高いもん。

車窓の景色はほどんど変わらない。

乾燥した土地に時折人工的な緑が。

16時間ほど揺られてカシュガルに到着。
ここは、ウルムチ以上に異質な街。タイムスリップしてきたかのよう。
漢民族の理不尽さを感じることもあるけど、そこにはウイグル人の独特の文化が根付いていた。

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宿も綺麗で居心地が良くて、メンバーも面白い!!
タジクに行けなかった時、オシュまで戻らずに、国境の町でぶらぶらしてようかとも思ったのだけど、オシュまで戻って来てよかったと実感。

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民族衣装屋さんを見つけたので早速来させてもらって写真撮影。
お店のおばさんが写真撮ってくれたんだけど、、、ポージングを要求される。


言葉通じなくて、着てみたい衣装を伝えられなかったのが残念。。。
ムスリムエリアを歩いていると、モスクを発見。
UAEをムスリム女子・ナディと歩いている時もそうだったのだけど、敬虔なムスリムの彼らはモスクを見ると祈らずにはいられないらしい。
私がいるからか、
”うーん、あと10分で2時か、、、お祈りの時間なんだよね、、、。まあでもコーランには旅行中は祈らなくてもいいって書いてあるんだ。旅で何か新しいことを吸収するのはお祈りと同じくらい大切なことだから、、、。”
と、気を遣ってくれているようなので、
”待っているのでどうぞ行って来てください” というと、
”20分後にここで再集合!!”と言い残し足早にモスクへと消えて行った。
、、、それから爺さんは現れなかった。笑。
待ち合わせの場所が見渡せる食堂で腹ごしらえをしたりしながら時間を潰したけど爺さんは現れない。
私も諦めてその場を去ることにした。心配なのは爺さんがおそらく何ひとつ宿に帰る情報を持っていないこと。
まぁ、でも旅人経験は私より豊富。どうにかして帰ってくるだろう。
と、ムスリムエリアを去ろうとしたら、、、
爺さんの特徴ある後ろ姿を発見!! 声をかけると、、、
”私たちは、心と心でつながってるね!!”
、、、一言なんか詫びてほしいな!!
よくわからんけど、ムスリムエリアから出てしまって戻り方がわからなくなってしまっていたようだ。
そういえばこの日宿から出た時に、バス停と真逆の方向に歩いて行っていたし、”この先に美味しい食堂がある”と言っていた時も全然違う場所を歩いていて結局見つけられなかった。
旅人にはあまり見かけない方向音痴さん。
お詫びにランチをオファーしてくれたけど、私、あなたを待っている間に食べちゃったからお腹いっぱい。
だけど爺さんのランチにお付き合い。食べながら色々と話を聴く。

爺さんが初めて旅に出たのは1974年。当時はインターネットなんてなかったから、今の旅とは全然違ったという。
確かにそうなんだろうな。私が高校生の時に読んだ沢木耕太郎の深夜特急。
あんな旅は、今したくてもできないんだろうな。
爺さん曰く、旅をすること自体が勉強。大学に行っているのと同じだよ。
本を読んで勉強するよりも何倍も価値があるという。
確かに、百聞は一見にしかず。
旅は学問ではないけど、人をたくさん成長させる。
御歳77歳のタハリール爺さん。今までに75カ国ほど旅をしているのだとか。
常に、年齢より多くの国を訪れているんだ、と。この旅中に77カ国は達成予定とのこと。
今回の爺さんの世界一周は3,4ヶ月程度。でもまた2,3年後に4周目をする予定なのだとか。
さすがです。
爺さん、写真(自分が写っているもの)が大好き。
だから私は何度も撮ってほしいと頼まれるのだが、、、
結構注文厳しい!!
そして寒いのに毎回コートを脱いでから撮るというキメっぷり!!そしてそれらの写真はフェイスブックにポスト!!
多分こういうアクティブさが若さの決め手なんだろうな。
私は、iPhoneに入っている地図アプリに自分のこれまで訪れた場所をマークしている。

こちらをタハリール爺さんはお気に召したようで、やり方を教えてあげると言ったのに、なぜだか私は爺さんの旅遍歴を聴きながら打ち込むことに、、、。笑
さて、翌日私はカシュガルに出発。
爺さんが餞別にたくさんのデーツをくれた。

中東でもよく見かけるこのデーツ。甘くてホクホクしていて、非常食やスナックとして重宝される。
でも、私はジャガイモみたいな舌にこなこなが残るような感じがあまり好きじゃなくて自分から食べることは滅多にしない。
でも中国のデーツは中東のそれとは違う!!!

食感がキャラメルみたい。クチャっとしてて噛んでいるうちに無くなる感じ。
10個くらいでいいよ!!って言ったのに袋ごとくれた爺さん。
こんなにもらってどうしようって思ったけど、5日ほどで1人で食べきってしまった。
どうもありがとう。

セキュリティを2つ越えてウルムチ駅の待合室へ。
ここで、ハプニング!!
セキュリティでみんな荷物を開けているようなので、私も事前に荷物を開けられるようにダイヤル式のロックを外そうとしていた。
でもなんでだが、いつもの番号を合わせても開かない!!!えー!!どうしよう!!!どこかで番号が狂ったのかな?
狂ったとしたら、地下道を通る時に荷物を開けろと言われた時だ、、、。
1000通りの番号全部試さなきゃいけないの???
セキュリティのお兄さんが寄ってきて、私の顔を見るなり開けずに行ってよいという。。。
多分漢民族に間違われたようだ。幸か不幸か。。。
電車の中で正しい番号探し。何かの拍子に1の位の数がひとつズレてしまったようだ。すぐに正解が見つかってよかった。
電車は、上から2番目のクラス・硬臥。別に硬くないし、リネン類も付いている。

中国、どこにいてもお湯だけは簡単に手にはいる。みんな水筒を持っていてそこに茶葉とお湯を入れて、常に飲んでいるから。
そのお湯を遣って、晩御飯は、カップラーメン。食堂車なんて行かないよ。だって高いもん。

車窓の景色はほどんど変わらない。

乾燥した土地に時折人工的な緑が。

16時間ほど揺られてカシュガルに到着。
ここは、ウルムチ以上に異質な街。タイムスリップしてきたかのよう。
漢民族の理不尽さを感じることもあるけど、そこにはウイグル人の独特の文化が根付いていた。

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