<再入国;中国>記念すべき再出発第一号旅友は、、、
- 2017/04/17
- 18:30
こんばんは。再出発して10日ほど。毎日楽しくやっています。
リアルタイムに追いつくべく、頑張って更新中。ぽちっと応援宜しくお願いします。

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約40日ほどの一時帰国。
日本にいてもばたばた忙しなく動いていた。旅が終わってからのこと、ちょっとだけ見えて来た気がした。
だから残りの期間をさらに大切に旅していかなきゃ。
いよいよ再出発。
まず最初の行き先は、中国・ウルムチ。
本当は西安か成都あたりに降り立って大好きな中華料理をたのしんでから電車かなんかでウルムチに向かおうと思っていたのですが、ビザの取得が自分で予定していたより1週間余分にかかってしまった。
ということで、出発した時点で当初の予定より1週間遅れ。
この遅れを取り戻すべく、目的地の新疆ウイグル自治区・ウルムチまで飛んでしまうことにした。
新千歳から1回のトランジットで15000円という安いチケットを見つけた。
天津空港で空港泊。
みなさん、旅人がよくやってる空港泊ってどういうものか想像できますか?

こういうことです。
一応コロコロはワイヤーチェーンでベンチに縛り付けてあります。
ベンチがお節介にも肘置き付きだったりするともう最悪ね、横になれないし、、、。そういう時は床です。
見渡すと周囲に仲間がいたりします。

夜中の12時に着いて、朝の4時くらいから空港が稼働し始めて騒がしくなっちゃってほどんど眠れなかった。
焦ったのが、空港で元を下ろそうとした時。空港中のATM5個くらい試したものの、どれもエラーになってお金が出てこない!!((((;゚Д゚)))))))全部一応VISAカード使えるって表示してある。
実は帰国中に時期が弱くなって来ていたキャッシュカードを再発行してもらっていた。
新しいカードが日本では問題なく使えていた。
でもでも、、、もしかして海外で使うにはなんか手続き必要だったりするのかなー。。。
調べようとネットに繋ぐんだけどね、例の情報規制のせいで日本のサイトに繋がりにくい。
そんでもってイライラするくらい速度が遅い、、、。
いやー、どうしよう。キャッシュカードが使用不能とか、パスポート失くしたのと同じレベルで死活問題です。
とりあえず、1ヶ月くらい乗り切る現金はある。クレジットカードのキャッシング枠も1ヶ月に10万円くらいに設定していたはず。
ネット規制のないキルギスまではこのカードがなくても生きていけそう。
ネットさえつながればオンラインでなんとでもできると思った。
って思っていたら、もう一つATM見つけた。
しかも欧米人が使っている!!これはもしや!!!っておもって外人さんに下ろせたか聞いてみたら、、、
”問題なくおろせたよ!!”と。
早速試してみると、、、やったーー!!お金出て来たー!!!ヽ(´∀`)ノ
どうやら大手銀行のATMしかVISA使えなみたい。、、、だったら表示しとくなよ、、、。
とりあえずCHINA BANKのATMが使えるとわかったので一安心。これからはCHINA BANKのATMを探せばいい。
そんなわけで、3時間くらいヒヤヒヤしながら過ごしました。
天津から4時間ほどでウルムチに到着。
予約していた宿に向かう。バスの運転手さんに近くに着いたら教えてってそれとなく伝える。
英語は全く通じない。懐かしき、何を言っても”メイヨー”(いいえ、とか、無いとかいう時に使う中国語)が帰ってくる世界。
わーい、中国だー!!!
私、小金持ちの国外にいる人民様はあまり好きじゃないけどね、中国国内にいる一般的な中国人は大好き。
とにかく優しい!!ご飯も安くてハズレがない。
中国での宿はいつもユースホステル。
中国には外国人が泊まれる宿とそうじゃない宿がある。
日本人は見た目が中国人ぽいっから本当はいけないんだけど、中国人のふりして泊めてくれるローカル向けの安宿に泊まる人もいるみたいだけど。
安くて、外国人が泊まれる宿はユースホステルが一番確実。
と言っても泊まっているのはほとんどが中国人だけどね。国内バックパッカーて感じの若い旅人たち。
2週間かけて新疆ウイグルを回ってるとか、2ヶ月かけて母国中国を回っているとか、そんな中国人旅人が多い。
声でかいし、ヘッドホンしないで動画見てたりとか、夜中にベッドでカップ麺食べてたりと、マナーはそこそこわるいけどね、これ中国じゃ普通なのかも。
そんな中で出会った、唯一中国人じゃない旅人。。。。
記念すべき再出発第一弾の旅友はこの方!!!

モロッコ出身タハリールさん。
御年77歳。はい、間違いなく出会った中で最年長バックパッカーです。
なんと、今回が世界3周目だという彼。耳が若干遠いようですがそれ以外は77歳にはとても見えないパワフル爺さんです。
私とは逆方向に、中央アジアの国を巡り、中国に入って来た。これから北京や香港などに向かうそうだ。
私はあらかじめVPNのアプリをダウンロードしていたため、wi-fiによっては日本のサイトも問題なく見ることができて、それによってある程度情報収取が可能だった。
だけど爺さんは、全くもってネットが繋がらないらしい。。。そんなわけで、私と一緒に回りたいとの事。
うーーーむ。若干困ったのも事実だが、、、翌日一緒にウルムチの街を歩くことに。
ウルムチ。
中国新疆ウイグル自治区の自治区首府。
元々中華民国新疆省として自治を許されていた地域。
テュルク系イスラム教徒が多く住み1940年代には東トルキスタン共和国として独自政権を立ち上げたこともあったが、
1955年に共産党支配化の中国に統一されてしまったエリア。
中国の大部分を占める漢民族とは異なった顔つきのテュルク人が多く住んでいて、彼らの宗教はイスラム教。
彼らはウイグル語を話し、筆記も漢字を使わない。

タハリール爺さんがいうには、彼らの文字はアラビア文字。だけど、アラビア語が母国語のタハリール爺さんにも内容を理解することはできないのだとか。
ローカルの人が挨拶しているのがきこえる。その言葉は”アッサラーム アライクム”。
だけど、街並みはこれまでに旅して来た北京や西安、廈門なんかとおんなじ。
普通の大都会。整備されてはいるんだけど、いまいち手が行き届いてないんだよね。
どこに行ってもあんましきれいじゃないんだよね。いたるところにゴミ箱あるのにそのゴミ箱が恐ろしく汚くて悪臭を放ってる。中国の残念なところ。

時折、ちょっと顔つきが違うなーって思うウイグル人、あるいはテュルク人って感じの人を見かけるけど、
ほとんど漢民族。ザ・中国人って顔つきの人がほとんど。

特に町中に溢れんばかりいる公安(警察)の人は100パーセント人民顔。
なんか違和感感じるんだよね。。。
その違和感はどんどん大きくなっていく。
さてさて年齢差46歳、国と宗教を超えたタハリール爺さんとのウルムチ巡りはどうなることやら、、、。

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日本にいてもばたばた忙しなく動いていた。旅が終わってからのこと、ちょっとだけ見えて来た気がした。
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いよいよ再出発。
まず最初の行き先は、中国・ウルムチ。
本当は西安か成都あたりに降り立って大好きな中華料理をたのしんでから電車かなんかでウルムチに向かおうと思っていたのですが、ビザの取得が自分で予定していたより1週間余分にかかってしまった。
ということで、出発した時点で当初の予定より1週間遅れ。
この遅れを取り戻すべく、目的地の新疆ウイグル自治区・ウルムチまで飛んでしまうことにした。
新千歳から1回のトランジットで15000円という安いチケットを見つけた。
天津空港で空港泊。
みなさん、旅人がよくやってる空港泊ってどういうものか想像できますか?

こういうことです。
一応コロコロはワイヤーチェーンでベンチに縛り付けてあります。
ベンチがお節介にも肘置き付きだったりするともう最悪ね、横になれないし、、、。そういう時は床です。
見渡すと周囲に仲間がいたりします。

夜中の12時に着いて、朝の4時くらいから空港が稼働し始めて騒がしくなっちゃってほどんど眠れなかった。
焦ったのが、空港で元を下ろそうとした時。空港中のATM5個くらい試したものの、どれもエラーになってお金が出てこない!!((((;゚Д゚)))))))全部一応VISAカード使えるって表示してある。
実は帰国中に時期が弱くなって来ていたキャッシュカードを再発行してもらっていた。
新しいカードが日本では問題なく使えていた。
でもでも、、、もしかして海外で使うにはなんか手続き必要だったりするのかなー。。。
調べようとネットに繋ぐんだけどね、例の情報規制のせいで日本のサイトに繋がりにくい。
そんでもってイライラするくらい速度が遅い、、、。
いやー、どうしよう。キャッシュカードが使用不能とか、パスポート失くしたのと同じレベルで死活問題です。
とりあえず、1ヶ月くらい乗り切る現金はある。クレジットカードのキャッシング枠も1ヶ月に10万円くらいに設定していたはず。
ネット規制のないキルギスまではこのカードがなくても生きていけそう。
ネットさえつながればオンラインでなんとでもできると思った。
って思っていたら、もう一つATM見つけた。
しかも欧米人が使っている!!これはもしや!!!っておもって外人さんに下ろせたか聞いてみたら、、、
”問題なくおろせたよ!!”と。
早速試してみると、、、やったーー!!お金出て来たー!!!ヽ(´∀`)ノ
どうやら大手銀行のATMしかVISA使えなみたい。、、、だったら表示しとくなよ、、、。
とりあえずCHINA BANKのATMが使えるとわかったので一安心。これからはCHINA BANKのATMを探せばいい。
そんなわけで、3時間くらいヒヤヒヤしながら過ごしました。
天津から4時間ほどでウルムチに到着。
予約していた宿に向かう。バスの運転手さんに近くに着いたら教えてってそれとなく伝える。
英語は全く通じない。懐かしき、何を言っても”メイヨー”(いいえ、とか、無いとかいう時に使う中国語)が帰ってくる世界。
わーい、中国だー!!!
私、小金持ちの国外にいる人民様はあまり好きじゃないけどね、中国国内にいる一般的な中国人は大好き。
とにかく優しい!!ご飯も安くてハズレがない。
中国での宿はいつもユースホステル。
中国には外国人が泊まれる宿とそうじゃない宿がある。
日本人は見た目が中国人ぽいっから本当はいけないんだけど、中国人のふりして泊めてくれるローカル向けの安宿に泊まる人もいるみたいだけど。
安くて、外国人が泊まれる宿はユースホステルが一番確実。
と言っても泊まっているのはほとんどが中国人だけどね。国内バックパッカーて感じの若い旅人たち。
2週間かけて新疆ウイグルを回ってるとか、2ヶ月かけて母国中国を回っているとか、そんな中国人旅人が多い。
声でかいし、ヘッドホンしないで動画見てたりとか、夜中にベッドでカップ麺食べてたりと、マナーはそこそこわるいけどね、これ中国じゃ普通なのかも。
そんな中で出会った、唯一中国人じゃない旅人。。。。
記念すべき再出発第一弾の旅友はこの方!!!

モロッコ出身タハリールさん。
御年77歳。はい、間違いなく出会った中で最年長バックパッカーです。
なんと、今回が世界3周目だという彼。耳が若干遠いようですがそれ以外は77歳にはとても見えないパワフル爺さんです。
私とは逆方向に、中央アジアの国を巡り、中国に入って来た。これから北京や香港などに向かうそうだ。
私はあらかじめVPNのアプリをダウンロードしていたため、wi-fiによっては日本のサイトも問題なく見ることができて、それによってある程度情報収取が可能だった。
だけど爺さんは、全くもってネットが繋がらないらしい。。。そんなわけで、私と一緒に回りたいとの事。
うーーーむ。若干困ったのも事実だが、、、翌日一緒にウルムチの街を歩くことに。
ウルムチ。
中国新疆ウイグル自治区の自治区首府。
元々中華民国新疆省として自治を許されていた地域。
テュルク系イスラム教徒が多く住み1940年代には東トルキスタン共和国として独自政権を立ち上げたこともあったが、
1955年に共産党支配化の中国に統一されてしまったエリア。
中国の大部分を占める漢民族とは異なった顔つきのテュルク人が多く住んでいて、彼らの宗教はイスラム教。
彼らはウイグル語を話し、筆記も漢字を使わない。

タハリール爺さんがいうには、彼らの文字はアラビア文字。だけど、アラビア語が母国語のタハリール爺さんにも内容を理解することはできないのだとか。
ローカルの人が挨拶しているのがきこえる。その言葉は”アッサラーム アライクム”。
だけど、街並みはこれまでに旅して来た北京や西安、廈門なんかとおんなじ。
普通の大都会。整備されてはいるんだけど、いまいち手が行き届いてないんだよね。
どこに行ってもあんましきれいじゃないんだよね。いたるところにゴミ箱あるのにそのゴミ箱が恐ろしく汚くて悪臭を放ってる。中国の残念なところ。

時折、ちょっと顔つきが違うなーって思うウイグル人、あるいはテュルク人って感じの人を見かけるけど、
ほとんど漢民族。ザ・中国人って顔つきの人がほとんど。

特に町中に溢れんばかりいる公安(警察)の人は100パーセント人民顔。
なんか違和感感じるんだよね。。。
その違和感はどんどん大きくなっていく。
さてさて年齢差46歳、国と宗教を超えたタハリール爺さんとのウルムチ巡りはどうなることやら、、、。

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