<59カ国目;ワーホリAUS>チカの家族が”No"を言わない理由がわかる
- 2017/01/23
- 19:33
こんばんは。
シドニー大学に行ってきました!!

オーストラリアで一番古い大学。
一応今はホリデー中なので学生ではなく観光客(主に中国人)でいっぱいでした。
構内は一般にも開放されていてカフェなんかもあったりベンチでゆったりまったりできたりととっても長閑な雰囲気です。

無料の博物館もありました。
エジプトのミイラやローマ時代の彫刻など、無料とは思えない展示でした。

こんなの大学の構内に堂々と貼っていていいのか??
ここ、シドニー大学はいま、シドニーでも指折りの観光スポットです。
っていうのも、映画のハリーポッターの撮影に使われたとか、使われてないとか、、、。

どうやらこの場所が、ハリーたちがクイディッチの試合をしていた場所、、、に似ていると。
私、本も映画も全部見たけどね、覚えとらん!!
大学内で道に迷った時に道案内してくれたおじさんも言ってたけど、映画のシーンに似ているだけで、撮影はしてないみたい。
っていうのも、このシドニー大学はイギリスのオックスフォード大学を模して作られたようで、映画の撮影はイギリスの本家大元でされたから、この大学にも似たような場所があるってことみたい。

まぁ、偽物でも本物でも手入れの行き届いた中にはとっても美しくて趣があります。
ホグワーツ魔法学校に迷い込んだ気分を味わえます。

外国のキャンパスライフとか本当に憧れるなー。残念ながら私の母校、おしゃれキャンパスとかなかったもん。
別に日本でもいいんだけどね、私いつかもう1回学生やるのが夢なんだよねー。語学学校とかじゃなくてちゃんと学位取るようなやつ。おばあちゃんになってからでもいいんだけど。

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↑クリックで応援よろしくお願いします。
オーストラリアワーホリカテゴリー現在2位、、、。最後1位で終わりたいなぁ、、、なんてね。
みなさんよろしくお願いします。ちなみに現在1位のジャイさんのブログも面白いです。
先日、シェアハウスのオーナー、スーザンに出発する日にちと具体的な時間を伝えました。
実は、私のあとに入る人がもう決まっていて、私が出るのを安宿でここ3週間くらい待っている状態です。
同棲中だったパートナーと破局して、住む場所がなくなってしまって見学もせずにこの部屋を申し込んで入金してきたらしい。、、、このシェアハウス、みんな破局エピソード抱えてるな。
そのあと挨拶に来た時私もあったけど、気さくそうなオーストラリア人。
このシェアハウスにも新しい時間が流れていくんだな。
私は朝9時半の飛行機で出発する。
どうにか仕事前に送っていけないか考えてくれているスーザン。だけど通勤ラッシュの時間帯。なかなか難しそう。
家の前から空港行きのバスが出ているし、その距離わずか20分。”自分で行けるよ!!”
というと、いきなりハグをされた。
それからしばらく離れないスーザン、、、。
泣いている。そんなスーザンをみて私も涙が止まらなくなる。
『あなたがここに来てくれてよかったわ。時間が経つのはあっという間ね。
私はここからあなたの幸せと安全を祈っているわ。
子供達にとってもたくさん勉強になったと思う。』
2人で泣きながら色々話した。
アダムは、私のギターで遊んでいるうちにギターに興味を持ち始めたようでスーザンに自分も習いたいと、ギター教室のチラシをスーザンのところに持ってきたらしい。
子供って吸収早いね。てか、アダムがかなり賢いっていうのもあるけど、適当に遊んでるだけなのに、
”ちか、この音とこの音は同じだよ。なんで??”とか、私は教わらなきゃ気付きもしなかったことを遊びながら発見していく。
『giving is not always receiving』
ギブアンドテイク、日本でもよく聞く言葉だけど、必ずしもそうじゃ無いってスーザンは言った。
『人は見返りを求めて人に優しくするわけじゃ無いけど、何かを与えられた人はやっぱり恩を感じたり、感謝を表現しないといけないと思う。
あなたが注いだ愛情や信頼をよそに、去っていた人を追う必要は無い。
その人は今まであなたから注がれてきた愛情や優しさを失う。
だけど、あなたが失うものなんて何一つ無い。むしろ心の安らぎを得られるのよ。
前を見て人の心に誠実に生きていたら、ピンチの時だって、お金が無い時だってきっと誰かが手を差し伸べてくれる。
そういう時に今まであなたが人にしてきた親切が返ってくるから。』
スーザンの言葉はいつもスルッと私の心に入ってくる。
私、神様の言葉とか、年功序列ってだけで押し付けられるお説教とか苦手なんだけど、
彼女の言葉はいつも思い返すと涙が流れる。綺麗な言葉は心の栄養。
キリストの言葉を聞いた使徒たちってこんな気持ちだったのかな。
『あなたのやっていること(旅)はとっても素晴らしいことだと思う。
正しい選択をしていると思う。私だって今からでもできるならやりたい。
だけど、私には今子供がいて、その子達が一番大切。何か選択を迫られた時、取る選択肢は子供達に一番ベストだと思われるもの。
私にも子供がいるから、あなたの家族が今、どういう気持ちであなたを見守っているかもわかる。
だけど、あなたの取る選択肢に"NO"を言わない理由もわかる。
今は、やりたいように世界を見てきたらいいと思う。
だけど同時に、私はあなたに早く素敵な人が見つかればいいと思ってる。
あなたは責任感も強いし頑張りすぎる時がある。
でも、それを止めることができるのは、もう家族じゃないのよ。
家族はもうあなたのパッションを止めるのには十分じゃないのよ。
もはやあなたを止められるのは、あなたのことを心のそこから愛してくれる特別な人だけ。』
そんなことを2人で泣きながら話した。
私、本当にこのシェアハウスに来てよかったな。シェアハウスというか、ほどんどスーザンの家にホームステイしているようなもんだけど。
仕事を見つけるより先に家を決めてしまったから通勤も1時間かかるし、交通費考えたらもうちょっとシドニー寄りで探したほうがお得だったかもしれない。
だけどここでそれ以上のもの得た。
旅にする100のリストの一つだったギターも、この家に来て近くに教室があるからできた。
ギターの先生がくれた絵、スーザンの流した涙。
それだけで、私は報われた。
それだけで、シドニーに来た価値があった。
それだけで、私がシドニーに存在した証拠になった。
寂しいけど、私はまた一回り成長してこの町を出発できると思った。
また帰ってきたい場所が1つ増えた。
もうすぐお別れシドニー。

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シドニー大学に行ってきました!!

オーストラリアで一番古い大学。
一応今はホリデー中なので学生ではなく観光客(主に中国人)でいっぱいでした。
構内は一般にも開放されていてカフェなんかもあったりベンチでゆったりまったりできたりととっても長閑な雰囲気です。

無料の博物館もありました。
エジプトのミイラやローマ時代の彫刻など、無料とは思えない展示でした。

こんなの大学の構内に堂々と貼っていていいのか??
ここ、シドニー大学はいま、シドニーでも指折りの観光スポットです。
っていうのも、映画のハリーポッターの撮影に使われたとか、使われてないとか、、、。

どうやらこの場所が、ハリーたちがクイディッチの試合をしていた場所、、、に似ていると。
私、本も映画も全部見たけどね、覚えとらん!!
大学内で道に迷った時に道案内してくれたおじさんも言ってたけど、映画のシーンに似ているだけで、撮影はしてないみたい。
っていうのも、このシドニー大学はイギリスのオックスフォード大学を模して作られたようで、映画の撮影はイギリスの本家大元でされたから、この大学にも似たような場所があるってことみたい。

まぁ、偽物でも本物でも手入れの行き届いた中にはとっても美しくて趣があります。
ホグワーツ魔法学校に迷い込んだ気分を味わえます。

外国のキャンパスライフとか本当に憧れるなー。残念ながら私の母校、おしゃれキャンパスとかなかったもん。
別に日本でもいいんだけどね、私いつかもう1回学生やるのが夢なんだよねー。語学学校とかじゃなくてちゃんと学位取るようなやつ。おばあちゃんになってからでもいいんだけど。

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みなさんよろしくお願いします。ちなみに現在1位のジャイさんのブログも面白いです。
先日、シェアハウスのオーナー、スーザンに出発する日にちと具体的な時間を伝えました。
実は、私のあとに入る人がもう決まっていて、私が出るのを安宿でここ3週間くらい待っている状態です。
同棲中だったパートナーと破局して、住む場所がなくなってしまって見学もせずにこの部屋を申し込んで入金してきたらしい。、、、このシェアハウス、みんな破局エピソード抱えてるな。
そのあと挨拶に来た時私もあったけど、気さくそうなオーストラリア人。
このシェアハウスにも新しい時間が流れていくんだな。
私は朝9時半の飛行機で出発する。
どうにか仕事前に送っていけないか考えてくれているスーザン。だけど通勤ラッシュの時間帯。なかなか難しそう。
家の前から空港行きのバスが出ているし、その距離わずか20分。”自分で行けるよ!!”
というと、いきなりハグをされた。
それからしばらく離れないスーザン、、、。
泣いている。そんなスーザンをみて私も涙が止まらなくなる。
『あなたがここに来てくれてよかったわ。時間が経つのはあっという間ね。
私はここからあなたの幸せと安全を祈っているわ。
子供達にとってもたくさん勉強になったと思う。』
2人で泣きながら色々話した。
アダムは、私のギターで遊んでいるうちにギターに興味を持ち始めたようでスーザンに自分も習いたいと、ギター教室のチラシをスーザンのところに持ってきたらしい。
子供って吸収早いね。てか、アダムがかなり賢いっていうのもあるけど、適当に遊んでるだけなのに、
”ちか、この音とこの音は同じだよ。なんで??”とか、私は教わらなきゃ気付きもしなかったことを遊びながら発見していく。
『giving is not always receiving』
ギブアンドテイク、日本でもよく聞く言葉だけど、必ずしもそうじゃ無いってスーザンは言った。
『人は見返りを求めて人に優しくするわけじゃ無いけど、何かを与えられた人はやっぱり恩を感じたり、感謝を表現しないといけないと思う。
あなたが注いだ愛情や信頼をよそに、去っていた人を追う必要は無い。
その人は今まであなたから注がれてきた愛情や優しさを失う。
だけど、あなたが失うものなんて何一つ無い。むしろ心の安らぎを得られるのよ。
前を見て人の心に誠実に生きていたら、ピンチの時だって、お金が無い時だってきっと誰かが手を差し伸べてくれる。
そういう時に今まであなたが人にしてきた親切が返ってくるから。』
スーザンの言葉はいつもスルッと私の心に入ってくる。
私、神様の言葉とか、年功序列ってだけで押し付けられるお説教とか苦手なんだけど、
彼女の言葉はいつも思い返すと涙が流れる。綺麗な言葉は心の栄養。
キリストの言葉を聞いた使徒たちってこんな気持ちだったのかな。
『あなたのやっていること(旅)はとっても素晴らしいことだと思う。
正しい選択をしていると思う。私だって今からでもできるならやりたい。
だけど、私には今子供がいて、その子達が一番大切。何か選択を迫られた時、取る選択肢は子供達に一番ベストだと思われるもの。
私にも子供がいるから、あなたの家族が今、どういう気持ちであなたを見守っているかもわかる。
だけど、あなたの取る選択肢に"NO"を言わない理由もわかる。
今は、やりたいように世界を見てきたらいいと思う。
だけど同時に、私はあなたに早く素敵な人が見つかればいいと思ってる。
あなたは責任感も強いし頑張りすぎる時がある。
でも、それを止めることができるのは、もう家族じゃないのよ。
家族はもうあなたのパッションを止めるのには十分じゃないのよ。
もはやあなたを止められるのは、あなたのことを心のそこから愛してくれる特別な人だけ。』
そんなことを2人で泣きながら話した。
私、本当にこのシェアハウスに来てよかったな。シェアハウスというか、ほどんどスーザンの家にホームステイしているようなもんだけど。
仕事を見つけるより先に家を決めてしまったから通勤も1時間かかるし、交通費考えたらもうちょっとシドニー寄りで探したほうがお得だったかもしれない。
だけどここでそれ以上のもの得た。
旅にする100のリストの一つだったギターも、この家に来て近くに教室があるからできた。
ギターの先生がくれた絵、スーザンの流した涙。
それだけで、私は報われた。
それだけで、シドニーに来た価値があった。
それだけで、私がシドニーに存在した証拠になった。
寂しいけど、私はまた一回り成長してこの町を出発できると思った。
また帰ってきたい場所が1つ増えた。
もうすぐお別れシドニー。

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