<59カ国目;ワーホリAUS>心折れる、、、レジュメ配りpart 2 そして救世主現る!!
- 2016/11/20
- 20:15
クリスマスですね、シェアハウスのお隣さんの玄関にもクリスマスリースがかかっていました。

真夏のクリスマス、、、とりあえずクリスマスデコレーションがしっくりこない。
クリスマスソングもなんかやっぱり違和感、、、。
寒くないから、くっつく恋人もいらないね!!笑

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右手を手術したばかりでまだ痛みと腫れが引かない。
こんな状態でイタリアンレストランのランナーの仕事は不可能。
休みをもらいたいと思っていたら、クビになった、、、。というお話の続き。
しょんぼりしてお家に帰ると家主のスーザンが慰めてくれた。
”これで良かったのよ。こんな手じゃ働けないじゃない。
あの仕事はあなたにはキツすぎるのよ。頑張ってたのは知っているけど、疲れ切っていたじゃない。あなたに向いてる仕事をまたゆっくり探したらいいじゃない。そういう時間も人生には必要なのよ。”
せっかく泊まった涙がまた溢れてくる。
、、、歳は10個しか離れてないけど、、、あなたは、私のシドニーのお母さんです。
この日も子供の分と一緒にご飯作ってくれた。なんかやつれてきたって。
さて翌日から再び職探し。レジュメ配り、、、
正直億劫だ。ほんと自分、全否定されている気分になる。
実は1回目に配った時、もう2箇所からインタビューの連絡が入っていた。
だけど、その時はすでにイタリアンの仕事をゲットしていたのでインタビューお断りのメールを送った。
そこにももう一度連絡してみた。返事こなかったけどね。
そしてレジュメも作り直した。
カフェ用、旅行会社用、ホテル用、医療系用、日系企業用の日本語版、ジャパレス用の日本語版、、、今回は職種別にいくつか違うものを用意した。

こんなにいっぱいね、、、。
そして配る場所も自分の家の近くを中心にした。シドニーのセントラルまで1時間かかる。そして私が狙っているバリスタの仕事って朝が早い。
通勤にかかる時間やお金を節約したい。
だけどね、小さな町だからカフェだって少ない。本当に手当たり次第に配った。
一番近いショッピングモールないのお店にも配りまくった。
スーザンも、知人に当たってくれていた。だけどやっぱり経験がないと難しいって。
仕事がないことがすごく不安だった。つなぎの間だけでもって思って、自分の中ではご法度にしていたジャパレスのインタビューも受けてみた。
ここで自分が失った仕事がいかに好待遇だったか思い知らされる。
私が働いていたイタリアンレストランは時給20ドル。
私はランナーという下っ端ポジションだったけど、テーブルを任されたらそこのチップは自分のものになるって言われていた。だけどランナーの私にも毎週チップが支払われた。週だいたい250ドル(20000円)。(テーブル持ちになったら一体いくらもらえたんだろう、、、。)
シフトも週5日間、1日平均7.5時間くらい入っていたから、週の収入は1000ドル(81500円)近くあった。(オーストラリアは家賃や給料など全て週払いです!)
そこから、大きな出費が200ドルの家賃とオーストラリア来てて始めた習い事、60ドルくらい。
貯金もできるし、節約はしてたけど結構余裕のある生活をしていた。
これが普通だと思っていた。
とあるジャパレスの面接で知らされた衝撃の事実、、、時給12ドル(980円)!!
だけどこれ、ジャパレスにしては好待遇らしい。ひどいところは10ドルとかもあるらしい。
そして実働時間1日6時間とか、、、。チップもないし、単純計算で週に360ドルにしかならない。私、家賃200ドルね、、、、通勤手当も出ないから、、、暮らしていけないやん!!!!
てか、みんなどうやって暮らしてるんだろう、、、。
オーストラリア・シドニーの最低賃金は約17.5ドルです。だから12ドルなんて本当は違法です。
違法だから給料は手渡しです。銀行振込にしたらバレちゃうもんね。
(、、、私のイタリアンも手渡しだったけど、ちゃんとしてたよ。)
そしてちゃんとした労働基準に則った企業の場合、税金は引かれるけど、ワーホリメーカーですら収入の9.5パーセントの年金を積み立ててもらえます。
これらは一定の条件を満たしたら帰国時に引き出すことができます。
ジャパレスはもちろん、そういうのも一切ない。だからオーストラリアワーホリでよく話題になるタックスリファウンドとかも一切関係ない。
だけど、このころの私のように、生活がかかっていたり、英語ができなくて仕事がなかなか見つけられずにいたら、こういうところで働かざるを得ないんだよね。。。
めっちゃブラックや!!!
他にちゃんとした仕事を見つけられたので、私はこのジャパレスは辞退しました。
(朝5時から勤務っていうのも私にはちょっと荷が重すぎた。)
そんなことをしながらどっかから連絡来ないかな〜〜なんて待っていたけど、
まったくこねぇ!!!(T▽T;)
気晴らしに友達が働いてるカフェに出かける。
私にも友達ができたんだよ!!その名もオージーくん!(インドネシア人)
彼がシドニーで一番最初にできた友達かな。
最初の職探しの時からいろいろアドバイスをくれた。
私がバリスタをやってみたいことも知っている。
そして、失職したことを話すと、カフェのオーナーさんに掛け合ってくれたみたい。だけど今は人が足りでいるようだった。
その日の夜、メールが届いた。なんと、自分が前にいたお店を紹介してしてくれるというのだ。
ただ、、、従業員の人柄や就業環境など、決して良い職場ではないから!みたいなことは最初に言われた。スタイリッシュな格好で来てね、化粧もしてきて!!そんなアドバイスもあった。
オージーくんは貴重な休みの日に、私をそのお店に連れて行ってくれた。
セントラルから電車で40分くらいかかる郊外の町。、、、これ、私の自宅からなら2時間見なきゃだめだな。
なぜオージーくんがそこまでしてくれたのか。
彼自身、インドネシアからやってきて職探しですごく苦労をしてきたから。
彼もレジュメ配りをしたけど、結局一つも実を結ばなかったらしい。
彼が仕事を手に入れられたのは、オージーくんが私にしてくれたように、友達に紹介してもらったから。
彼は最初、時給5ドルで働いていたらしい。アジア人差別ってやっぱりあるらしい。
”自分も同じようなことをして仕事を手にしたから。
でも、今日行ってみて気が向かなかったら断って良いよ。僕、全然気にしないから。”
オージーくんはそう言ってくれた。
紹介してくれたお店は小さいけどかわいかった。私が働いてみたいようなカフェだった。
オージーくん効果かなぁ???すぐにトライアルをしてくれると言ってもらえた。
ただ、朝6時に開店する。、、、となるとその前から開店準備があって、通勤に2時間掛かって、、、って考えるとほぼ不可能だった。
働いてみたいなーって思えたカフェだったからすごく悩んだけど、、、やっぱりスーザンの家に住み続けたい。
オージーくんに申し訳なかったけど、これも辞退させてもらった。
うまくいかないね、なかなか。
でも、私はオージーくんの優しさが嬉しかった。彼は仕事を2つ掛け持ちして学校にも通っている。だから、本当に貴重な休日を私のために費やしてくれた。
本当にありがとう。
おいら、もうちょっと頑張る!!
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