<45カ国目;エチオピア>超感動!!小さな村のKARATE KIDSたち
- 2016/05/27
- 16:05
現在、ケニア・ナイロビ。
ケニアといえばサファリですが、サファリはタンザニアで行く予定です。
沈没しているわけじゃないよ、今日はちゃんとテントを買いに行ったんだから!!

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久しぶりに50番以内に戻れた!!
ダナキルツアーを終えて、メケレの町からラリベラへ移動。
あのミニバスを3度乗り換えなければならない。もちろんその度にエチオピア人とバトルを繰り広げなければならない。
本当にそれがストレスだった。。。。
3本目のバスの運転手さんは本当に紳士だった。
初めてトラブらずに目的地、しかも自分たちが泊まるホテルの目の前まで送り届けてくれた。
悪い人ばかりじゃない、エチオピア人。イライラすることの方が多いのは否めないけど。
ラリベラで民族衣裳やさん発見!!早速お借りする。着たまま外に出て写真撮っていいって言ってくれた。


着付けてもらって嬉しかったから、気持ちばかりのチップを渡そうとした。
でもおばちゃんは頑なに受け取らない。
”私、ハッピーな気持ちになれたから、お礼の気持ちだよ。”
そう言っても受け取らなかった。
ふたこと目には”ブル!”と言われ続けてきたエチオピア。何度も言うけど、みんながみんな悪い人では決してない。
ラリベラに来た理由。それは岩窟教会群を見るため。
12-13世紀頃、ラリベラ王がこの地を第2のエルサレムにするようにと命令。
1つの岩をくり抜いてできた教会がいくつも築かれた。

こちら世界遺産。雨水での新色を防ぐため、屋根が付いています。ちょっぴり残念な景観。
エチオピア正教の聖地だから信者は入場無料。外国人はなんと50ドル!
エチオピアはなんでも外国人価格!!

岩を掘り下げてくり抜いて作られている。当時どのような技術で建設されたのか、いまだに分かっていないのだとか。
窓の外にも岩があるから日光が入ってこない。日中でもじめっとカビ臭くて、虫君たちのパラダイス。
中は思ったより狭く、装飾も最低限。


一番有名なゲオルゲ教会。思ったより小さかったけど、歩いていると地面に急に十字架が現れる。


下に降りて見ると結構な迫力。周りを囲んでいる岩にはところどころ穴が空いていて、ミイラが安置されていた。
この日はサタデーマーケットが開催されていた。近隣の町からたくさんの人がやってくる。

ロバや牛、馬の家畜から野菜果物、靴、民族衣装、文房具。たくさんのものが埃をかぶってならんでいる。


何もせずにただ座っている人たち。難民キャンプってこんな感じなのかな?そんな事を思わせる光景。
マーケットを歩いていると外国人が珍しいのかずーっと後を付いてくる。大人も子供も。
カバンのチャックを開けてくるガキンチョが居るからカバンはしっかり守らないと。
シンくんは手品が得意。この手品がローカルとの距離をどっと縮めてれる。

大人も子供の目をまん丸くして見ている。リアクションが日本人の比にならないくらい大げさで面白い。
ここで感動の出会いが。。。。街中を歩いていると、声をかけてくれた少年ががいた。たぶん10歳くらい。
なんと、空手を習っているという。空手家のシンくんと意気投合していたが、私たちは教会に行くのであまり長くお話しすることはできずバイバイした。
教会巡りを終えて、ホテルに帰ると、なんと先ほどの少年がやって来た。泊まっているホテルなどは教えていない。
小さな町だからホテルは数少ないけど、彼はシンくんを探しに来たのだ。
”今日5時から練習があるから見に来て欲しい。”拙い英語でそう言っている。
シンくんは、世界各地で空手道場を見て回りながら旅をしている。
もちろん道着も持参。

日本の空手家が来た!!もう町中大騒ぎ!!待ち合わせ場所に行こうと歩いていると人だかりができる。
子供達が連れて行ってくれた練習場所は青空道場。ふつうに外!時折、鶏が練習の邪魔をします。

ギャラリーの数も半端ない。途中から入場制限が行われていた!笑
約束の時間になっても先生が来ない。。。先生が来るまでの間だけ、そんなつもりでシンくんが稽古を始めた。

先生いつまだたっても来ない~!!

子供達も、シンくんも真剣。
道着は薄くてお尻が思いっきり破れている子もいる。帯も手作りのようでただの布紐のハチマキのよう。
でもそんなの気にしない。イチ、ニー!イチ、ニー!日本語の掛け声が響きわたる。
、、、ついに日が暮れて稽古終了。先生来なかった。。。。
後になってわかったのだか、この日は練習日ではなかったのだ。先生は来るわけがない。
彼らは日本から空手家が来たからと自主的に集まり、どうにか練習場を確保して、シンくんを探しに来たのだ。
(普段はちゃんと室内で練習してるらしい。)
うちらは勝手に、普段の練習を見に来て欲しいのだと思っていた。
これには本当に感動した。
アフリカの山奥の小さな町に空手道場があること。そして熱心に取り組む子供達。
海外からすごい先生がやってきたところで、日本の子供達はここまでするだろうか、、、。
彼らの真剣な眼差し、そしてそれをしっかりと受け止めるシンくん。
本当に感動した。シンくん、いつも寝てるけど、本気出したらめっちゃかっこよかった!
ここまでのエチオピアでの嫌な思いが全て吹きとんだ。
練習終わった後も大行列が私たちをホテルまで見送ってくれた。
そしてしばらくすると、なんと、子供達の先生も話を聞きつけて、ホテルにシンくんを訪ねてきてた。
”自分も色々教えて欲しい、明日も稽古があるから来て欲しい。”
私たちは翌日出発するので残念ながら叶わなかったけど、先生もとても素敵な人だった。
過酷な道のりを超えてやってきたラリベラの町。世界遺産の教会なんかよりももっともっと素敵な光景を目の当たりにしたのでした。

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沈没しているわけじゃないよ、今日はちゃんとテントを買いに行ったんだから!!

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久しぶりに50番以内に戻れた!!
ダナキルツアーを終えて、メケレの町からラリベラへ移動。
あのミニバスを3度乗り換えなければならない。もちろんその度にエチオピア人とバトルを繰り広げなければならない。
本当にそれがストレスだった。。。。
3本目のバスの運転手さんは本当に紳士だった。
初めてトラブらずに目的地、しかも自分たちが泊まるホテルの目の前まで送り届けてくれた。
悪い人ばかりじゃない、エチオピア人。イライラすることの方が多いのは否めないけど。
ラリベラで民族衣裳やさん発見!!早速お借りする。着たまま外に出て写真撮っていいって言ってくれた。


着付けてもらって嬉しかったから、気持ちばかりのチップを渡そうとした。
でもおばちゃんは頑なに受け取らない。
”私、ハッピーな気持ちになれたから、お礼の気持ちだよ。”
そう言っても受け取らなかった。
ふたこと目には”ブル!”と言われ続けてきたエチオピア。何度も言うけど、みんながみんな悪い人では決してない。
ラリベラに来た理由。それは岩窟教会群を見るため。
12-13世紀頃、ラリベラ王がこの地を第2のエルサレムにするようにと命令。
1つの岩をくり抜いてできた教会がいくつも築かれた。

こちら世界遺産。雨水での新色を防ぐため、屋根が付いています。ちょっぴり残念な景観。
エチオピア正教の聖地だから信者は入場無料。外国人はなんと50ドル!
エチオピアはなんでも外国人価格!!

岩を掘り下げてくり抜いて作られている。当時どのような技術で建設されたのか、いまだに分かっていないのだとか。
窓の外にも岩があるから日光が入ってこない。日中でもじめっとカビ臭くて、虫君たちのパラダイス。
中は思ったより狭く、装飾も最低限。


一番有名なゲオルゲ教会。思ったより小さかったけど、歩いていると地面に急に十字架が現れる。


下に降りて見ると結構な迫力。周りを囲んでいる岩にはところどころ穴が空いていて、ミイラが安置されていた。
この日はサタデーマーケットが開催されていた。近隣の町からたくさんの人がやってくる。

ロバや牛、馬の家畜から野菜果物、靴、民族衣装、文房具。たくさんのものが埃をかぶってならんでいる。


何もせずにただ座っている人たち。難民キャンプってこんな感じなのかな?そんな事を思わせる光景。
マーケットを歩いていると外国人が珍しいのかずーっと後を付いてくる。大人も子供も。
カバンのチャックを開けてくるガキンチョが居るからカバンはしっかり守らないと。
シンくんは手品が得意。この手品がローカルとの距離をどっと縮めてれる。

大人も子供の目をまん丸くして見ている。リアクションが日本人の比にならないくらい大げさで面白い。
ここで感動の出会いが。。。。街中を歩いていると、声をかけてくれた少年ががいた。たぶん10歳くらい。
なんと、空手を習っているという。空手家のシンくんと意気投合していたが、私たちは教会に行くのであまり長くお話しすることはできずバイバイした。
教会巡りを終えて、ホテルに帰ると、なんと先ほどの少年がやって来た。泊まっているホテルなどは教えていない。
小さな町だからホテルは数少ないけど、彼はシンくんを探しに来たのだ。
”今日5時から練習があるから見に来て欲しい。”拙い英語でそう言っている。
シンくんは、世界各地で空手道場を見て回りながら旅をしている。
もちろん道着も持参。

日本の空手家が来た!!もう町中大騒ぎ!!待ち合わせ場所に行こうと歩いていると人だかりができる。
子供達が連れて行ってくれた練習場所は青空道場。ふつうに外!時折、鶏が練習の邪魔をします。

ギャラリーの数も半端ない。途中から入場制限が行われていた!笑
約束の時間になっても先生が来ない。。。先生が来るまでの間だけ、そんなつもりでシンくんが稽古を始めた。

先生いつまだたっても来ない~!!

子供達も、シンくんも真剣。
道着は薄くてお尻が思いっきり破れている子もいる。帯も手作りのようでただの布紐のハチマキのよう。
でもそんなの気にしない。イチ、ニー!イチ、ニー!日本語の掛け声が響きわたる。
、、、ついに日が暮れて稽古終了。先生来なかった。。。。
後になってわかったのだか、この日は練習日ではなかったのだ。先生は来るわけがない。
彼らは日本から空手家が来たからと自主的に集まり、どうにか練習場を確保して、シンくんを探しに来たのだ。
(普段はちゃんと室内で練習してるらしい。)
うちらは勝手に、普段の練習を見に来て欲しいのだと思っていた。
これには本当に感動した。
アフリカの山奥の小さな町に空手道場があること。そして熱心に取り組む子供達。
海外からすごい先生がやってきたところで、日本の子供達はここまでするだろうか、、、。
彼らの真剣な眼差し、そしてそれをしっかりと受け止めるシンくん。
本当に感動した。シンくん、いつも寝てるけど、本気出したらめっちゃかっこよかった!
ここまでのエチオピアでの嫌な思いが全て吹きとんだ。
練習終わった後も大行列が私たちをホテルまで見送ってくれた。
そしてしばらくすると、なんと、子供達の先生も話を聞きつけて、ホテルにシンくんを訪ねてきてた。
”自分も色々教えて欲しい、明日も稽古があるから来て欲しい。”
私たちは翌日出発するので残念ながら叶わなかったけど、先生もとても素敵な人だった。
過酷な道のりを超えてやってきたラリベラの町。世界遺産の教会なんかよりももっともっと素敵な光景を目の当たりにしたのでした。

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