<44カ国目;スーダン>【注意喚起】日本人にも悪いやつはいる
- 2016/05/12
- 17:58
現在、エチオピア・メケレ。
行ってきました、ナメック星。本当に別の星に行った気分だった。後日詳細レポート!!

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応援よろしくお願いします。現在61位。
これといって特に見所の無いスーダンだけど、人々が底抜けに優しい。
そんなスーダンではまったのが、フレッシュオレンジジューズ。
1杯35円。
日中は40度を超えて何もしなくても汗が吹き出てくる。宿の部屋にも今にも落っこちてきそうな天井扇風機しか無い。
とにかく暑い。
そんなスーダンの救世主がこのオレンジジュース。バスターミナルの入り口にあります。
コップは前の人が使ったものをバケツにの水でガシャガシャ揺すっただけのもの。
でもでも、目の前のミキサーで氷を入れて作ってくれるので出来たてほやほや、きんっきんに冷えてる!!
砂糖が尋常じゃない量入ってて気持ち悪くなりそうだけど、ここ、スーダンで飲むと本当に美味しい!!

1日に3杯も飲んじゃったよ。
エジプトやスーダンにもジューススタンドはあるけど、常温なのよね(`×´)。
スーダンのジュースが懐かしい。
※ここからの内容は私たちの身に起きたちょっとしたトラブルのお話。
結局のところ、私たちは何も被害には合っていません。
だからもしかしたらここまでしなくても良かったのかもしれません。
でも、私たちも決して気分良いわけではなかったし、
今後の人たちへの注意喚起と、同じ日本人として残念だったのでブログにアップすることにしました。
首都ハルツームで泊まった宿にはもう2人日本人がいた。Aさん(女性)とBさん(男性)。
Aさんは小柄な女性。40歳くらいかな?本名は教えてくれず、インドでもらったという洗礼名を名乗っている。
Aさんは本当はこの日に南にむけて出発予定だったらしいけど、日本人に会えて嬉しいから延泊する!と言って私たちと同じ部屋に泊まることに。
そして"エチオピアの国境を越えるまで一緒に行きたい"、と言ってきた。
一緒にカフェに行ったりご飯を食べに行ったりしておしゃべりした。
彼女と話していると時折頭にクエスチョンマークが浮かんでくる。
Aさんはここ数日間体調を崩していて病院に行ったり、ほとんど部屋で寝たきりで過ごしていたらしい。
話をしているうちに、Bさんの話になる。
AさんはBさんをあまり好きではないようで、まくしたてるように私にBさんがいかに悪い人かを訴えてくる。
、、、私、しらんがな(-。-;)。
そんな中で、Aさんは、Bさんに両替をお願いしたらしい。
Aさんの日本円2万円とBさんの30米ドルと400スーダンポンド(多分日本円で8000円くらい。)
これはちょっとおかしいね。
リョウスケくんとシンくんがBさんと話をしてみることになった。
実際話を聞いてみると、、、、別に両替をしたわけではないらしい。
このBさんが彼女の病院代から宿代、食費まで全てを建て替えていたらしい。
そして、Aさんはその時、一銭も持っていなかったのでBさんの好意から30ドルをあげたらしい。
お金を持っていないAさんから、ドルやスーダンポンドで返金してもらうのは忍びないからと、あるだけの日本円で返してもらった。実際のところ、それでも足りていないらしい。
正直、アフリカで日本円なんてタダの紙切れ。国際キャッシュカードを使えない国もあって、みんなアフリカに入る前に米ドルを調達する。ビザ代などは外国人はドル払いしか受け付けてもらえない。
だからドルは本当に貴重。そんなドルをあげるなんてBさんは本当にいい人。
リョウスケくんたちが聞いても内訳は至極まっとう。むしろBさんがかわいそうなくらいだったと。
そんなわけで一件落着!って思った。
が、しばらくするとこっそりとBさんが手紙をくれた。
"Aさんに気を付けてください。
貴重品に気を付けてください。”そんな内容。
リョウスケくんが改めてBさんと話をすると、、、Aさん結構やばい人。
彼女、ほとんどお金を持っていないらしい。口座にも家族だか恋人だか(私は兄って言ってたけど、シンくんには彼氏って言ってたらしい。)から振り込んでもらうまですっからかんらしい。
そして、この宿代もまったく払っていないようだ。
食事に行っても”後で払う”と言ってそれっきり。
本当にたくさんの人に迷惑をかけているらしい。スーダン人がとても優しいのでその優しさにおんぶに抱っこなようだ。同じ日本人として申し訳ない気持ちになる。
そもそも、彼女、ハルツームには他の旅友と数人で到着したらしい。でも私たちが会った時には一人だった。
どうやらそのパーティの中で盗難があったらしい。
それで置いて行かれたようだ。
もちろん彼女が犯人かどうかはわからない。
だけど、一文無しで病院代も宿代も払えなかった彼女の財布にはBさんがあげた30ドル以上のお金が入っていた。
Bさんにもたくさん迷惑をかけている様子。彼は盗難予防のため宿に荷物を一切置いていない。
それどころか、彼女のいろいろなお金を負担したことによりお金のやりくりがおかしくなって旅程を一部変更している。
リョウスケくんがBさんにできる範囲で米ドルの両替を持ちかけたけど、”誰にとってもドルが貴重なのはわかっているから。”と断ってきたのだとか。
さてさてそんな彼女とエチオピア越境をする約束をしてしまった私たち。
私たちがネットで情報収集をしていても一切その輪に入ってこようとしない。
バスのチケットを買うのも人任せ。次に行く町の名前すらわかっていない。
この人、今まで一体どうやってここまで旅をしてきたのだろう。
きっぱり、”あなたと旅することはできません”って言おう。そう思ったけど、Bさんによると、それができないらしい。
振り払ってもついてくる。
だから置いて行かれた。
エジプトからスーダンに入る時も数人と一緒だったらしいが、Aさん曰く、
”私以外ビザが下りなくて一緒に来れなかった。”
、、、いや、これもきっと彼女と離れる嘘だろう、、、。
バスのチケットは一緒に買ってしまっていたのでとりあえず国境の町までのバスが出ているガダリフまでは一
緒に行く。
出発する時、宿の人にも言われた。”彼女に気を付けて。”
そしてなんと、なんかあったら助けになると、ガダリフの家族の電話番号を教えてくれた。
宿からバスターミナルへ向かうタクシーが途中でエンスト∑(゚Д゚)。。。
間に合うかな、、、って思ってたらすぐに次のタクシーが見つかった。
途中まででも乗せてくれたおじさんにチップ渡そうとしたら、、、受け取らなかった。なんとか受け取ってもらったけど、スーダン人のそういうプライドや姿勢も大好き!!
ガダリフの宿、、、4人1部屋。

監獄か、、、( ̄Д ̄;;
シャワーないよ!
ペットボトルに穴開けて作ったシャワーもどき。

人ってバケツに水2杯あったら全身洗えるんだね。

お昼ご飯のモロヘイヤスープがめっちゃ美味しかった!!
スープが美味しすぎて、ご飯と食べたくなった!
ご飯ないかなーなんて言ってたら食べ終わったら出てきた!!どうやらサービスしてくれたみたい。
”あと10分早く出して欲しかった、、、”なんて言いながら食べてみると、、、
∑ヾ( ̄0 ̄;ノおえっっ!!!砂糖が入っていて甘い!!これ、デザートだ!!
さてさて、彼女といかに離れるかを考えなければ。
彼女が部屋にいるときは、必ず誰か1人残って荷物を見張る。
正直、いつまでもこんなことしながら旅をしていたくない。
うちらが考えた結論、、、、ここで置いていく。
だって口で話して分かってもらえる相手ではないから。
嘘をつくこと、だぶんAさんは宿代を払わないから、この宿のスーダン人に迷惑をかけてしまうことが本当に忍びないけど、私たちだって死活問題。
Aさんには朝10時出発と伝え、、、寝る前にバレないようにさりげなく荷物をまとめて、私たちは暗いうちに宿を出た。

スーダンでの朝日。なんか気分よくないね。
写真撮るのが難しいスーダン。田舎のおうちはとんがり帽子。


国境での最後の一時。
ここでも優しいスーダン人。
スーダン側の方が両替レートが良いことを教えてくれたおじさん。両替所まで案内してくれた。
チップくれって言われたけどあげない。
でも小銭が余ったからそれを渡したら、近くの露天でピーナッツ買ってきれくれてそれを私たちにくれた、、、、。
本当になんていい人なんだ。。。もう少しゆっくりしたかったな。
また行きたいって思う国が増えました。次はもう少し涼しい時期に行きたいな。

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とにかく暑い。
そんなスーダンの救世主がこのオレンジジュース。バスターミナルの入り口にあります。
コップは前の人が使ったものをバケツにの水でガシャガシャ揺すっただけのもの。
でもでも、目の前のミキサーで氷を入れて作ってくれるので出来たてほやほや、きんっきんに冷えてる!!
砂糖が尋常じゃない量入ってて気持ち悪くなりそうだけど、ここ、スーダンで飲むと本当に美味しい!!

1日に3杯も飲んじゃったよ。
エジプトやスーダンにもジューススタンドはあるけど、常温なのよね(`×´)。
スーダンのジュースが懐かしい。
※ここからの内容は私たちの身に起きたちょっとしたトラブルのお話。
結局のところ、私たちは何も被害には合っていません。
だからもしかしたらここまでしなくても良かったのかもしれません。
でも、私たちも決して気分良いわけではなかったし、
今後の人たちへの注意喚起と、同じ日本人として残念だったのでブログにアップすることにしました。
首都ハルツームで泊まった宿にはもう2人日本人がいた。Aさん(女性)とBさん(男性)。
Aさんは小柄な女性。40歳くらいかな?本名は教えてくれず、インドでもらったという洗礼名を名乗っている。
Aさんは本当はこの日に南にむけて出発予定だったらしいけど、日本人に会えて嬉しいから延泊する!と言って私たちと同じ部屋に泊まることに。
そして"エチオピアの国境を越えるまで一緒に行きたい"、と言ってきた。
一緒にカフェに行ったりご飯を食べに行ったりしておしゃべりした。
彼女と話していると時折頭にクエスチョンマークが浮かんでくる。
Aさんはここ数日間体調を崩していて病院に行ったり、ほとんど部屋で寝たきりで過ごしていたらしい。
話をしているうちに、Bさんの話になる。
AさんはBさんをあまり好きではないようで、まくしたてるように私にBさんがいかに悪い人かを訴えてくる。
、、、私、しらんがな(-。-;)。
そんな中で、Aさんは、Bさんに両替をお願いしたらしい。
Aさんの日本円2万円とBさんの30米ドルと400スーダンポンド(多分日本円で8000円くらい。)
これはちょっとおかしいね。
リョウスケくんとシンくんがBさんと話をしてみることになった。
実際話を聞いてみると、、、、別に両替をしたわけではないらしい。
このBさんが彼女の病院代から宿代、食費まで全てを建て替えていたらしい。
そして、Aさんはその時、一銭も持っていなかったのでBさんの好意から30ドルをあげたらしい。
お金を持っていないAさんから、ドルやスーダンポンドで返金してもらうのは忍びないからと、あるだけの日本円で返してもらった。実際のところ、それでも足りていないらしい。
正直、アフリカで日本円なんてタダの紙切れ。国際キャッシュカードを使えない国もあって、みんなアフリカに入る前に米ドルを調達する。ビザ代などは外国人はドル払いしか受け付けてもらえない。
だからドルは本当に貴重。そんなドルをあげるなんてBさんは本当にいい人。
リョウスケくんたちが聞いても内訳は至極まっとう。むしろBさんがかわいそうなくらいだったと。
そんなわけで一件落着!って思った。
が、しばらくするとこっそりとBさんが手紙をくれた。
"Aさんに気を付けてください。
貴重品に気を付けてください。”そんな内容。
リョウスケくんが改めてBさんと話をすると、、、Aさん結構やばい人。
彼女、ほとんどお金を持っていないらしい。口座にも家族だか恋人だか(私は兄って言ってたけど、シンくんには彼氏って言ってたらしい。)から振り込んでもらうまですっからかんらしい。
そして、この宿代もまったく払っていないようだ。
食事に行っても”後で払う”と言ってそれっきり。
本当にたくさんの人に迷惑をかけているらしい。スーダン人がとても優しいのでその優しさにおんぶに抱っこなようだ。同じ日本人として申し訳ない気持ちになる。
そもそも、彼女、ハルツームには他の旅友と数人で到着したらしい。でも私たちが会った時には一人だった。
どうやらそのパーティの中で盗難があったらしい。
それで置いて行かれたようだ。
もちろん彼女が犯人かどうかはわからない。
だけど、一文無しで病院代も宿代も払えなかった彼女の財布にはBさんがあげた30ドル以上のお金が入っていた。
Bさんにもたくさん迷惑をかけている様子。彼は盗難予防のため宿に荷物を一切置いていない。
それどころか、彼女のいろいろなお金を負担したことによりお金のやりくりがおかしくなって旅程を一部変更している。
リョウスケくんがBさんにできる範囲で米ドルの両替を持ちかけたけど、”誰にとってもドルが貴重なのはわかっているから。”と断ってきたのだとか。
さてさてそんな彼女とエチオピア越境をする約束をしてしまった私たち。
私たちがネットで情報収集をしていても一切その輪に入ってこようとしない。
バスのチケットを買うのも人任せ。次に行く町の名前すらわかっていない。
この人、今まで一体どうやってここまで旅をしてきたのだろう。
きっぱり、”あなたと旅することはできません”って言おう。そう思ったけど、Bさんによると、それができないらしい。
振り払ってもついてくる。
だから置いて行かれた。
エジプトからスーダンに入る時も数人と一緒だったらしいが、Aさん曰く、
”私以外ビザが下りなくて一緒に来れなかった。”
、、、いや、これもきっと彼女と離れる嘘だろう、、、。
バスのチケットは一緒に買ってしまっていたのでとりあえず国境の町までのバスが出ているガダリフまでは一
緒に行く。
出発する時、宿の人にも言われた。”彼女に気を付けて。”
そしてなんと、なんかあったら助けになると、ガダリフの家族の電話番号を教えてくれた。
宿からバスターミナルへ向かうタクシーが途中でエンスト∑(゚Д゚)。。。
間に合うかな、、、って思ってたらすぐに次のタクシーが見つかった。
途中まででも乗せてくれたおじさんにチップ渡そうとしたら、、、受け取らなかった。なんとか受け取ってもらったけど、スーダン人のそういうプライドや姿勢も大好き!!
ガダリフの宿、、、4人1部屋。

監獄か、、、( ̄Д ̄;;
シャワーないよ!
ペットボトルに穴開けて作ったシャワーもどき。

人ってバケツに水2杯あったら全身洗えるんだね。

お昼ご飯のモロヘイヤスープがめっちゃ美味しかった!!
スープが美味しすぎて、ご飯と食べたくなった!
ご飯ないかなーなんて言ってたら食べ終わったら出てきた!!どうやらサービスしてくれたみたい。
”あと10分早く出して欲しかった、、、”なんて言いながら食べてみると、、、
∑ヾ( ̄0 ̄;ノおえっっ!!!砂糖が入っていて甘い!!これ、デザートだ!!
さてさて、彼女といかに離れるかを考えなければ。
彼女が部屋にいるときは、必ず誰か1人残って荷物を見張る。
正直、いつまでもこんなことしながら旅をしていたくない。
うちらが考えた結論、、、、ここで置いていく。
だって口で話して分かってもらえる相手ではないから。
嘘をつくこと、だぶんAさんは宿代を払わないから、この宿のスーダン人に迷惑をかけてしまうことが本当に忍びないけど、私たちだって死活問題。
Aさんには朝10時出発と伝え、、、寝る前にバレないようにさりげなく荷物をまとめて、私たちは暗いうちに宿を出た。

スーダンでの朝日。なんか気分よくないね。
写真撮るのが難しいスーダン。田舎のおうちはとんがり帽子。


国境での最後の一時。
ここでも優しいスーダン人。
スーダン側の方が両替レートが良いことを教えてくれたおじさん。両替所まで案内してくれた。
チップくれって言われたけどあげない。
でも小銭が余ったからそれを渡したら、近くの露天でピーナッツ買ってきれくれてそれを私たちにくれた、、、、。
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